Therapy&TrainingStudio 東上療術院 院長の独り言

全身ツボ療法(リンパ血液循環療法)とKOBA式体幹バランストレーニングで健康と競技力向上をサポート!

ドクターのお話、大変参考になりました

2021年11月22日 | 健康・病気
11月5日(金)のスポ医検のオンラインセミナー、非常に勉強になりました。
講演はスポ医検機構の代表、大関伸武先生です。東京医科歯科大病院の整形外科医であり、読売巨人軍、ラグビーチームのチームドクターなどされています。

約2時間のセミナーでしたが、聞き入ってるとアッという間に時間が過ぎていました。
テーマは「成長期アスリートの身体を知ろう! ~子どものスポーツ障害を減らすために」でした。
一番印象的だったのが、腰椎分離症です。成長期の腰痛ですが、初期は発見しにくく、繰り返し痛みが続くとそれはもう進行期で、放っておくと終末期=分離して偽関節→すべり症と悪化していく気をつけねばならない障害です。
単なる疲労の腰痛なのか、分離症なのか、初期の判断は難しいですが、繰り返しの腰痛が続く場合はCTやMRIで診断です。



初期から進行期は骨癒合しますが、分離してしまうと癒合は難しいです。
「成長期の障害は成長期でしか治せない」ドクターの仰ってた言葉ですが、早期発見早期治療が欠かせないです。
子供でも症状を訴える子は良いのですが、痛いのに黙ってる子もいます。レギュラー外される、試合に出られないという理由だと思います。
「なんかいつもと動きが違うな」っと保護者や指導者が感じたら、しっかり聞いて練習休止、コンディショニングさせる事も必要です。

腰への負担を減らすためにハムスト、臀部のストレッチが有効です。
腰椎分離症と診断されたら、3ヵ月以上のプレー休止になると思います。休止期間中はストレッチ、体幹の安定性向上のトレーニングで再発防止を目指しましょう。

しかし、中には腰椎分離症でも痛みの無いケースもあります。分離した偽関節のままプロで活躍している選手もいます。
人によってかなり差があるというのも特徴ですね。

僕も育成年代の子たちと接する中で、体のケアの声かけが大事だなと思います。
一番の思いは「ケガの予防のために体幹バランストレがんばろう!」なんですが、これだとやる気が上がらないです(笑)
もっと上手くなる!速くなる!強くなる!って言葉に変換しています。
勿論、効果や結果も出ます!



大阪府南河内郡太子町太子439-1
Therapy&TrainingStudio
東上療術院

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