サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

エコな社会の未来が見えた

2022年12月24日 08時44分27秒 | 時事ネタ

大雪立ち往生でEVのバッテリーはどの程度“もつ”のか? 迫る「電欠」…最も有効な寒さ対策は? 4通りで検証

 

急にやって来た寒波。

昨日は和歌山でもものすごい雪で、道路もあっという間に真っ白になりました。

雪は降ったりやんだりだったので道路まで積もることは無かったけど、それでもかなりの寒さにもう参ってしまいますわ。

寒波なんて来んでええのに。

必要になったら呼ぶからそれまで北の方で待機しといてくださいよ!って言いたいわ。

 

で、この寒波のせいで新潟なんかじゃ道路で車が立ち往生。

数時間レベルならまだギリ我慢できるけど、1日近くになるともうしんどい…どころじゃないよね。

ましてやエアコンが効かなくなったらどうなるの!?

車中で凍死!?

実際、電気自動車なんてどれくらいバッテリー持つのか分からんし、「冷蔵庫 電気なければ ただの箱」じゃないけど、電気自動車も同じことが言える。

フル充電で出発したばかりならまだ多少の不安で済むかも知れないけれど、どこかからの帰途で「充電少ないけどこれなら家まで持つかな」くらいだったらどうなってたんでしょ!?

てか実際こんなことになってる車無かったのかな!?

 

そんな心配してたら冒頭の記事。

暇な方はリンク先から読んでいただければいいし、暇じゃない人のためにかいつまんで書くと…

 

EV車4台で検証。

それぞれ1名乗車。

充電70%の状態で開始。

実験開始時の外気温氷点下8.1℃。

暖房を異なる条件で19時から5時間使用。(人間はその時点で車を降りるも実験は翌朝8時まで継続)

・A車:オートエアコン25度常時稼働
・B車:電気毛布(電源ソケット使用)のみ
・C車:シートヒーターをHiにし、足元には電気フットヒーター(電源ソケット使用)
・D車:毛布のみで、寒く感じたときにエアコンON、寒くなくなったらエアコンOFF

結果。

・A車:70%→38%→4時半頃に残量10%になったため終了
・B車:70%→66%→50%以上
・C車:70%→60%→50%以上
・D車:70%→60%→25%

 検証の結果、電気毛布のみのB車や、シートヒーターと電気フットヒーターを併用したC車は比較的電力の消費が抑えられた。

 

…とのこと。

結論から言えばシートヒーターをメインの暖を取る手段とし、電気毛布や電気フットヒーターを用意しとけばまあまあ最悪の事態(車中で凍死)は避けられるっってことでしょうな。

 

で。

ここからが今日の本題。(←前置き長っ

今世の中ではエコだのSDGsだの言うてやたら環境に配慮だのなんだの言うてます。

それはそれで悪いことでは無いんだろうけど、あまりにも自然エネルギーに重点を置きすぎると痛い目に遭いますよって話。

 

オレが勤務する事業所も実は太陽光発電システムを採用してて、理論上電力会社から電気を購入しなくても事業所の電気を100%まかなえる設計にはなっている。

いわゆる「ZEB」ってやつですわ。

ですが、そんなものは理論上の話であって、現実は厳しい。特に冬場が。

エアコンの設定を手動で出来ないように設定されてて、発電量に応じて自動でエアコンの強弱が変わる。

なので昨日の和歌山のような1日中どんより曇って雪が降ったりやんだりのような時だと発電出来ないもんだから、外気温はエグイくらい低い(最高気温4℃)時に、要は一番エアコンが欲しい時に効かない状態

もう寒いのなんの。

まあ外よりはマシやけど、手足が冷たいのなんのって。

これの極端バージョンが今回の新潟での立ち往生の車中ってことでしょ。

ほんま厳しいよね。

 

そして地球温暖化対策?だか何だか知らんけどメガソーラなんて言うて今どんどん太陽光パネルが設置されてるけど、それはどこへ設置されてる?

オレの住む和歌山でもどんどん山を削って設置されているよ。

遠くに見える山の中腹あたりにズラーーーーーーーーーーっと太陽光パネルが並んでおるよ。

 

co2を排出しない自然エネルギーは理想。

でも、その理想を叶えるために本来co2を吸収するのに大事な役割を担ってる山林を削って太陽光パネルを設置て、それやってることが本末転倒じゃね?

おまけに本当に大量の電気が必要な寒い時や大雪の時には太陽が弱すぎで発電出来ないなんて、何の意味あるん?って話。

数十年後には山林削って設置された太陽光パネルは役目を終えて産廃となってそのままその場に放棄。

もともときれいな森林が、草木も生えないゴミの山と化しただけ…。

発電も出来ない、co2も吸収出来ない、ガソリン車を廃止した結果、電気が無いから車も動かせない、暖も取れない。

そんな冬を過ごす日本の未来が見えました。

 

…ってそれはまあ極端な話やけど、でもこれが日本で小中学生に授業の一環として教育し、各企業が「わが社は環境に配慮しています!」と必死こいてアピールしているSDGsの未来ですよ。

太陽光パネル設置義務化?何て言い出した小池知事の東京の皆さん、数年後の冬あたりからきっと厳しい寒さを耐えることになるでしょうね。

オレはそんな未来はごめんだね。

地球温暖化よりも電気の無い中での寒さの方がオレは怖いわ。

今のうちに原発も安全を配慮した上でしっかり稼働させるべきだし、化石燃料を使った発電も必要な力として認めてうまいこと活用していくことが大事じゃね?って思う。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする