近隣住民の苦情で公園廃止、荻原健司市長「個人攻撃の様相が見られることを危惧」
冒頭のリンク記事の話。
どんな話?
簡潔に言えば長野市青木島町大塚の公園「青木島遊園地」が年度末で廃止されることに。
理由は近隣住民1軒から「子供の声がうるさいなど」の苦情があったから。
これだけ聞いたら…
たった1軒からの苦情のみで公園を廃止てどういうこと!?
しかも子供の声がうるさいて、そもそも公園で子供が遊ぶのは当たり前!
それが我慢ならんて、どんだけ傲慢な住民なんだ!
…と、誰しもが思う。
オレかて思った。最初は。
真偽は不明だが、ネット上の情報によりますとこの苦情を挙げたのは大学の先生だとか。
これが多分市長の言う「個人攻撃の様相が見られることの危惧」なんだろうね。
公園の具体的な名前が分かってしまっている以上、子供の声がうるさいと感じるくらいの公園の近くに住んでる大学教授と言えばそう何軒も無いでしょうからね。
で、ここからオレの個人的見解。
このニュースには見え方が2つあるように思う。
その見方が違えば内容も大きく変わって来る。
見方1つ目。内容を報道どおりに素直に受け取った場合。
大学教授と言う地位も名誉もある人間が苦情を言う。
「オレの言うことが正しい!行政はオレの苦情を真摯に受け止めて対応しろ!」
…みたいな感じなのだとしたら、この大学教授も問題やけどそれを受けて対応した行政側も問題。
何でたった1軒だけの苦情で行政がここまでする?
結局はまた公務員得意の「事なかれ主義か!?」ってこと。
多数決が原則の民主主義の世の中で、少数派ながらも声のでかい&態度のでかい人間の応対が面倒だから少数派の言う事を聞いたのか?って話。
こんなことしてたら某半島がルーツの在日●国人が生活保護を受けたり在日特権受けたりしてるのと同じ図式やん!
こんなもの、民主主義の冒涜以外の何物でも無い許されざる行為ですよ。
見方2つ目。報道する側に都合の良いことだけ切り貼りだった場合。
またまた真偽が定かでは無いネット情報によりますと、この大学教授が苦情を言ったのは「子どもの声がうるさい!」だけでは無いと。
だって冒頭のリンク記事内にも書いてるやん。
「子どもの声がうるさい」などの苦情…と。
などの…すなわち他の内容の苦情もあった、と匂わしている。
要は子どもの声がうるさいだけじゃなく、夜中に素行の悪い連中が公園に集まってマフラー改造した車やバイクを空ぶかししたり大声で騒いだり、昼間も公園に子どもを遊びに連れて来た保護者が車を迷惑駐車したり、エンジンかけっぱなしだから排ガス臭いとか、そういうことも苦情として言ったとの情報も。
これが本当なら、報道するマスコミが「子どもの声」だけを強調してるもんだから心の狭いわがまま大学教授の苦情で公園廃止、みたいな図式になってしまっている。
こういう図式にした方が視聴者・読者に受けが良いだろう。
が、こういう図式にされた大学教授側はいい迷惑だ。
確かに報道した内容は嘘ではない。
が、部分的に視聴者・読者受けする部分だけ切り貼りして報道しているとしたらこれは大問題ですよ。
言いにくいことを住民代表として言った大学教授を自分勝手のわがままな人間像にしてしまっているんだから。
マスコミに言いたい。
報道の自由とは「都合の良い部分だけを報道していい」のではない。
権力に屈せず、自社の主張をできる自由のことだからな!
今のところどっちが正しい内容なのか分からない。
が、いずれの場合も一番迷惑してるのは子供だろうな。
公園は本来子供の遊び場。
そこが無くなってしまったんだから。
そして最近の公園ってのは公園内であんなことしちゃだめ、こんなことしちゃだめとか、とにかく禁止や制約が多すぎる。
オレが子どもの頃には当たり前にあった遊具なんかも「事故が起きる危険ガー!」とかで今は遊具がほぼ無い公園なんかもある。
揚げ句にうるさいから大声出すなとか、じゃあ子供は公園で何しろっての?
今回のケースでは公園廃止にまで。
本来大声出して走り回る公園でそれが出来ないなら、じゃあもう家に帰ってゲームでもしようってなるやん。
そしたら今度は「最近の子どもは外で遊ばず家でゲームばかり」とか、ほんま子ども側にしてみたら「どないせえっちゅーねん!!」って話だわな。
そして公園には暇なジジイとババアしか集まらないのであった。。。
今回のニュースを纏めるとしたら…
公園で遊ぶ子供の声に文句を言うな!
そんな文句で役所も真に受けていちいち対応すんな!
マスコミは情報は正確に伝えろ!
…てことでしょうな。
もう今年も残すところあと20日ほど。
細かいことに波風立てず心穏やかに過ごしましょうよ