薩摩旅行3日目(17日)
宿が霧島の山上だったのでホテルからの景色は最高である。 錦江湾に浮かぶ桜島、鹿児島空港、国分方面等が一望できる。 朝食後、ホテル裏庭から桜島を臨む足湯の所から1枚。(まだ薄暗い)
部屋から桜島。 朝モヤでコントラストが低いがそれなりに風情がある。
宿を出発時に玄関を見たら珍しいものがあった。 コンクリート作りの郵便ポストだ。 現役のポストだそうである。 なんでもこのタイプは日本で現存するのは2本だけとか・・・ なんだか今回の旅は「日本○○」といったのに出会うなぁ。
宿を後にして霧島神宮に向かう。 写真は霧島温泉。 正に霧島の風情である。
高千穂河原。 旧の霧島神宮跡である。 雪が残っている。 先週、降ったとのこと。後は高千穂峰。 ここも信仰の山である。
こちらが現在の霧島神宮である。 まだ、初詣らしき人々が多かった。
霧島神宮から、えびの高原へ。 先週の降雪が残っている。 ここは鹿児島県と宮崎県の県境。 車を走らせていると何と前方に「鹿」がいる。 思わず何枚かシャッターを下ろす。 鹿児島の自然には鹿が多い。 「鹿児島」の名前の由来には諸説あるが「鹿児島そのものの名の由来は、野生の鹿の子が多く生息していたからとか」の説が分かり易く楽しい。
これお気に入りの写真。
えびの高原の峠の所。 韓国岳の方向。
山上の湖(不動池)
高原を下り、鹿児島空港へ向かう。 途中、また昨日の「福寿温泉」へ寄る。
空港では、同居の友はお土産あさりである。(まぁ、良しするか?)
鹿児島空港での一こまである。飛行場に足湯があるのも素敵でしょ!
あぁ、今日もいい日だった。
いい旅だった。 今度はいつ来れるのかな~。
薩摩旅行2日目(16日)
宿での夜が明けた。窓から錦江湾、遠景は大隈半島である。鹿児島の朝は遅い。東京と比べると40~50分の違いである。 起きぬけの1枚。
ホテル出発時に見た大きな桜島大根(これ、結構大きいよ!)
朝食後、開聞岳(標高924mの火山で日本百名山の一つ。山麓の北東半分は陸地に南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。大変姿の美しい山です)方面へ向かう。 今回の旅の主要目的でもある。 先ずは長崎鼻である。 海岸線と開聞岳を1枚。
西大山駅に立寄る。無人駅だが観光スポットである。 「本土最南端の駅」が売りである。 菜の花畑の後に開聞岳が美しい。
開聞岳のビュースポイント、「瀬平公園」に向かう。ここは、光の向きは、午後のが良いが、贅沢言ってはいられない。撮っては眺め、撮っては眺めである。
次は、頴娃(えい)である。ここでの目当ては茶畑と大根干しである。この時期、大根干しは外せない。 立派なものである。 7から8段のはぜ、横は長いものだと50m以上もある。壮観である。 タイミングもよかった。 農家の方がはぜに大根を鰍ッている風景にも出くわした。
これは、茶畑。 頴娃茶の産地である
大根干し(立派なものでしょ)
薩摩一宮「枚聞神社(ひらきき神社)」 鳥居の真ん中に見えるのも開聞岳。こんなのを見ると開聞岳が信仰の山であることがよく分かります。 美しい姿に神を感じたのでしょう。
これは「池田湖」からの開聞岳。菜の花真っ盛りです。
池田湖を後に、一路、鹿児島市経由で霧島へ向かう。 鹿児島市の「石橋公園」である。NHKのドラマ「篤姫」でも何度か見えた「西田橋」。この橋の後ろも桜島である。(注:西田橋は本来はこの場所ではなっかったのですが、86水害の際、流されてここに移築したものです)
霧島へ向かうついでに立寄った「嘉例川駅」。 日本で一番古い駅舎だとか。ノスタルジックな光景です。 まっちゃんがいたころは通人が訪れる程度でしたが、今は観光バスも立ち寄ります。
〔覚えたての薀蓄です〕
■嘉例川駅は明治36年開業(築105年) 何と明治ですよ!
■昭和2年までの「鹿児島本線」。
■「艦砲射撃を受けられない山中を通せ」の高官の一言で山中の路線になった。
駅舎内は、セピア調で一枚。
今日のポイントの最後は「福寿温泉」である。 写真を撮る旅行だったが、この温泉だけには絶対に入ると決めてきました。ここの泉質は、すばらしい。 まっちゃんはあえて「日本一」といっておきます。 なんの飾り気もない立ち寄り湯です。 料金は今時たったの100円。 ここは今回も2回寄ってしまいました。 温泉の管理のおばあちゃんもお元気でした。
相変わらずいい湯である。 長生きしそうだ。(迷惑かな?)
入浴後、今夜の宿、霧島のホテルへ向かう。(旅行人山荘)
ホテルから眺める桜島も最高。遠くに開聞岳も見えました。
貸切の露天風呂には「鹿」さんもお出ででした~。
あぁ、今日もいい日だった。
薩摩旅行1日目(15日)
約6年振りの鹿児島旅行である。鹿児島は会社生活の終わりに4年間暮らした土地である。永住したいとも思った土地である。 旅行前からワクワクであった。
今回の旅は
①桜島の写真を撮る
②開聞岳の写真を撮る
③頴娃の大根干しの写真を撮る
④お気に入りの温泉を再訪する
⑤会社の旧知の方々を訪れる
等々、欲張っていますがどうなることやら・・・
鹿児島に着いた。
鹿児島空港の待合室からは霧島連山が一望できる。 何と主峰の韓国岳(からくにだけ)が冠雪している。(因みに、韓国岳頂上から韓国は見えません)
先ずは、レンタカーで空港から、お世話になった会社に向かう。 会社の規模も大きくなり、社員も皆、元気そうでホッとした。 しばし談笑して城山へ向かう。 西郷さんが最後をとげた小山である。 ここは桜島のビューポイントでもある。 素晴らしい眺めだ。 左手に鹿児島での我が家だったマンションも見える。 変わらない景色だ。 噴煙のたなびく感じもいい。
しばらく写真を撮っていたら、湾内(錦江湾)に潜水艦が浮かんでいるのが見えた。 なんと帆船も見える。 日本丸である。 なんと良いタイミングだろう。
城山を後にして今日の宿泊地、指宿へ向かう。(指宿白水館)
宿では久し振りの砂蒸風呂に入った。 暑い、暑いである。 15分位が限度かな?
夕食時は当然「薩摩の芋焼酎」である。 久し振りの薩摩料理だ。 料理の味が甘い。転勤してきたころ、こちらの味付けがすごく甘いので参ったがすぐ馴染んだ。6年振りにこちらの料理を味わったが、やっぱり甘いのだ。(でもおいしい料理でした)
夕食後、一風呂浴びてバタンキュー。
あぁ 今日もいい一日だった。
今年の6月、職場の旅行で「塩原」に行った。 「塩原」は紅葉の名所である。秋に来たいと思っていたのでャCントを覚えておいた。 その際のガイドさんの話だと「塩原」の紅葉は11月の1週目あたりだとのこと。今年の紅葉は「塩原」あたりに決めていた。
1日目:(11月1日)
佐倉を5:30発、東北道で西那須野塩原まで行く。 インターを降りるとすぐ塩原の入り口である。先ず、道の駅?で一服。 ここまで約3時間。 近いものである。 売店は「きのこ」「大根」の山である。 女房は明日の夕食は「きのこ汁」とかいってもう買い物である。 ここで珍しい物に出会った。なんと「桜島大根」である。「桜島大根」は鹿児島転勤時代によくお目にかかったが、鹿児島以外で見たのは初めてである。 懐かしい。 桜島のものよりやや小ぶりだが、それでも直径30cm以上ある。 思わず、200円(安い)投資。
休憩後「もみじ谷大吊橋」へ。渓谷美である。 大吊橋を往復して(¥300)何枚か撮影。 1週後が見頃かな?
大吊橋から「回顧(みかえり)の吊橋」へ。 塩原はなんといっても渓谷美なので渓谷が中心となる。 文豪も愛した「塩原」だけに、いたるところに、文学碑の類がある。 文学にご趣味の方は文学碑めぐりもよし。
回顧の吊橋から「七つ岩」へ。 ここも吊橋である。 地域の方々が大根汁を振舞ってくれていたのでおいしくいただく。 (このあたり撮影時は曇り空でやや憂鬱)
日塩もみじラインに入る前に「塩原八幡宮」に寄る。
逆さ杉、気の杉など。 ここの小さな池の水の澄んでいるのは絶品。鯉の色が綺麗に見える。
さあ、お目当ての「日塩もみじライン」経由で、竜王峡に向かう。紅葉はドンピシャである。道路も空いている。途中で下車しながら撮影しの繰り返しである。
下の写真は今回の旅行でのお気に入りャCント。 (ほんの数メートル左右に移動するだけで同じ木の紅葉の色がガラッと変わっていたのには驚いた<帰宅後、整理していて気がついた>)
昼食は竜王峡の駐車場内で蕎麦。 ここの蕎麦が当たりだった。(まいう~) 何軒かの中で最も混んでいる蕎麦屋を選んだ。行列である。(隣の蕎麦屋はガ~ラガラ) 商売は難しい。
ここ竜王峡でウォーキングがてら撮影した。 まだ2時頃なのに渓谷は薄暗い。ここは午前のポイントである。 虹見の滝と虹見橋が良い。 美しい渓谷である。
ここを後にして宿泊場所の湯西川温泉へ向かう。 時刻は14時。(日帰り旅行でも問題ない) 竜王峡から小一時間かかって湯西川温泉へ。 15時、少し早いチェックイン、なんとウェルカムドリンク付き(お好きな方は飲み放題?)。 温泉三昧も悪くない。 いい湯である。 宿は山中に似合わずバブリーな造りである。 食事は田舎料理だが地酒が獅「。
2日目:(11月2日)
2日目は日光~奥日光散策の予定だったが、あまりにも湯西川沿いの紅葉が見事だったのと、こんな山奥に今度はいつこれるだろうかと考えて急遽予定変更。日光はパスしてこのあたりの散策と撮影をすることにした。
朝8時、霜が降りている。気温は2度C。多分、朝方は零下だったろう。
霜の花も良い。
平家の里へ寄った。 ここ湯西川は平家の落人伝説の地である。 パスしようとも考えたがめったに来れるところでもない。 ほんの観光のつもりだった。 だがこれまた大当たり。 庭の紅葉と茅葺の家の風情がベストマッチだった。
帰路、湯西川の山並みを見ながら撮影した。 よく「息を飲むような美しさ」と表現されるが、正にそんな光景である。 長生きしたいものだ。 また来たい。
ここに鉄道が走っていることは今回初めて知った。野岩線という。(東武浅草から連絡あり)。 湯西川温泉駅(地下駅である)に入場券を買って入る。 地下駅から鉄橋につながっている。 この鉄橋を眺める道路(鬼怒川と会津を結ぶ国道)が絶景である。
橋から写真を撮ろうとしたら同好の志が鉄橋に向けて三脚を立てている。聞くと20分後にこの鉄橋を電車が通るとのことである。 あぁ、またも良いタイミングだ。 橋の上で待つことしばし「来た!」会津方面行きの2両編成だ。駅から出発直後なのでゆっくり走ってくれているので撮影も楽だ。(写真右側が会津方面) 年を取ったらこの列車で会津に行くのも悪くない。
電車の写真を撮って一路、佐倉へ。 3時間ドライブだ。 帰路、まだ日光方面に向かう方は渋滞である。 こっちは早めの帰宅だ。道路も空いている。 15時30分帰宅。
あぁ、今日もめっぽういい日だった・・・
上高地に行ってきた。12年振りである。夏も終わり、紅葉には早いが静寂な上高地もいいだろうと思った。
■13日
今日は、上高地に入る予定だったが空模様がおかしかったので、高山をぶらつくことにした、本当は白川郷にも行きたかったのだが時間の関係で省略した。 高山は相変わらずの人気観光地である。 観光客で一杯だ。 それにしても「松本」から「高山」は便利になった。 安房トンネル開通の賜物である。1時間もの短縮である。
【この風情、洒落てますね~ (こんなのが一杯)】


高山で2時間ほどぶらついて宿の奥飛騨(新平湯温泉)へ向かう。 山中の宿である。 泉質も良い。

■14日
14日は、上高地散策である。一日遅らせたのは大正解である。晴天の中、大正池から河童橋へ左岸を歩くことにした。
大正池は美しい、焼岳が池に映る。でも、ちょっと景色の感覚が違う。大正池が以前より小さいのだ。焼岳からの土砂で少しづつ埋まってきたようだ。あと何年持つのだろうか。
【大正池と焼岳(池に映っている山)】

【田代池周辺】 秋を感じる色であった。穏やかである。

左岸を歩いて思い出した。12年前のGWの時は雪で一杯だった。この時、リバーサルフィルムで傑作を信じて撮影して、帰宅してラボから帰った雪の写真は全部露出アンダーだった。 これを機会に露出の勉強をしたのである。
左岸は左手に梓川越しに、奥穂高連峰・明神岳が美しい。
しばらく歩くと河童橋である。 静寂の上高地を求めてきたのだが「銀座並み」の人の多さだ。
【右が明神、奥穂には雲】

【河童橋】

昼食後、明神遊歩道を(梓川右岸)歩き、お気に入りスャbトで何枚か撮影。ここの景色は飽きない。
【水に映るは六百山】

明神のビュースャbトで折り返し、河童橋から帰路に着く。今宵は里山辺(美ヶ原温泉)だ。 ここの温泉は、ややぬるめだが気持ち良い。
■15日
里山辺から扉温泉経由で美ヶ原へ。 里山辺あたりは、今のシーズンは葡萄の里となる。ワイナリーで葡萄を食し秘湯、扉温泉へ。
扉温泉からビーナスラインへ出る道は凄かった。
すれ違いも出来ない道を約30分。対向車が来ないことを祈った。(1台だけすれ違い)広い道に出てホッとした。 隣に座っているお方?は、終始「大丈夫?」の声のみ。こっちもハラハラドキドキなのだ。
美ヶ原、気温は13度C。(寒い) それもそうだ、ここは標高2000mである。 こんな高度の場所に、こんなだだっ広い空間があるのが信じられない。 30分程、花の写真を撮って下界へ。 途中「白樺平」の白樺が美しい。

あぁ、今日もいい日だった。