江戸散歩(その1)

2013-07-30 18:53:00 | 江戸散歩
平成23年7月30日

暑い → クーラー → 閉じこもり → 足が弱る → ますます閉じこもる ・・・ の悪循環に入りそうだ。 一冊の本に出合った。 「地下鉄で行く江戸・東京ぶらり歴史散歩」という本だ。 この本が実に良い。 よくある観光ガイドとは一線を画している。 えっ! という記述が随所にある。 コラムがよい。 これに出会って、閉じこもりから脱出しようと思った。


東京駅から二重橋へ。 二重橋は中学の修学旅行が最初だ。 就職し、2度位は来た思い出もあるが、ここ20年は来ていない。 写真で何回も見たせいか、何か懐かしい光景だ。


二重橋から坂下門へ


蛤濠が美しい


大手門から東御苑に入る。 東御苑は10年振りくらいだ。


同心番所、百人番所、大番所と続く。 写真は大番所。


大番所から中雀門経由で上の広場にでて、野草の島へ。 暑い中の涼しげな野草もいい。


富士見櫓。 いい風情だ。


本丸大芝生を右に見て、松の大廊下跡、茶畑、石室経由で天守台へ、往時の50mを超える天守閣を見たいものだ。


大奥跡、本丸大芝生経由でUターンの感じ。 広場が美しい。


二の丸雑木林。 昭和天皇の御発意で作られたと聞く。 武蔵野を思わせる雑木林の風情だ。 ヤマユリも咲いていた。


二の丸庭園。 円安のせいか外人旅行客が多かった。 日本人は10%位か? いいことだ。
この庭園が外人旅行客の一番人気だった感じだ。 日本の美を感じるのだろうか?



大手門に戻り、大手町でビール付の昼食(うまかった~)。 東京駅起点で写真を撮りながら約3時間の歴史散歩だった。 帰路は銀座に出て、新歌舞伎座の地下売店を冷かして帰宅。

あぁ、今日もいい日だった。 前述の本では、江戸散歩を15ブロックに分けて書いてある。 1年位かけて回ろうとも思う。 写真仲間も誘おうかな。



武蔵野観音巡礼(その3)

2013-07-26 20:00:00 | 武蔵野33観音
武蔵野33観音巡礼の3回目である。 今年の夏は、天気が読めないので前日に順礼を判断した。2回目に引き続き、所沢の札所からである。 今日もナビ頼りで回ることになる。

先ずは、14番妙善院である。 三ケ島という地区である。 当寺は狭山33観音33番の結願寺でもある。当寺を中興した卍杲(まんこう)和尚の力と聞く。

14番 妙善寺の山門


15番 松林寺 松の美しい寺である。 


この紋も、まさに松林寺です。


16番 慈眼寺 この札所から、狭山の札所となる。 山門も風情がある。 最近、大改修がされたようでこの鐘楼も近代的な形です。 


17番 徳林寺 狭山の札所。 先ず、徳林寺で参拝、納経をお願いして、観音堂へ向かう。この写真は徳林寺の山門脇。


観音堂へは、徒歩で5分位の高台です。 大きな観音像に圧唐ウれる。 この観音堂は、現住職のお力の賜物です。 お堂を参拝した時、「私の先生が建てたのですよ」とご案内下さった方がいた。 ご住職が教職だったのでしょう。また、自慢の先生だったのでしょう。


18番 蓮華院 入間の札所。 17番を参拝後、昼食をとり、当寺へ。 まだ13時前なので本堂を参拝後、境内を散策した。 植栽の美しい寺である。 納経所(庫裏)横の庭園が美しい。


百日紅も綺麗だった。


19番 東光寺 ここも名刹である。 写真は、門前からの美しい鐘楼。 境内に「多羅葉」の大木あり。 この木の裏側には、尖ったもので字を書くことができ、これが葉書の語源と言われている。 「ジッパ」とも呼ばれているようです。


20番 龍圓寺 新久(あらく)観音と呼ばれている。 女房の会社時代の友人がこの近くにお住まいのようです。 由緒ある名刹で管理されている墓地も凄い広さである。 写真は観音堂。 当寺では、お茶のご接待をしていただいた。


21番 高正寺 背面の山に抱かれた大寺である。 鐘楼も美しい。 境内には、羅漢像があり、いいお顔をしていた。


22番 圓照寺 本日の打ち止めの札所。 絵馬でも有名な寺。 この辺りでは、観音札所と言うよりも「弁天様」で有名。 境内には、いくつもの池があり美しい。 写真は、弁天様と池。 時間の関係で絵馬の拝観はパスしたが、必ず再訪するつもりだ。


武蔵野33も後2回位で結願の予定である。 今日は、天候も不安だったが、平安な旅だった。
お蔭で巡礼も快調で7札所のつもりだったが9札所参拝できた。

あぁ、今日もいい日だった。 引き続き、無事、巡礼できることを祈る。

武蔵野観音巡礼(その2)

2013-07-03 17:09:00 | 武蔵野33観音
昨年の12月に武蔵野33観音を発願してから半年過ぎた。 この間に、猿島阪東のご開帳があったり、越後観音のご開帳があったりして時間が経ってしまった。 梅雨時だが、今日は一日天気も持ちそうなので武蔵野観音巡礼の2回目を回ることにした。 
今日は、東村山~所沢の7番から13番を予定する。

 
7番 徳蔵寺(東村山) 板碑の保存館があります。 バス停も徳蔵寺。


8番 圓乗院(東大和) 山門を望む風情がいい寺です。 参拝時も絵画の仲間がスケッチしていました。


9番 實蔵院(所沢) ここからが埼玉県の札所。 緑につつまれた古寺の風格あり。  


10番 新光寺(所沢)11時半頃には、ここ新光寺の参拝を終えて、納経をお願いしようとしたのだが、あいにくお寺の方は、留守のようなので、昼食後に再訪した。 ここの山門は、大変に珍しい形をしている(竜宮城?)。 山門前は、旧鎌倉街道(看板もあり)。


11番 普門院(所沢) ここには、2体の観音像があるが、山門近くに、ボケ除け地蔵尊あり。 このお顔がいいのだ。(地蔵尊は、この老夫婦の背面)


12番 全徳寺(所沢) 曹洞宗の寺。 境内も曹ォ清められていて清々しい。写真は、本堂。 山号は梅林山。 境内にも梅の木がちょうど食べ頃の実をつけていた。


12番の観音堂 


13番 金乗院(山口観音) 西武ドーム球場の隣です。 大寺である。 その中でもこの八角の五重塔は異様な美しさである。 四国88と西国33の移し札所もあり。


13番 新田義貞の霊馬堂(当寺は義貞の祈願所) 


13番 水子地蔵(凄い数です)

当寺は、見るものが多い寺です。 数時間位いても飽きないと思う。 本堂裏の「裏観音」も必見。

ここ13番で本日の巡礼は打ち止めとした。 今日の参拝での思いは、「狭山観音霊場」である。 10番のご住職のお話では、狭山観音霊場は江戸時代から、武蔵野観音霊場は昭和の創設。 狭山観音霊場は、無住のお寺も多いのですが歴史もあるので、是非、お詣りくださいと言われた。 来年の目標にしておきます。

あぁ、今日もいい日だった。 武蔵野もあと3回は来ねばなるまい。 残りは、番外札所も入れて21札所である。 9月には、結願したい。