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武蔵野33観音(結願)

2013-09-22 23:18:00 | 武蔵野33観音
平成25年9月20日
昨年12月に練馬の長命寺で武蔵野33観音の発願をして以来、今日が5回目の武蔵野巡礼だ。 今日にしたのは、日高の巾着田の曼珠沙華が見頃の筈だからである。 無事、結願したいと願って出発した。 今日は29番から33番までの5札所である。

先ずは、29番 長念寺である。 この札所で印象的だったのは、鐘楼である。 梵鐘の模様が面白い。ハレー彗星が陽刻されているのだ。 また、鐘楼の天井絵が印象的だ。写真は、その中の1枚。


30番 福徳寺。 ここの阿弥陀堂は、実に美しい形をしている。 屋根のカーブにはほれぼれした。 国指定の重要文化財の建築物である。 当寺の納経所は、ここから1Km程離れた、興徳寺であり、ここも参拝した。


31番 法光寺 この地の名刹である。 ここを参拝したら、近くの山上の岩殿観音窟を参らない訳にはいかない。 約15分位の登山だ。 老いの身にはきつかったが登り終えた喜びも大きい。


32番 天龍寺(子ノ権現) 31番までは、自動車でゆうゆうドライブの気分だったが、ここからはそうはいかない。 細い道を対向車がこないでほしいと願いながら走った。 山門の後ろの仁王様の大きさに圧唐ウれる。


子ノ権現は、足腰の守護に霊験あらたかなところ。 境内の大きな鉄の草履もそれに因んだもの。


33番 八王寺(虫宦j。 32番からここへの道がまた凄かった。 到着してホットした。 結願寺に相応しい霊気ある寺である。 また神仏習合のの姿も留めている。 写真は、有名な茅の輪。 実にいい風情である。


神社建設の本殿。 牛頭天王が祀られている。 


武蔵野33観音巡礼は、当、八王寺で結願した。 観音様のご加護で無事結願できたことを感謝する。

巡礼も終わったので、日高の巾着田へ曼珠沙華の写真を撮りにいった。 百万本という大変な数に驚く。 


近くの高麗神社へお礼詣り。「天下大将軍」「地下女将軍」とはどういうことだろうか? ここ辺りは、26番 聖天院もそうだが、高麗人が多く暮らしていて、名残の旧跡も多い。 韓国のトップも是非お詣りして、日韓の本当の歴史を感じて欲しいと思う。

「天下大将軍は地下女将軍と対を成す韓国・朝鮮の神様で、前者は天からの悪霊から、後者は地中からの悪霊から村を守る守り神で、村の入り口に立っている」とのことです。

あぁ 今日は格別にいい日だった。 帰路は、渋滞も激しかったが問題なし。

さて、武蔵野観音を結願した訳だが、次は、どこにしようか。 悩ましい。 武蔵野観音の結願で観音巡礼も345札所を回ったことになる。 健康で、もっと回りたいものだ。

武蔵野33観音(その4)

2013-09-06 20:03:00 | 武蔵野33観音
平成25年9月6日
武蔵野33観音巡礼の4回目である。 今日は、飯能、日高の札所を回る。 4回目となり、だんだん奥武蔵野らしい景色になってきた。
 
先ずは、23番浄心寺。 矢颪(やおろし)の毘沙門天として有名。 緑に囲まれた美しい札所である。 写真は観音堂


24番観音寺。 境内にはいろんなものがある。 この象さん、蓮の花、大きなどんぐりの木・・・。境内からの景色もいいよ! 


24番の札所本尊 如意輪観世音 実に美しいお姿である。


25番圓泉寺 境内の菩提樹が見事。 ペットのお墓も管理されている。


番外霊巌寺 本堂の形がいい。


26番聖天院 大寺である。 高麗人の郷。 なにか朝鮮を思わせる風情である。 この地、高麗には、高麗神宮もある。 高麗と縁の深い地でもある。 韓国の方々(政治家達)も、この地のこの寺を訪れ、日朝の歴史を感じて欲しい。


26番の池 美しい庭園の池


27番勝音寺 ちょっと判りにくい場所だった。 本堂が美しい。


28番龍泉寺 天井の見事な曼荼羅絵


28番の境内には、100種類以上の蓮の種類がある。


今日は、日高を回ったので、巾着田の曼珠沙華も見たいと思ったが、見頃は20日頃とのこと。次回の楽しみにしたい。 さて、本日までに28札所と番外1寺を回ったので、残りは、5札所となった。 次回は結願の旅となろう。 秩父にも行きたいなぁ~

あぁ、今日もいい日だった。 

武蔵野観音巡礼(その3)

2013-07-26 20:00:00 | 武蔵野33観音
武蔵野33観音巡礼の3回目である。 今年の夏は、天気が読めないので前日に順礼を判断した。2回目に引き続き、所沢の札所からである。 今日もナビ頼りで回ることになる。

先ずは、14番妙善院である。 三ケ島という地区である。 当寺は狭山33観音33番の結願寺でもある。当寺を中興した卍杲(まんこう)和尚の力と聞く。

14番 妙善寺の山門


15番 松林寺 松の美しい寺である。 


この紋も、まさに松林寺です。


16番 慈眼寺 この札所から、狭山の札所となる。 山門も風情がある。 最近、大改修がされたようでこの鐘楼も近代的な形です。 


17番 徳林寺 狭山の札所。 先ず、徳林寺で参拝、納経をお願いして、観音堂へ向かう。この写真は徳林寺の山門脇。


観音堂へは、徒歩で5分位の高台です。 大きな観音像に圧唐ウれる。 この観音堂は、現住職のお力の賜物です。 お堂を参拝した時、「私の先生が建てたのですよ」とご案内下さった方がいた。 ご住職が教職だったのでしょう。また、自慢の先生だったのでしょう。


18番 蓮華院 入間の札所。 17番を参拝後、昼食をとり、当寺へ。 まだ13時前なので本堂を参拝後、境内を散策した。 植栽の美しい寺である。 納経所(庫裏)横の庭園が美しい。


百日紅も綺麗だった。


19番 東光寺 ここも名刹である。 写真は、門前からの美しい鐘楼。 境内に「多羅葉」の大木あり。 この木の裏側には、尖ったもので字を書くことができ、これが葉書の語源と言われている。 「ジッパ」とも呼ばれているようです。


20番 龍圓寺 新久(あらく)観音と呼ばれている。 女房の会社時代の友人がこの近くにお住まいのようです。 由緒ある名刹で管理されている墓地も凄い広さである。 写真は観音堂。 当寺では、お茶のご接待をしていただいた。


21番 高正寺 背面の山に抱かれた大寺である。 鐘楼も美しい。 境内には、羅漢像があり、いいお顔をしていた。


22番 圓照寺 本日の打ち止めの札所。 絵馬でも有名な寺。 この辺りでは、観音札所と言うよりも「弁天様」で有名。 境内には、いくつもの池があり美しい。 写真は、弁天様と池。 時間の関係で絵馬の拝観はパスしたが、必ず再訪するつもりだ。


武蔵野33も後2回位で結願の予定である。 今日は、天候も不安だったが、平安な旅だった。
お蔭で巡礼も快調で7札所のつもりだったが9札所参拝できた。

あぁ、今日もいい日だった。 引き続き、無事、巡礼できることを祈る。

武蔵野観音巡礼(その2)

2013-07-03 17:09:00 | 武蔵野33観音
昨年の12月に武蔵野33観音を発願してから半年過ぎた。 この間に、猿島阪東のご開帳があったり、越後観音のご開帳があったりして時間が経ってしまった。 梅雨時だが、今日は一日天気も持ちそうなので武蔵野観音巡礼の2回目を回ることにした。 
今日は、東村山~所沢の7番から13番を予定する。

 
7番 徳蔵寺(東村山) 板碑の保存館があります。 バス停も徳蔵寺。


8番 圓乗院(東大和) 山門を望む風情がいい寺です。 参拝時も絵画の仲間がスケッチしていました。


9番 實蔵院(所沢) ここからが埼玉県の札所。 緑につつまれた古寺の風格あり。  


10番 新光寺(所沢)11時半頃には、ここ新光寺の参拝を終えて、納経をお願いしようとしたのだが、あいにくお寺の方は、留守のようなので、昼食後に再訪した。 ここの山門は、大変に珍しい形をしている(竜宮城?)。 山門前は、旧鎌倉街道(看板もあり)。


11番 普門院(所沢) ここには、2体の観音像があるが、山門近くに、ボケ除け地蔵尊あり。 このお顔がいいのだ。(地蔵尊は、この老夫婦の背面)


12番 全徳寺(所沢) 曹洞宗の寺。 境内も曹ォ清められていて清々しい。写真は、本堂。 山号は梅林山。 境内にも梅の木がちょうど食べ頃の実をつけていた。


12番の観音堂 


13番 金乗院(山口観音) 西武ドーム球場の隣です。 大寺である。 その中でもこの八角の五重塔は異様な美しさである。 四国88と西国33の移し札所もあり。


13番 新田義貞の霊馬堂(当寺は義貞の祈願所) 


13番 水子地蔵(凄い数です)

当寺は、見るものが多い寺です。 数時間位いても飽きないと思う。 本堂裏の「裏観音」も必見。

ここ13番で本日の巡礼は打ち止めとした。 今日の参拝での思いは、「狭山観音霊場」である。 10番のご住職のお話では、狭山観音霊場は江戸時代から、武蔵野観音霊場は昭和の創設。 狭山観音霊場は、無住のお寺も多いのですが歴史もあるので、是非、お詣りくださいと言われた。 来年の目標にしておきます。

あぁ、今日もいい日だった。 武蔵野もあと3回は来ねばなるまい。 残りは、番外札所も入れて21札所である。 9月には、結願したい。


武蔵野観音巡礼(その1)

2012-12-23 18:38:00 | 武蔵野33観音

平成24年12月23日
暮れも押し迫ってきた。今年は、安房国札観音、鎌倉観音、安房郡札観音の3霊場100札所を巡礼し、無事、結願した。今年は、6月に仕事を全部やめて、どう一日を過ごすかがテーマだったが「観音巡礼」のお陰でなんとか過ごすことができた。
①先ずは巡礼計画をたてる。歴史を調べる。 (これで何日か過ごせる)
②巡礼中は札所近辺の自然や札所のご住職との会話を楽しむ。 写真を撮る。
③途中で何か名物でも食べる。
④帰宅後は写真の整理。
⑤ホームページとブログの更新。
といった具合に一日旅すると後に2日位の作業がでる。 時間つぶしにはピッタリなのだ。 とは言え、一番は、札所で観音様をお参りして安らぐのが何と言っても最高の時間なのだ。

今年最後の巡礼で武蔵野33観音霊場を廻った。今回は出来るだけ順打ちしようと思う。先ずは、一番札所の長命寺である。正に名刹である。場所は練馬区の高野台という所、地名が高野というだけでこの寺の歴史が感じられる。写真は南大門の四天王の一つ。当寺の境内は、石像の類が沢山あり歴史が感じられる。


2番道場寺 ここも名刹である。三重塔が美しい。写真は山門のところの寺名塔、立派である。


3番三寶寺 2番道場寺の隣にある。 名刹である。 武蔵野観音は名刹続きで楽しい。
この寺は大黒天で有名、大黒堂の前に、いかにも縁起のよさそうな打ち出の小槌あり、年末ジャンボの当たりも祈る。観音堂は左手の小高い場所にあり、まだ新しいお堂である。


4番如意輪寺 西東京市の札所である。 ご本尊は如意輪観音様。 ここも大寺である。 写真は山門の仁王様。 


5番多聞寺 東久留米市の札所。 実に立派なお堂である。 


6番全龍寺 清瀬市の札所。 ここの境内には、立派な石像が多い。写真は「一葉観音像」札所本尊が一葉観音は珍しい。特記すべきは「十六羅漢像」である。 羅漢様が十六体並んでいてこの表情が実にいい。


今回の武蔵野巡礼は、1番から6番までで打ち止めとした、後は来年の楽しみとしよう。
来年は、ここ武蔵野観音の残り、猿島坂東33観音のご開帳、越後33観音のご開帳とイベントが多い、とても西国33とは、いかない気がする。
元気でいい年にしたいものだ。

今回の巡礼では、13年乗った車から買い換えての初めてのドライブだった、恥ずかしながらナビも初めて搭載した。 この感じは、ナビに頼るとボケるのでは、ということだった。地図を調べて頭を使いながら運転するのと違い、ボーとしていても目的地に着くのである。また、肝心なところが今一なのも気になった。 今回のお寺が目的の場合、お寺は広いので「住所」の入力だと、寺の裏門など変なところに誘導されるのだ。 少し研究が必要と感じた。

あぁ、今日も(今年も)いい日だった。 来年も良い年でありますように!!