和良比の裸まつり

2013-02-25 15:57:00 | カメラ・ウォーキング
平成25年2月25日

前から話には聞いていたが、四街道市に「和良比の裸まつり」という奇祭がある。 五穀豊穣と無病息災を祈る祭りである。 一度、見てみたいと思っていた。 今日は天気も良く撮影日和なので行ってみることにした。
場所は四街道市の和良比(わらび)という地区の皇産霊神社下の田圃である。 事前に下見したら駐車スペースも危ういので、ヨーカドーの駐車場に停めさせていただき、会場までウォーキング。 約20分程度か。 13時からのスタートと聞いていたが着いてみると田圃の周りはカメラマンで一杯でカメラを構える場所取りに苦労した。
また、田圃の一部には氷も張っている。

この祭りは大きく3っの場面がある。
先ずは、赤ちゃんの健やかな成長を祈る神事である。 ふんどし姿のお兄さん達が赤ちゃんを抱えて田圃に入り、赤ちゃんの顔に泥をつけるのだ。


最初からワーワー泣く子が多いがこの娘は平然としていた。


これが一巡すると、次は、お兄さん達の泥鰍ッである。
ここからが五穀豊穣のまつりであろう。
この寒い中、大変だろうと思うがやっている方々は燃えているので寒くないのかなぁ


泥鰍ッの後は騎馬戦である。


終わって、また泥鰍ッ、お兄さんの体中が泥だらけ


実は、鹿児島転勤時代に「せっぺとべ」という奇祭を見たことがある。 この行事は、豊作を祈って、田の悪病を踏み潰すといった祭りだった。 こちらも神事が終わったら田圃で泥合戦だった。 下は、鹿児島、日吉町のせっぺとべ(精一杯飛べの意)




それにしても「せっぺとべ」は南国薩摩の六月、和良比のは、寒い関東の2月25日、やっぱり田圃の水は冷たいだろうなぁ~
和良比の裸まつりを見て、少し、鹿児島が恋しくなった。 今日は(今日も)芋焼酎にしよう。

あぁ、今日もいい日だった。 芋焼酎が獅「。

ダイアモンド富士(徳性院)

2013-02-10 19:16:00 | カメラ・ウォーキング
平成25年2月7日~2月10日
印旛沼越しにダイアモンド富士山が望める場所がある。
場所は、印西市の徳性院というお寺の前である。 今年は是非狙って見ようと日参した。

2月7日 場所の下見をした。
2年程前にも行ったことがある。あわよくば7日辺りから始まるかとの期待もあった。 あいにく曇り空だったので帰路の道路の再確認をした。

2月8日
今日は天気も良いし風も強いのでチャンスかとの期待もあり出鰍ッた。
徳性院様の山門である。


門前の道路は、カメラマンで一杯。
最終的には約20人以上でした。凄いものです。ネットの威力も大きい。


いよいよショーの始まりだ。

撮影して一番驚いたのは、太陽が富士に、かかり始めて、沈むまでの時間が短いことだった。カメラの設定を変えてゆっくり撮影しようと準備もしていたのだが、あっと思ったら半分位隠れてきて慌てた。始まりから沈み終わるまで3分だ。 富士の左側斜面から空を真っ赤に染めて沈み行く姿は感動ものである。

2月9日
今日も、いつものカメラ仲間が何人か来ている。
昨日の沈む位置から見ると今日あたりが頂上で沈む、ダイアモンド富士かと思ったが残念ながら上の方は晴だが稜線の方は厚い雲、引き上げようとしたが、ここから空の様子が変わってきた。富士山は見えないのだが空が真っ赤に染まってきた。一旦、カメラをしまったのだが再び取り出して撮影した。 実にいい風情である。

この写真。帰宅後確認したら漁具の上に鳥さんがしっかり写っているので嬉しくなった。 帰宅まで気が付かなかったのだ。

この赤もいい。


2月10日
今日は、ヒョットしたら右肩に落ちてしまいダイアモンドは見れないかと思ったが朝からの好天なのでワクワクしながら向かった。 撮影場所の道路も徳性院様の境内も車で一杯。車のナンバーを見ると、高崎・八王子・大宮等々、随分遠方からきているのにも驚く。

始まる前の一枚。 野焼きかな? この風情も良い。


富士が見え始めた。 位置関係からすると、今日がドンピシャのダイアモンド富士のようだ。 さぁショーの始まりだ。

写真は、うまく撮れただろうかカメラのモニターで見てみるとアンダーのようだが、これは予定通り。帰宅後の楽しみだ。 駄目でも、こんないい瞬間に出会ったのだから良しとしよう。 あっという間に太陽が沈む。 この後がまた良いのだ。


カメラを片付け始めたらユーカリのマンションが美しい。


あぁ、素敵な4日間だった。 来年も来ようと思うが、駐車スペースを考えると3時間前には現場に着かねばならんだろう。 まぁ、なんとかなるか。 元気でいたいものだ。

夕方の銀ブラ

2013-02-01 23:58:00 | カメラ・ウォーキング
平成25年2月1日

今日は、現役時代の仲間との新年会が銀座で催された。開始時刻の一時間程前に銀座に着き、カメラ片手に夕方の銀ブラをした。先ずは、今年の四月に新装オープンとなる歌舞伎座の様子である。外装は殆ど完成していてカメラを向けている人も多かった。懐かしい姿である。

今年は是非、歌舞伎座に来たいものだ。

歌舞伎座を後にして三原橋地下の銀座シネパトス。 ここは、今年、クローズされてしまう。若い頃、この映画館にも何遍もきた。 懐かしい銀座がまた一つ消えるのは寂しい。


ちょうど今日まで「寅さん」シリーズを上演していた。


シネパトスの次は「香蘭社」のショーウィンドゥを覗いた。カメラ仲間の浅○さんからいただいた情報が気になっていたのである。

なんと、有田焼の歌舞伎役者である。 歌舞伎座の新装を待ち望んでいるのだろう。立派なものである。 何百万円もするのだろう。


四丁目交差点にて
去年、買ったカメラに「スイングパノラマ」という機能がついている。シャッターを押しながら体を回転するとシャッターが20回位連続で切れて、この20枚位を合成してパノラマ写真になるのだ。普段、殆ど使わないが試してみたくなった。 四丁目交差点の三越前から、日産ショールーム~銀座通り~三愛~晴海通り~和光とカメラを左から右へ振って撮ったものである。こんな表現ができるのだ。こんなパノラマが撮れるのも楽しい。 技術の進歩には驚くばかりである。
(下の写真をクリックしてみてください)


この後は、宴会場へ、いつもとおりの懐かしい仲間との談笑会であった。

あぁ、今日もいい日だった。

追記:
この歌舞伎座を撮った日が2月1日。 この2日後の3日、歌舞伎の名優「12代目 市川團十郎」が逝去したのだ。誠に残念である。今年4月の新オープンを前にである。 中村勘三郎が逝き、團十郎がである。 心からご冥福をお祈りすると共に若手のご活躍も期待します。