鎌倉観音巡礼も4回目となった。今回は、結願の旅である。 一昨日、勤務先の仕事も一区切りをつけたので、自由人となった。 充実した生活を送りたいと思う。 今日は、取り残した、5番、6番、24番、25番、26番と結願にとっておいた北鎌倉の31番、32番、結願の33番を回ることになる。
先ずは6番の瑞泉寺から、ここは交通の便がよくないので鎌倉宮までバスで行き、あとは徒歩で瑞泉寺まで行き、帰りは徒歩で鎌倉駅に戻ることにした。
瑞泉寺は美しい寺である。 境内の花、庭園も美しい。
境内には、様々な史跡がある。下は、大宅氏の「男の顔は履歴書である」の碑。
瑞泉寺を後に、来迎寺へ向かうが、途中の鎌倉宮で参拝。
頼朝の墓に寄る。
5番来迎寺、ここの参拝には、欠かせない目的もある。 鎌倉で一番美しいといわれる「如意輪観音様」にお眼にかかることだ、ご許しを戴き本堂内陣へ、右手が目的の観音様である。 写真では、お眼にかかったが実物に接すると一段の美しさに圧唐ウれた。 下は、本堂の写真。
来迎寺から、宝戒寺、八幡宮経由で鎌倉駅へ、途中、小町通りで昼食。
昼食後は、鎌倉駅の西側の札所である。 先ずは24番寿福寺へ向かう。
本堂には、参拝できなかったが、境内を歩かせていただく。 また、本堂の左側の道を行くと、北条政子の墓(やぐら)もある。 政子の墓は、3番安養院の裏手にもありました。
25番浄光明寺 お堂が美しい。
山腹の地蔵堂に尊氏の弟直義のために矢を拾い集めた「矢拾い地蔵」、由比ガ浜から引き上げた「網引地蔵」あり。
26番海蔵寺
山門のところに、もう萩が咲いていた。
堂内の仏像
海蔵寺も境内は花が綺麗な寺である。 鐘楼と花の取り合わせもいい。 境内にはヤマユリも咲いていた。
境内の観音堂
海蔵寺から一旦鎌倉駅に戻り、北鎌倉の3寺を目指す。 結願、まじかである。 あとは31番、32番、33番の3寺のみ、気合が入る。 今日は、よく歩いたがあまり疲れは感じない。
31番浄智寺の山門(鐘楼門)
32番東慶寺 ここも紫陽花が美しい寺である。
東慶寺のお堂
さて、結願の寺、円覚寺となった。 鎌倉観音の結願寺は円覚寺内の塔頭の仏日庵である。
これは、円覚寺境内の「百観音」
ここが、結願の仏日庵の開祖廟である。 このお堂で観音様も拝謁できる。 美しいお堂です。
この観音堂で鎌倉33観音巡礼も無事結願した。
納経を済ませ、ご朱印帳にも「結願」の印もいただいた。 「おめでとうございます」と言われ「グッときた」。
お陰さまで、鎌倉観音も結願した訳だが、今回、鎌倉に4回程来てみて、鎌倉の良さを実感した旅だった、 素晴らしい街である。 これからも暇を見つけて(毎日、暇なので)鎌倉詣を続けるつもりだ。
あぁ、今日もいい日だった。