一夜明けて、百花繚乱だった坪庭は無残な姿に変わっていました。「花散らしの雨」とは見ごろを迎えた桜を散らしてしまう雨のこと。ならば、昨夕の突然の雹(ひょう)は、何と呼べばよいのでしょうか。
一番の被害者は、少しでも日に当てようと庭の中央に出していたサクラマンテマ。直径40センチ位の“花ボール”のようにピンクの花を咲かせていましたが、雹に打たれて花ボールはグシャグシャにつぶれてしまいました。1カ月もすれば、実が熟してジャムに出来るはずのジューンベリーは、その根元に沢山の葉とまだ青い実が無数に落としています。柔やわとした艶っぽい花を咲かせるジャーマンアイリスの大きなツボミにも傷があります。紫と白いシラーはかろうじて背筋を伸ばしていましたが、20センチ位の茎の途中でぽっきりと折れていたのは「アジュガ」。紫の花を積み重ねる咲くその姿から、「ジュウニヒトエ(十二単)」とも呼ばれています。原産地はヨーロッパだとか。
メダカに餌をやり、荒れた庭はそのままにしてテニスへ。桜クラブは10連休中に8回の練習でしたが、その最終日です。リバーの次の練習日は連休明けの7日(火)です。飛び入り参加、歓迎します。
(64蛍)