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酒屋ナカムラ〜天神西通り・大名にある角打ちが出来るワインショップ。ギフトにおすすめボトル彫刻もオーダー出来ます!

ポルトガル・マデイラ島『マデイラワイン』の品揃えは日本有数!只今70種類、角打でもお楽しみ頂けます。

タパスワインから白登場

2012年03月13日 | スペインワイン

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バスク旅行の続き(ジャスミン担当)がえらく遅れてるので、先に新着ワインを紹介させてもらいます。

新しいワインが沢山入荷してるんです

ラベルインパクトもあるし、味もGOODで人気のタパスワインから、白が

登場しました~!

ちょうどバスクねたの途中なので、気分的にもピッタリかな

ラベルの字が黒板に書いた字でいいんですよ。

おまけに横に回すと、まるでバルのように相性のいい食べ物が書いてあります。

レモンを絞って?

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魚、ムール貝、イカ、エビ!

ラベルの色も水色でちょっと夏っぽい感じですが、わいわいがやがや楽しく飲んで欲しい1本ですね~

スペイン/カスティーリャ・イ・レオン

★タパスワインコレクション ヴェルデホ’11  ¥1560

品種:ヴェルデホ

フレッシュで華やかな感じですが、コクのある果実味があります。

シーフード以外にも鶏肉とかOK

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スペイン・バレンシア地方初のオーガニック認証ワイン

2011年12月06日 | スペインワイン

2011120518470000_edited 新しいスペインワインが入荷しました。

バレンシア地方初のオーガニック認証を取得(1990年)した

ボデガス・ロス・ピノス」です。

ロス・ピノスはバレンシアのトスカーナ(イタリアの高品質なワイン産地)として知られるアルバイダ渓谷の美しい村、フォンタナルス・デルス・アルフォリンスにあります。

100年以上前からワイン造りを行っている歴史あるボデガです。1990年にバレンシア地方で最初(スペインでは2番目)にオーガニックの認証を取得、有機栽培の先駆者的存在として知られるようになりました。

ボデガの周りに美しい松林があったことから、ロス・ピノスと名付けられました(スペイン語でピノ=松)

ロス・ピノスの哲学は「オーガニックなブドウで純粋でソフトなフルーツをそのままワインにしたい。

植物も土壌も全て生きているのだから、それらの生きているものを全てワインに表現していきたい。

ワインを飲んでみると、その考えが分かるよな気がします。

ソフトなフルーツそのままのピュアな感じです。

(写真左)

★ロス・ピノス ティント・バリッカ'10  ¥1470

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、テンプラニーリョ

フレンチオークで4カ月熟成させています。野生の赤い果実のジャムやスパイスの豊かな

アロマの中に、樽のバニラ香が混ざり合っています。

とてもジューシーでバランスのとれたまろやかなタンニンです。生産量80000本。

(写真右)

★ロス・ピノス ブローテ・ティント'08  ¥2940

品種:モナストレル、ガルナッチャ、メルロ

フレンチオークで4カ月熟成させています。ブラックベリーやチェリーなどの赤い果実のアロマ。

心地よいタンニンで長い余韻。樽のバニラ香は控えめで、(写真左)のティント・バリッカよりも

非常に上品です。「ブローテ」はスペイン語で「芽」  生産量は6000本です。

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←白ワインもあります

★ロス・ピノス ブローテ・ブランコ'10  ¥1890

品種:ベルディル、ヴィオニエ

注目すべきは「ベルディル」という品種!このエリアの土着品種で

トロピカルフルーツの風味が特徴、非常に栽培面積の少ない貴重な

ブドウです。柑橘類と桃のシロップの様なアロマたっぷりです。

生産量はわずか2600本!


30%OFFのシェリー酒

2011年06月17日 | スペインワイン

206_3 今日は30%OFFのシェリーをご案内します。

こちらに関しては7月16日(土)まで30%OFFにいたします!(※なくなり次第終了)

この機会に普段馴染みが少ない?!シェリーに是非挑戦してみてください!

夏の食前酒に冷た~く冷やしたフィノなんか最高です!

シェリーとは(シェリー委員会より抜粋)・・・

シェリーは世界で唯一、スペイン南部、アンダルシア州の南西の端にあるへレスという町を中心にした限定地域で造られる白ワイン。へレス一帯で、原産地呼称の規定に従って、パロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルの3種類の白ブドウを使い、アメリカン・オークの樽で最低3年、特有のソレラ・システムによって熟成される酒精強化ワインです。

シェリー(Sherry)というのは英語名で、スペインではビノ・デ・へレス(Vino de Jerez)、つまりへレスのワインと呼ばれています。

シェリー委員会のHPがとても詳しいので、そちらを是非ご覧下さい!

ご紹介する造り手は「マエルトロ・シエラ

1832年に元大工のホセ・アントニオ・シエラが設立。

当時彼は全ての有名なシェリーハウスの樽を作る仕事を任されており

その腕前は地域で一番と高名であったが、次第にシェリーの魅力につかれ

ついに自らの手で最高のシェリーを作るために小さなワイナリーを設立。

その後、シェリービジネスが貴族によって支配されるようになると、彼のような

先駆者の存在は歓迎されずに苦労を重ねることになるが、多々の困難を乗り越え

やがて高品質のシェリーの保有者としては最高の一人にまで上り詰める。

現在のオーナーはシエラファミリー直血の子孫であった夫を亡くして以来

彼の意思をついでこの30年間、ワイナリーを経営してきました。

しかしビジネスとして大きな動きはなく、ストックを売ることもほとんどしなかったため

現在のマエストロ・シエラの保有するシェリーはヘレスの中でも最も古いののいくつかに

数えられます。

(※写真右より)

★フィノ ¥2625を→30%OFFで¥1838

品種:パロミノ、  4年熟成 、パーカーポイント90点 、ペニンガイド93点

あっさりとした辛口で、食前酒やお寿司にもあいます

★オロロソ ¥2940を→30%OFFで¥2058

品種:パロミノ、 15年熟成、 パーカーポイント91点、 

フィノより濃い外観、スモーキーな要素とバタースコッチのようなアロマが

ある辛口です

★ペドロ・ヒメネス ¥3150を→30%OFFで¥2205

品種:ペドロヒメネス、 15年熟成、 パーカーポイント92点

オレンジの皮やヌガーのようなアロマ、濃くリッチなボディで

優しい甘さがあり余韻が非常に長いです。


新入荷★スペインワイン

2011年06月04日 | スペインワイン

先日ご案内しましたフレッシュバジルペーストですが、

端数と言うかあと2個になりました。

とりあえず6月6日(月)締め切りにしていますが、残り2個で終了します

さて、久々?ワインのご案内(色々案内しそびれてます・・・・・・)

↓スペインワインです!

最近のスペインワインはモダンなラベルが本当に多い 気がします。

造り手は「ボデガス・イ・ビニェドス・ゴデリア

場所はカスティーリャ・イ・レオン州とガリシア州の間の山間部「ビエルソ」のピエロス村にあります。

ビエルソとは聞きなれない産地かもしれませんが、1989年に原産地呼称に認定され近年人気が非常に高まり、若手醸造家たちが革新的なワイン造りに取り組んでいるそうです。

そして世界遺産に登録されている「サンティアゴ・デ・コンポステラの巡礼路」沿いにあります。巡礼路はフランス側から4つのルートがあり、ピレネー山脈を越えてスペインに入ってから800kmもあるサンティアゴ・デ・コンポステラの大聖堂までの長い道のりです。

そこには聖ヤコブの遺骸があると言われており、エルサレムとバチカンに並ぶキリスト教3大聖地となっています。

余談ですがうちの両親はキリスト教徒で、ほんの一部だと思いますが巡礼路を歩いたらしく、大聖堂は素晴らしかった!と言っていました。

聖ヤコブの象徴は「ホタテガイ」ということで、巡礼者は巡礼の印にホタテガイをぶら下げて歩くそうです。そして巡礼路の標識にホタテガイも使われています。

話が長くなりましたが、↓このワインの造り手「ゴデリア」のブドウ畑の前にその巡礼路があるとうことで、巡礼者達への敬意の印としてワイナリーのエンブレムにホタテガイを取り入れてPhotoいます。写真を載せてませんが、ボトルのキャップシールにマークがあるので見て見てくださいね。

(写真左:赤)

★ゴデリア ティント’08 ¥2415

品種:メンシア100%

ビエルソで栽培されている一番多い品種です。フレンチとアメリカンオーク樽で12ヶ月熟成。ボトリングは月の満ち欠けにあわせて行います。複雑でエレガントな香り、熟した赤い果実やスパイスの香りも広がり、まろやかなタンニンとほのかに苦味も感じられます

★ゴデリア ブランコ’09 ¥1995

品種:ゴデーリョ80%、ドーニャ・ブランカ20%

ゴデーリョはガリシア州の土着品種でアロマが強く、香りの強いワインが出来ます。

フローラルでフルーティー、土地の特徴であるミネラルの風味も感じられます。

Cuca_2  さて、ホタテガイが何度も出てきたので、ホタテガイもご案内しましょう!

ご好評頂いてますスペインの缶詰「CUCA」のホタテのガリシアンソース漬けが入荷しています。

ガリシアンソースがやっぱり美味い!食べるときにはパンもご用意お忘れなく!

★小ホタテのガリシアンソース漬け ¥945

原材料:ホタテ貝、植物油、トマト、玉ねぎ、ビネガー、スパイス、塩

内容量:115g 固形量:65g


新入荷のスペインワイン達です

2011年04月27日 | スペインワイン

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新入荷のスペインワイン達です。

どれもハズレなしのおススメワイン! 

写真左より

★ヴィニェス・デン・ガブリエル/DOモンサン 

レラビ・セレッシオ・モンサン’08 ¥2205

品種:カリニェナ50%、シラー50%

ガブリエル家は100年以上ずっと同じ一族によって運営され、創業当初に植えられた

ブドウを今でも育て続けています。少量生産にこだわり、自社畑最高のブドウを使い

近年ビオディナミの採用をはじめました。フランス産のオーク樽で8ヶ月熟成、

清澄も濾過もしていません。

DOモンサン(2001年に認定された注目の新たしい原産地区)は、スーパースパニッシュワインを沢山産出しているDOプリオラートを取り囲むような場所で、ごく小さな地区です。

★ホルダン・デ・アソ /DOカリニェナ 

クリアンサ’06  ¥1995 

品種:ガルナッチャ40%ティント・カリニェナ(カリニャン)30%ガベルネソーヴィニヨン30%

50%フレンチオーク、50%アメリカンオークで6ヶ月間熟成。タンニンまでよく完熟しており、まろやかでバランスの良いワインです。樽に由来するトーストしたようなスモーキーな風味も、心地よく楽しめます。ラベルに描かれた眼は、「驚き」を表しています。

ちょうど1年前に初入荷し、ブログにも書きました。→こちら

★ボデガス・ブリエゴ/DOリベラ・デル・デュエロ  

ガラバト’08  ¥1715

品種:テンプラニーリョ100%

数々の高級スペインを産出す産地リベラデルデュエロのワインで、この価格はお手頃です。

ワイナリー名のブリエゴとはFightを意味し、「ワインの品質との戦い、農業生活を守ることの戦い、

フォンペドラザ村をよみがえらせることへの戦い」という意味合いが込められています。

アメリカンオーク、フレンチオークを見事に使い分け、テンプラニーリョの魅力を最大限発揮しています。

★ボデガス・イ・ビニェドス/DOリオハ 

ロンドーニョ・グラシアーノ’08  ¥1680

品種:グラシアーノ100% (※リオハだけではなく世界でも珍しい品種)

新しいスタイルのリオハワインを造る家族経営の生産者です。

「ブドウ畑からグラスに注がれたワインにいたるまで、その個性を失わない」ワイン造りに

取り組んでいます。バイオダイナミック農法にも力を入れ、より自然で健康的なワインを

造っています。グラシアーノ種の特徴であるクローブやブラックペッパーを思わせるスパイシーな部分とブラックチェリーやブラックベリーなどの黒系果実の上品な香りがあります。

★アルテバン/ヴィノ・デ・メーサ

アルテバン  ¥945

品種:テンプラニーリョ80%、ガルナッチャ20%

アルテは「芸術」バンは「ワイン」を意味します。黒系果実の濃厚でフルーティーな香り、若々しくフレッシュな酸があるためスムーズな飲み口で、タンニンもしっかりしています。

Mensbigi

さて、話題は変わりますが、

隣(西通り側)にメンズのブティックがオープンしました。

「Essential Garment  MEN'S BIGI」

明るくなりました。目印になって分かりやすいです!


テルモのラインナップ

2010年12月17日 | スペインワイン

004 先日も新しい白ワインをご紹介したスペインの造り手

テルモ・ロドリゲス」のパゴ・ラ・ハラ2005が、

ソムリエ田崎真也さんのワイン・バイイング・ガイドに

取り上げられていましたので

よろしかったらご覧になってみてください。

こちらを→ワイン・バイイング・ガイド

しっかりしたパワフルな赤ワインです。

※うちにあるのは2003年のもので¥7980です。

他にもテルモのワインあります 

どれもスペイン伝統のブドウ品種で、その土地の個性を最大限に引き出した

力強いワインです。

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写真左より

★ガゴ’07 

¥3885

★ランザガ’05

¥3990

★M2マタラナ’05 ¥4725

★ぺガソ’07グラニート ¥5880

★ペガソ’07ピツァッラ  ¥5880

★アルトスランガザ’05  ¥12075

★マタラナ’05  ¥10762


テルモの新しい白ワイン

2010年12月10日 | スペインワイン

214このラベルかわいくないですか~

電波がこっちまで来そう?!

スペインのテルモが新しく造ったワインです。

おなじみBASAと同じ、ルエダ地方。

ワイン名は「エル・トランジスター」

なんでラジオ???と思ったら、ヒントは裏のラベルに

夜中野生のイノシシが畑に遊びに(荒らしに)くるので穏やかに撃退する為にラジオを流して出て行ってもらう

それがワインの名前になったそうです。

1996年からルエダの土地でBASAを作ってきたテルモが、

ついに探し求めていた畑を見つけ、スペイン伝統品種のヴェルデホと、

土地の個性をひきだしたワインです。

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ハーブの香りとふんわりとした樽香、凝縮感のある果実味が美味しいです。

冷蔵庫から出したばかりの冷たい温度では

さらっとした印象が、ゆっくり時間をかけて飲んでいると芳醇な厚みのある凝縮した味わいに変身

さすがテルモって感じです。

★エル・トランジスター’08 ¥3675


インパクトありラベル★その1

2010年11月16日 | スペインワイン

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なかなかインパクトのあるラベル!

ビックリマークのワインです。

スペインはリオハのワイン。

ラル・デ・パウラ

★ラル・デ・パウラ・マドゥラド’08

¥1720

びっくりするほどの味わいだから

「!」らしいです。

なるほど、なかなか良い味。

品種はテンプラニーリョ100%


90年代のスペインワイン

2010年10月21日 | スペインワイン

132_2 90年代のスペインワインが

入荷しました。

4種類あります。

どれも飲みごろで、熟成感を味わえます。

価格も手ごろなので、気軽に試していただけると思います。

若い方からご紹介。

★ラ・マンチャ州バルデペーニャス/ボデガス・ナバロ・ロペス

ヴィエホ・マルチャンテ グラン・レゼルバ’99  ¥1890

品種:テンプラニーリョ100%

★リオハ州リオハ/ヴィーニャ・エルミニア

ヴィーニャ・エルミニア レゼルバ’99  ¥3045

品種:テンプラニーリョ85%、ガルナッチャ15%

★ラ・マンチャ州ラ・マンチャ/コンデサ・デ・レガンサ

コンデサ・デ・レガンサ レゼルバ’98  ¥1732

品種:テンプラニーリョ100%

★ナバーラ州ナバーラ/ルイ・グルペギ・ムガ

モンテ・オリー・レゼルバ’95  ¥2257

品種:ガルナッチャ75%、カベルネソーヴィニヨン15%、メルロ10%


サッカー観戦にピッタリ

2010年06月15日 | スペインワイン

080 夕べのワールドカップサッカー

日本 対 カメルーン戦

遅い時間にもかかわらず、盛り上がってましたね。

自宅マンションの下のほうからも叫び声があがっててビックリしました

そんなサッカー観戦にピッタリな1本が

入荷です

ボデガス・アルコンデ その名も「オ~レ!2008」

スペイン・ナバーラのワインです。

ガルナッチャ100%

フルーティーでしっかりした果実味、そしてハーブやスパイスの感じもあります。

名前の通り、元気でパワフルなワイン。

応援のテンションも上がるかも!

★オーレ’08 ¥1470


お気に入りのロゼ入荷

2010年05月24日 | スペインワイン

078 お気に入りロゼのひとつ、

スペイン「ボデガ・イヌリエータ」のロゼが入荷しました!

このワインの産地である、ナバラのロゼワインの中でも

とりわけ特別な存在で、ワインが出来あがる前に予約

しないと手に入れられないほど人気だそうです。

(輸入元によると)

なのでうちも、輸入元に予約を入れて年に

1度だけ入荷するワインです。

今年はスタイリッシュなラベルに変更してますね

ボデガ・イヌリエータのあるスペイン北部ナバラ州は

Photoピレネー山脈からの風の影響が強く、風力発電が盛んな地域だそうです。

あちこちに風力発電機あり、ナバラ州の電力の67%を補ってるらしい。

凄いですよね。

で、この風がブドウ造りに大変重要な役割を果たしているんだそうです。

スペインって太陽がさんさんと照っていて、温度も高い。(温度が高いと糖度があがる)

そこでピレネーから風が吹くことにより、畑の気温を下げる役割をしてくれ

太陽の日差しが強い地域でも、すっきりした酸のあるエレガントなワインに仕上がるわけです。

Photo_2 ←面白いことに、ここの醸造家・ケパさんは、アルコールに弱く

量が飲めないんだそうですよ。

なので「飲んで楽しいワイン、誰もが楽しめる喜びのワイン造り」

を常に心がけているそうです。

★ボデガ・イヌリエータ 

メディオディア ロサド’09 ¥1470

品種:ガルナッチャ 

去年とはちょっと違った印象。イチゴなどのベリーっぽい香りがいっぱい

の印象が、今年はバラなどのフローラルな印象。

フルーティーで非常にフレッシュ!まだプチプチしてます。

すっきりした辛口で、食事にも合わせやすいんですよね~


自宅でスペインバル気分

2010年05月20日 | スペインワイン

073

また入荷しました~

その名もタパス・コレクション

スペインのワインです。

前回買えなかった方は、是非どうぞ!

黒板にチョークで書いたようなラベルが

スペインバル気分をそそりますね。

友達呼んで、また家族で、週末にでも自宅バル。いいね~

★タパス・コレクション’08 ¥1560


印象的なラベルです★スペイン

2010年04月13日 | スペインワイン

先週の角打ちに出したのですが、すっかり紹介するのを忘れて

残りが少なくなりました。

Photo_4 スペインの「ホルダン・デ・アソ」です。

スペイン・リオハ南東のカリニェーナに、2005年に設立されました。

カリニェーナは分厚い石灰岩質に覆われ、夏は暑く冬は寒く

昼夜の寒暖の差も大きく、「シエルソ」と呼ばれる強い北風が年中吹いて、畑が常に健康に保たれる等、ブドウ栽培にとってまさしく理想的な環境を持っています。そのためスペインでもっとも古くから(1934年)D.Oに認定されている地域のひとつです。質より量ととばかりに、大手のワイナリーによる大量生産が盛んな地域でしたが、ここにきて「量より質」を追求する新しい世代のワイナリーが誕生しています。

「ホルダン・デ・アソ」もそんなブティックワイナリーのひとつ。

この地に何世代も続くブドウ栽培家だったグエルベンス=ソルソーナ家が

「カリニェーナで最もコストパフォーマンスの高いワインとスパークリングワインを造る」

事を目的としています。

そしてシャンパーニュのランスで醸造学を修めたハビエル・グルンベンスが目指すのは

「濃すぎない、上品なワイン」

047  2005年がファーストヴィンテージであるにもかかわらず、

「アラゴン州ガストロノミー・アカデミー」より「2009年ベストワイナリー」にも選ばれ今後が楽しみな造り手です。

「ホルダン・デ・アソ」とは、カリニェーナのブドウ栽培に革命をもたらした17世紀の賢人の名前だそうです。

ラベルも印象的ですよね~!この地の高名なデザイナー、イシドロ・フェレール作です。

★クリアンサ’05  ¥1995

ガルナッチャ40%、ティント・カリニェーナ30%

カベルネソーヴィニヨン30%  

熟成はフレンチオーク50%、アメリカンオーク50%で6ヶ月間。

タンニンはまろやかで完熟した、バランスの良いワインです。

ハビエル氏が目指す、「濃すぎない上品なワイン」に仕上がっていますね。

澱が048あります。ラベルに描かれている眼は「驚き」を表しているそうです。

★ブリュット・ナトゥーレ ¥2205
マカベオ80%、シャルドネ20% 24ヶ月の瓶熟
シャンパーニュ方式のスパークリングです。
この地域はD.Oカヴァではありませんが、製法はカヴァ。
ドサージュはゼロ。
白桃やメロンを思わせる芳醇な香りがあります。
ラベルはハチドリ。ハチドリが種を運び、別の場所でまた芽が出て、、、、という、自然の循環サイクルを表しているそうです。

かたつむりラベル★スペイン

2010年04月01日 | スペインワイン

今日は雨だったので、かたつむりのラベルを!

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このボトル、僕に似て、超なで肩です

初めてこんなボトルを見ました。醤油瓶みたいです。

猫娘も「お醤油や~ん」と笑っておりました。

スペインのバレンシア地方 DOウティエル・レケーナ

このウティエル・レケーナって場所、初めて知りました。

まだまだスペインやポルトガルは聞きなれない産地が多くて

難しい~ でも注目です!

ワイナリーはボデガ・アランレオン

1927年にウティエル・レケーナにある小な村、ロス・マルコスに設立されたボデガで、海抜700メートルのエリアに素晴らしい畑が広がっています。

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樹齢40年の土着品種ボバルや、テンプラニーリョなどが植わっており、2000年に今までの経験を生かして、土着品種の個性やテロワール表現する、新しいスタイルのワインを生み出すことをはじめました。

注目すべきは土着品種の「ボバル」

スペイン南東部のアリカンテやウティエル・レケーナで、集中的に栽培される品種で深い色調の赤ワインを造る品種です。

モナストレルよりも酸があり、アルコール分も高い品種。

DOウティエル・レケーナは、唯一このボバルのブレンドが許されているDOです。

テンプラニーリョからくるフレッシュな果実味と、ボバルからくるしっかりとした酸の

バランスがよく、柔らかいタンニンと、樽のニュアンスがちょうど良い具合に

混ざり合ってますね。

★アランレオン ソロ’07 ¥2593

テンプラニーリョ40%、ボバル30%、シラー30%

新樽~3年樽で13ヶ月熟成


200年以上完全無農薬です★スペイン

2010年03月31日 | スペインワイン

雨がとうとう降ってきましたね~

明日の予報も春の嵐?!なんで桜が咲いたらいつも雨が降るのでしょう、、、

さて今日は、頑張る女性醸造家を紹介しましょう

Photo スペイン・ペネデス(カタルーニャ州)のワイナリー

「パレス・バレタ」です。

ここ数年、無農薬栽培を行う生産者が増えてきて

注目を集めていますが、このワイナリーは1790年の

創業以来200年以上にわたって完全無農薬栽培による

カヴァ(スパークリングワイン)造りをしている

オーガニック・カヴァの大御所です。一貫した家族経営で、現在は30代半ばのジョアンを

ジョゼップ兄弟が中心となり、壮健な父と祖父と共に家族3代で運営しています。

そこに嫁いだのがマルタとマリア・エレーナさん。

こんな素晴らしいワイナリーに嫁ぐのは大変やろうな~・・・と思ってたら・・・・

なんと醸造を担当しているのは、この奥様たちだそう!

2人とも醸造大学を卒業後、ヨーロッパ各国やアメリカ、オーストラリアで

醸造の修行を積んだ実力派。スペインではまだ珍しい、バリバリの女性醸造家で

ビックリ。

大切に受け継がれた無農薬畑と、清潔極まる近代的醸造設備、

そして女性醸造家ゆえの研ぎ澄まされた感性がワインにも出ています。

今までカヴァは取り扱ったことはあるのですが、今回はワインが入荷。

ラベルのイニシャルがとても特徴的ですね。オーガニックの象徴である、てんとう虫マークも

ついています。

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★(白)ブラン・デ・パックス’09 ¥1785

パレリャーダ47%、チャレッロ30.5%、マカベオ22.5%

この地方ではとても珍しい、樹齢35~40年の古木、すべて無農薬栽培です。ステンレスタンクのみで醸造。

ワイナリー曰く「カヴァ・ブレンドの白ワインは当地でもかなり珍しい

のですが、なかでもパレリャーダが主体のブレンドは、

栽培が難しい。当社のパレリャーダは、標高750mというペネデス地

方で最も標高の高い石灰質の畑(「ラ・クレウ・デル・スバル」)で栽

培しており、この品種の持つフローラルな香りが非常に印象的な形で表現されます。

また、収穫も果実が完熟する10月を待って行っており、果実の甘みがより凝縮した

ワインになるようにデザインされております」。

柑橘系のフルーティーな香りで、すっきりしたイタリアワインのようです。

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★(白)ハニー・ムーン’09  ¥1890

パレリャーダ100% ステンレスタンクのみで醸造

平均樹齢45~50年の古木、すべて無農薬栽培。

名前の通り、「恋する二人の甘い気持ちをイメージ」した、

優しい甘さのほのかな半甘口白ワインです。

「パレリャーダ100%のワインは、栽培が難しいこともあってほとんど

存在しません。当社のパレリャーダは、標高750mというペネデス地

方で最も標高の高い石灰質の畑(「ラ・クレウ・デル・スバル」)で栽培しています。

標高250mの他の区画に比べて、夏場の朝夕は5度近く気温が低くなります。

この温度差が重要で、1度違うだけでも収穫時期が1週間以上違ってきます。

また標高700m以上では、夏場の午後、地中海から冷涼な潮風が吹き上がってきます。

そのため、生い茂る葉の間にも風が吹き込んで果実を冷やし、健康な状態に保ってくれま

す。収穫の時期は10月第1週で、この地区にしては非常に遅いのが特徴です。」

ほんのりした甘さが春っぽくて、たまにはいいんじゃないでしょうか?

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★マス・ペティット・ペネデス’07  ¥1785

カベルネ・ソーヴィニヨン79%、ガルナッチャ21%

平均樹齢はカベルネが30年でガルナッチャが25年と、

この地域ではかなり古め。

2~4回使用のフレンチオークで7ヶ月間熟成したクリアンサ。

「アルコール度数は13.5度で、温暖化の影響でアルコール度が上

がりつつある現在、ペネデス産赤ワインで13.5度はかなり珍しくなっ

てきています。カベルネ・ソーヴィニヨンは、濃すぎず、口当たりの柔らかいスタイルを目指し

ています。ガルナッチャは伝統的に栽培されてきた品種であることもあって、当社がもっとも

情熱を注いでいる品種のひとつです。この品種からは、ふくよかなアロマが得られます」←ワイナリーコメント

とてもバランスがよく、濃すぎず、でもしっかりした味わい、素直に美味しく飲めるワイン。

余談ですが

シャルドネ100%で造るこのワイナリーの最高キュヴェ「クヴェ・デ・カロル」は、

スペイン国王フアン・カルロス一世の妻ソフィア王妃が愛飲しており、

マドリードの多数の高級レストランで決まって注文しているそうです。