今日も営業しております
12時から夜8時前の営業です。
明日21日から26日までお休みさせて頂きます
(その間ブログもお休みです)
昨日の続きです。
昨日はシャンパーニュには管理番号があるって書きましたよね。
これってラベルに表記されてるんですよ。
普段買う時や飲む時に、こんな所を注目する方は滅多にいないでしょうけど
住所なんかと一緒にちっちゃく書かれています。
例えば上の写真→ NM‐240-001
下の写真では→ RM21674-01
数字の前に書いてあるアルファベット2文字でどんな形態の生産者が分かります。
NMとは・・・Negociant Manipulant(ネゴシアン・マニピュラン)の略
ネゴシアン(商人)兼醸造業者のこと。
※自社畑も所有していますが、他からも原料ブドウを買って造っている。
大手メーカーが多く、安定した品質や供給ができます。
モエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコ、テタンジェ、ポメリー、ボランジェ、など有名メーカーが多いので、皆さんも飲んだことがあるのでは?
RMとは・・・Recoltant Manipulant(レコルタン・マニピュラン)の略
ブドウ栽培業者兼醸造業者のこと。
※自社畑のブドウのみを使用して造り、ブドウの栽培から販売まですべて自社で行います。小規模な家族経営の造り手さんが多く、造り手さんの個性が発揮できます。しかし生産量も少なく、ブドウの出来に左右されることも、、、、、。近年日本でも注目されているタイプです。
ラルマンディエ・ベルニエやクリストファー・ニミヨンなど、うちで販売しているシャンパーニュの多くがこのRMです。
CMとは・・・Coopoerative de Manipulant(コーぺラティヴ・ド・マニピュラン)の略
生産協同組合のこと。
※農家が協同組合を作り、組合員が栽培したブドウで造り、組合のブランドとして販売します。
ボーモン・デ・クレイエール(約240軒くらいが加入)やニコラ・フィアット(約5000軒が加入)
などがあります。フランスでどれくらいの銘柄があるかわかりませんが、日本ではあまり見かけないです。
そのほかにもRC、SR、NDなどがありますが、ほとんど見ないものなので説明ははぶきますね。
あ、でもたま~にプライベート・ブランドってのもあります。ホテルやレストランがプライベート・ブランドとしてラベルを変えて作ってもらい、MA(Marque d'Acheteurマルクダシュトゥール)
と表記されます。
「ペニンシュラ」ホテルとか、フレンチレストラン「タイユバン」とか、、、、、
夜パソコンを開くと、すぐに眠くなる今日この頃、、、、
紹介したいワインがどんどんたまっていってます
今日はちょっと泡ものの話を。
うちのお店でもよくある話ですが、「シャンパン下さい!」
で本当にシャンパンすすめると、「もっとお手頃なやつで、、、」と言われることがよくあります
よっぽどワイン好き、勉強した、、、とかじゃないと、意外と知らないシャンパンのこと。
「スパークリングワインとシャンパンって何が違うんですか?」と結構聞かれます。
日本では泡ものすべてひっくるめて「シャンパン」と呼ばれている気もしなくはないですね。
はい、では一番の違いは名称の問題、、、、、
「シャンパン」はフランスのシャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインだけが、そう名乗れます。
これはご存知の方も多いでしょう。
しかし!シャンパーニュ地方で造れば何でもそうか?というとそうではありません。
使用ブドウ品種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)、生産地域、製法、貯蔵期間などの法的規制をクリアしたものだけです。
そして生産者はシャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会が振り分けた登録番号によって厳しく管理されています。
この委員会はシャンパーニュ以外、そう世界にも目を光らせているんですよ
「シャンパーニュ」の名称を使っているところを発見すると、使わせないように訴訟を起こします。
10年ちょっと前ですが、日本でもニュースに取りあげられてたので覚えてる方も多いのでは?イヴ・サンローランの香水「シャンパーニュ」の名称差し止め。
その後「イヴレス(ほろ酔い)」という名前に変更したということが、記憶に新しいです。
それほど「シャンパーニュ」というブランドを守っているってことでしょうねぇ
そういえば日本でもありませんでしたかね?「シャネル」と名前を付けたスナックかクラブか?が指摘されて使えなくなったってことが、、、、。
つづく
昨日のカザルガルシア、そしてガタオに続き、初登場です!
※ヴィーニョ・ヴェルデ・・・・別名:緑のワインと言われるほど、若々しくフレッシュでアルコールも10%程度の弱発泡ポルトガルワインです。
今までご紹介したものよりも、更にあっさり。
発泡は??って言うくらいです
でも味はすっきり、レモンのようなフルーティ~
まさにヴィーニョ・ヴェルデです。
キンキンに冷やしてどうぞ!
★モウラ・バスト ヴィーニョ・ヴェルデ’08 ¥1102
品種はアリント40%、ロウレイロ30%、トラジャドゥーラ30%
ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ協会?みたいなのがありました、英語、ポルトガル語ですが。ゆる~いアニメーション付きの「ヴィーニョ・ヴェルデで出来るまで」なんかもありました。→ココ
ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ「緑のワイン」と言われるほど、フレッシュな(アルコールも10%くらい)弱発泡ワインです。
もうリピータの方にはお馴染みですよね。
今回はなんと、赤のヴィーニョヴェルデが入荷しました!
ヴィーニョ・ヴェルデ自体、日本で見ることは珍しいのですが、それが赤となると殆ど日本には輸入されていません。
赤の弱発泡と言えばイタリアのランブルスコ、スパークリングだとオーストラリアもありますが、全然違った感じです。
しっかり辛口。渋みもあります。赤ワインだけど、軽いプチプチ感です。
以前、白のヴィーニョ・ヴェルデとイワシの炭火焼が合う!と書きましたが、本場ポルトガルではこの赤のヴィーニョヴェルデと食べるらしい、、、、というのを知って、、、、、、、
「なるほど、赤の方が合うかも」と思った次第です。
★カザルガルシア・ブランコ(白) ¥1470
★カザルガルシア・ティント(赤) ¥2205
まぁ昨日はよく降りましたね
この雨で被害が出てますが、個人的に心配なのは地震
先週から2回も結構な揺れでしたよね。なんか大きいのこんやろうなぁ、、、と気を引き締めてます。西方沖地震ではセラーの扉が開かないほど、割れたボトルが山になりました
2度と来ないでほしい地震、、、、、、
さて気分を変えて。
これちょっと見て見て下さい。じーっとよくみて下さい。何が違うでしょう?