アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

珍しく私の合唱団"Sakata Coro a Cappella"のアカペラな話

2009年06月11日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
練習が月一のため,なかなか話題にのぼらない"Sakata Coro a Cappella",今月の練習は来週の木曜日だ。
本来,今週の予定だったのだが,地元の合唱フェスティバルのリハーサル週になるため敬遠,一週遅れにしたものだ。

4,5月と2回の練習では,顔合わせと音あわせの意味合いから,簡単な曲を「数こなす」てことで,毎回2,3曲ずつの新曲を合わせたが,実力者もいるので,特に違和感もなかった。

で,6月は...
O.di.Lasso(ラッソ)Salve Reginaでもやろうかと思う。

(注)曲リンクはMIDIが開きますので,自己責任でどうぞ。

ラッソは,Wikiのとおりだが,ルネッサンスを代表する作曲家の一人で,他に見られる「通模倣様式」だけでない,あらゆるジャンル・形式の曲を,1000以上は書いたとされる。

日本で「定番」と言われる(世界的にも?)曲はマドリガル(世俗モノ)だが,私は,昔(大昔)昭和50年だったと思うが,合唱コンクールの課題曲になったこのSalve Reginaが好きだし,秀逸であると思う。

当時の定番だった,中世曲から解き放たれて形式美として定着した模倣の手法にはこだわらず,かといって独特のかけ合いやカデンツァを駆使していて,世俗曲にも負けない,本当の合唱の楽しさがある。

昔,これを酒田混声合唱団の若手Wカルテットで演奏した。
これはこれで成功だった。
実力があれば,ちょうどそれくらい(またはカルテットでも)のアンサンブルでの演奏が美しいのではないかと思っている。

それにしてもアカペラ曲を1000曲って...
いろいろなジャンルを極められていて,しかも従前の音楽には全くこだわっていない。
この人の曲を知ってしまうと,バッハやモーツアルトなどの「平均律以降」の大家は,かすんで見えてしまうくらいだ。

聴くとよくわかるが,歌うとさらにわかるので,あらためて真剣に,楽しく歌ってみたいと思っている。

「おくりびと」のロケ現場で空気チェロ弾く

2009年06月11日 | 日常生活

遊佐町で合唱練習のこの日,叔母の家に行くついでに,途中にある「おくりびと」のロケ現場,遊佐町月光川の河川公園に行ってきました。

公園付近では,主人公が妻に川原の石を手渡すシーン,そして鳥海山をバックにチェロを弾くシーンが撮影されています。

そして,チェロのために使われた椅子が置いてある..はずでしたが,しばらくキョロキョロ。
向こう岸の堤防の上にありました。
確かに椅子だけ,チョコンと置いてある。

そこに座って「鳥海山をバックに写真撮ってくれ」と嫁に頼みポーズ。
2,3度目にok出したのがこの写真。

気づかずやっていましたが,左手の位置がチェロというよりコントラバスくらい離れてしまっています(ご愛嬌)