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ガン治療のためヒキガエルを常食していた女性が中毒に、原因は皮を剥かなかったから――中国四川省

2013年05月16日 11時21分02秒 | 中国B級ニュース

2013年5月16日、四川新聞網によると、四川省でヒキガエルを食べるとガンが治療できるという情報を信じた女性が日頃からヒキガエルを捕まえて食べていたが、15日、ヒキガエルを食べた後、嘔吐や下痢などの中毒症状が現れ、病院に緊急搬送されたという。

15日午後、省医院救急センターの病室に成都市彭州市からきた41歳の李勇(リー・ヨン)さんが点滴を受けながら横たわっていたが、体はまだ弱々しかった。家族によると、10年前、李さんは鼻咽ガンと診断され、度重なる化学療法を行ってきたが、昨年再発。数年前、李さんは知り合いの患者から、ヒキガエルと食べるとガンを治療できると聞き、以来、彼女は日頃からヒキガエルを捕まえて食べるようになったという。





数日前、李さんの夫が畑で一匹の100数グラムはあるヒキガエルを捕まえた。
15日早朝、李さんの夫はヒキガエルの内蔵を取り出し、30分ほど煮込んだ。その後、李さんはそのヒキガエルを全部たべ、スープもたくさん飲んだという。午後10時頃、李さんは嘔吐や下痢をし始め、一度はショック状態にまでなった。現地の病院で胃洗浄を行った後、彼女は省医院に搬送された。李さんの夫は、「以前食べた時は何でもなかった。今日は皮を向かなかったから中毒になったのかも知れない」と話した。

省救急センター内科の蒋医師によると、ヒキガエルを食べるとガンが治るというのはデマで、ヒキガエルの耳下腺、皮膚線には毒があり、人が口にすると心臓、肝臓、腎臓等の器官に損傷を与えるという。現在、李さんは入院して経過を観察中である。





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ガンが再発して、藁にもすがる思いだったのだろうけど、ガンを治すためにヒキガエルを食べて毒に当たってしまったとは、なんとも不運。ヒキガエル自体は中国では食べられているので、ちゃんと皮の処理を行えば、食べても大丈夫。広州にも「洪記蟾蜍王」というヒキガエル料理専門店があり、日本テレビ番組でも紹介されていた。以前、中国人の友人たちと行った時、お店の人が高田純次さんが、テレビ番組の収録で来店したと言っていた。

中国では到底科学的でない迷信やデマがかなり信じられている。
最近、ネットで見たデマは、「アメリカザリガニは第二次世界大戦時に日本軍が死体処理のために中国に持ち込んだ」、「割り箸でメンマが作れる」とか

しかし、ヒキガエルもガンに効くと思って食べていたなら、多少のプラシーボ(プラセボ)効果は期待できるかも知れない。

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