しかし、彼らばかりではなく、2012年8月、広東外語外貿大学の女子学生・刁鑫(ディアオ・シン)さんは、寮で「ロリータ・ナプキン専門販売店」を設立し、1年あまりで1人から10人のアイディア起業グループへと成長した。(その中の2人は男子学生)。
当初、700元(約1万1654円)の資金で始めた事業は6万元(約100万円)の売上額となり、彼らは広東外語貿易大学から広州中医薬大学まで商売を広げ、多くの男子学生の注文をも受けている。
始まり:ナプキンを買うところを人に見られたくない
「一部の女の子はスーパーでナプキンを買う時にコソコソしています。知人に気づかれたり、特に男の子に見られるのが嫌だし、とても気まずい」そう話すのは“ロリータ”の創業者で、もうすぐ広外金融学科を卒業する刁さん。彼女本人もずっとこの問題に悩んでいた。
そんな、大学2年の夏休み、スーパーをブラブラしている時に突然アイディアをひらめいたという。
「なんなら、ナプキンの専門販売をして、出前のように直接家に届ければ、こんな気まずい思いも避けられるし、女の子が生理の時に外出する不便さを解決できる」。
やると言ったらやる。
大学三年生の新学期、彼女は生活費の中から700元を節約し、3種類の大手メーカーのナプキンを購入して、寮で正式にナプキンの専門販売を始めた。
刁さんによると、彼女の商品は各大手ブランドの正規販売店から仕入れ、各部屋を回ってのセールスやチラシの配布等の方法で顧客開拓を行い、販売しているナプキンも多様化しているという。
「現在、広外の90%の女子はロリータを知っている」、彼女はすでにナプキン販売を広外南キャンパスから北キャンパスまで広げ、隣の広州中医薬大学へも発展させ500人あまりの会員を抱えている。
転機:男子寮でナプキンをセールス
販売数増加のため、刁さんはナプキンを男子寮に売り込もうと考えた。
彼女は、毎年9月初めに大学1年生を対象に行われる軍事訓練に着目した。軍事訓練での整列や行進がもたらす靴の不快感に、中敷としてナプキンを使用することでクッション性と通気性を作用を発揮すると考えたのだ。
「ナプキンを中敷に使うのは公然の秘密だが、大部分の男子学生はスーパーで購入するのが恥ずかしい」
そして、彼女は男子寮の門を叩いた。
「上半身ハダカの男の子がいたり、私はナプキンのセールスということで、お互いに少し気まずかったり、直接断る男の子もいた。でも、使った後、数日後に電話をかけてきて、再び買う人もいた」
その月、彼女は計300元あまりのナプキンを大学1年生の男子学生たちに販売した。
毎年、3月7日は大学で「女生節」(女の子のお祭り)が行われるため、刁さんはこの機会に男子学生へのセールスを行った。
“ナプキンギフトボックス”なども売り出し、男子たちに心のこもったメッセージを書かせた。「僕たちは日夜、君を守りたいと思ってる。でも、時には君を守れるのは“コレ”だけ」、これをプレゼントとして、好きな女の子に贈るという趣旨だ。
現在、ロリータはナプキン専門販売店として成長し10名の在校生を抱えるアイディア起業グループとなった。
財務、市場、広告宣伝等の担当者もおり、さらに彼らは各種のアイディアコンペに参加して賞を獲得している。店舗も寮内から広外キャンパス内の学生起業園に引越し、独立した店舗を抱えている。このほか、彼らは広外の学生たちを対象にセールスマンを募集し、後輩たちにアルバイトの場を提供している。
(情報出典:南方都市報 http://news.qq.com/a/20140305/011653.htm)
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