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婆ちゃんが脳梗塞に…2

2009年02月08日 14時13分39秒 | 
私の父方の婆ちゃん(84歳)。元気で頑固、旅行と日本舞踊とヨン様と堂本光一さんが大好きな婆ちゃんが、ある日、風邪から来た嘔吐と下痢をこじらせ脱水症状に。



前回からの続き…、
風邪をこじらせて脱水症状でフラフラになった婆ちゃん。母と私、妹によって病院へ強制連行された。本人は「病院には行きたくない!」と言い張ったが、フラフラになっている婆ちゃんを心配しない家族がどこにいるだろう。

多分、私達が無理やりにでも病院に連れて行かなかったら、下手したら死んでいたかも知れない。

私の母は病院で介護福祉士をしており、婆ちゃんを病院に連れて行く時、ちょうど夜勤へ行く時間帯だった。母は自分が勤めている大きな病院で診てもらい、点滴を打って一、二日ゆっくり入院させてもらおうと言った。
母が勤めている病院は多くの寝たきり老人が入院している為、それを知っている婆ちゃんは、そんな所に連れて行かれるのは嫌だと抵抗した。老人が多く入院している所は裏を返せば老人の病気の治療にもそれなりのノウハウがあると思うのだが…。

婆ちゃんが、あまりに嫌だと抵抗するので、仕方なくかかり付けの個人クリニックへ連れて行った。そこの病院は婆ちゃんが数十年にわたりかかって来た医者で、そこの病院しか行きたくないという。





結局、婆ちゃんはその個人クリニックに行き点滴を打ってもらった。医師から夕方四時半に迎えに来るように言われ、母は夜勤に、私と妹はクリニックの近くの書店に行き暇つぶしをする事に。

しかし、四時二十五分ごろクリニックに行った所、婆ちゃんの姿が見えない?!
クリニックの看護士さんに
「あの~、うちの婆ちゃんは点滴終わりましたか?」
と尋ねると、看護士さんは…、
「あ、ついさっきタクシーに乗って帰られました。お孫さんが迎えに来るからって、引きとめたんですが」

もっと、本気で引き止めろ~~~っ!!

看護士さん、あなた、あんなにフラフラしてる老人を一人でタクシーに乗せて帰したんですか?!しかも、私たちが迎えに来ることを知ってて、何で帰した?

腹が立ちました

婆ちゃんと看護士さんに…。雪の降る中、わざわざ、心配して迎えに来る方の身にもなってくれ…。




個人クリニックから私の家まで、徒歩30分程…。妹と私はブツクサ文句を垂れながら、雪道を帰った。

家に帰ると…先に家に着いた婆ちゃんが出てきて、
「なんだ、おめーら遅かったな?どこさ行ってただ?」

と軽口を叩いていたので、自分で帰れるほど元気になったのかとホッと一息ついたが、婆ちゃんが入院したのは、その二日後だった。


半身不随 四大陸をゆく―脳梗塞を乗り越えて
目片 和子
三学出版

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1 コメント

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Unknown (白 佳芳)
2009-02-12 01:00:37
早く婆ちゃん元気になって、うちのばんちゃとも笑ってお話できるようになりますよう、横浜から祈ってます。
KIDも体調崩さないように、あったかくして、毎日を過ごしてね。
いつかKIDの住むところに観光にいけるよう頑張って働きます。
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