★~KIDのあれこれ雑記帳~★

ツイッターのつぶやきと連動中!

婆ちゃんが脳梗塞に…3

2009年02月08日 22時06分11秒 | 
前回からの続き。

風邪から来る嘔吐と下痢をこじらせ、脱水症状→脳血栓になってしまった私の婆ちゃん(84歳)。血圧が高めというほかは、これと言って悪い所がない元気いっぱいな婆ちゃん。

自分でも健康に自身があり、「俺は百歳まで生きられる!」と言っているほど、元気だったし、実際に1/27に脳血栓と診断され、入院する数日前まで、日本舞踊の稽古、芝居見物、新年会、成田山への参拝旅行と84歳の年寄りとは思えぬほど、アクティブに活動していた。

この元気さがアダとなってか、風邪をひいて嘔吐と下痢をこじらせた婆ちゃん。二度かかり付けの個人クリニックへ行き、点滴を打ってもらったが下痢の症状が治まらなかった。そこにつけて、トイレに行くのが億劫だと、あまり水分を取らなかった事が災いして、脳血栓になってしまった。




1/27の朝、私の弟の部屋来て「温風ヒーターの石油を入れてくれ」と言った婆ちゃん。ろれつが回らず、足元もおぼつかない様子だった。
看護師の資格を持っている弟は異変に気付き、祖母に病院に行こうと言った。

しかし、父は会社、妹は学校へ、母は夜勤から戻っていなかった。
そして、家にいたのは私と弟だけだった。婆ちゃんにすぐ救急車を呼んで病院に行こうといったが、頑固な婆ちゃんは抵抗した。

手足が痺れるのは、ずっと横向きで寝ていたからだと言い張り、整形外科に行くと言い張って、私達の言う事を聞かない。また、救急車なんか読んだら近所の人にウワサされて、恥ずかしい等と言って、自分で娘(伯母)に電話をかけ、迎えを呼んだ。

伯母夫婦はに10分程度で駆けつけてくれたが、ろれつが回らず、手足が覚束ない婆ちゃんを見て、すぐに市内の大型病院の救急科へ連れて行った。

弟が婆ちゃんに付き添い、私は家で待機し、母が夜勤明け帰ってくるのを待つことになった。

皆がバタバタしている所に、母が帰って来た。経緯を説明し、取り合えず伯母夫婦と弟が婆ちゃんを病院へ連れて行ったが、病院に付いてから受付をすませ、脳のMRIを撮り、撮影するまでに3時間以上もかかった。

救急車で病院に運ばれていれば、すぐに診察してもらえたのかも知れないが…。婆ちゃんが、私の弟や伯母、伯父に付き添われ病院に病院に行ってからの3時間…、私と母は自宅で弟からの電話を待っていた。

お昼に弟から電話が入った。MRI撮影で出た診断結果によると、婆ちゃんは脳の右脳側の脳血管に2,3箇所の血栓が発見され、即、入院、治療が必要な状態だった。

病院に入院した時は左半身に少し麻痺が出て、呂律が回らない位で、意識もハッキリしていたので、それほど深刻な状況になるとは思っていなかった。






入院当日、口が麻痺している事から、誤嚥(食べ物が肺に入る事)を防ぐ為、数日間の絶食との指示が出ていた。

婆ちゃんが入院して2日目。
私と母、弟は婆ちゃんの着替えや入院セット、手続き用の書類などを持って病院へ向かった。

病室に向かうと、婆ちゃんは点滴中だったが、意識はハッキリしており、月末にある寄り合いの会費の事や今回は参加できないとの事を連絡して欲しい…と言っていたので、これだけ意識がハッキリしているなら、症状はそれほど重くないのかなと思えた。

ちょうど、お昼時だったので、ほかの患者さん達は食事の準備をしていた。婆ちゃんは数日間の絶食と指示が出ていたので、食事は出ない…と思っていたし、看護士さんからも食事が出るとの話もなかった。

何しろ狭い病室、私達がほかの患者さんの邪魔になってはいけないと、一階のロビーで伯母を待つ事にした。

伯母は一時ごろ来ると言っていたので、その時間にもう一度、病室に行ってみると、数日間絶食と言われていた婆ちゃんが、なぜかご飯を食べていた。
しかも、咽てしまい、服にはご飯粒や味噌汁がこぼれていた。

…この時、ご飯を食べたのがいけなかった

食べ物が肺に入った為、婆ちゃんは肺炎を起こしてしまった。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 婆ちゃんが脳梗塞に…2 | トップ | 婆ちゃんが脳梗塞に…4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事