広州地下鉄5号線 少年二人が痴漢撃退スプレー散布 乗客がパニック事故発生－－中国広東省広州市

2014年3月4日、広州日報Weibo（中国版ツイッター）の報道によると、ネットユーザー・＠梁梓棋が「今日午前11時10分頃、広州地下鉄5号線広州駅～西村駅で、車両後方の男二人が刺激臭がある液体を噴霧、驚いた乗客が先頭車両に向かって押し寄せた。将棋倒しが発生し、多く負傷者がでた。荷物が床一面に散乱。携帯電話を拾ったが、最終的に落とし主に返せた」と情報を寄せた。

事件後、多くのマスコミが取材に向かった。
広州日報の記者による事実確認では、本日11時頃、地下鉄5号線西方向線が西村駅に到着した時、大量の乗客が先頭車両に向かって押し寄せ、駅に着くと次々に車両から降りた。ある乗客によると、現場では多くの人が足を踏まれ靴が脱げ、荷物を落としたという。また、別の乗客によると、車両後部に煙が見えたという。現在、少なくとも一名が救急車で搬送された模様。一時的に地下鉄を封鎖したが、現在、5号線は通常通り運行している。





12時頃の広州公安オフィシャルWeiboの情報では、「4日午前、広州地下鉄5号線滘口～西村方向の列車後方にいた少年二人が瓶状のモノをいじって遊んでおり、それから刺激臭が発生したと見られる。車内で逃げ惑う乗客がぶつかり、4人が軽い擦り傷を負った。その後の警察は現場で、その瓶を発見し、初動捜査では浙江省のメーカーで製造されている女性用の痴漢撃退スプレーであることが判明している。現在、警察はこの事件について更なる調査を行っている」と発表している。

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中国では先日、3月1日に雲南省昆明駅でウイグル人独立派によるテロ事件が起きたばかりであり、中国各地で警戒が強まっている。
広州でも警戒が厳重になっている最中の事件、乗客がパニックになるのも頷ける。

広東省?はじめての広州 (まちごとチャイナ)

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