実家の母から、9月に曾祖母が食欲不振で入院したと聞いており、高齢なので持ち直すのは難しいかも知れないとのことだった。10月末に曾祖母の体調がやや持ち直したため、以前から入居予約していた老人ホームへ入居した。
私が11月13日に帰国した頃は、まだ、意識もハッキリしており、会話もできた。
11月19日に老人ホームに会いに行った時は、玄孫(やしゃご)にあたる私の娘を見て、「可愛いなぁ」などと言っていたので、少しは回復の見込みがあるのではないかと思った。しかし、残念ながら24日の夜中1時過ぎに、曾祖母が亡くなったと、電話で連絡が来た。
夜中の電話だったので、何か良くない予感はあったが、やっぱり曾祖母の訃報だったかと力が抜けるような感じがした。
曾祖母は大正4年1月1日生まれ。享年97歳、皆に「ばあや」と呼ばれ親しまれていた。私の肉親、親族の中では最年長で、90歳を超えても畑仕事や庭いじりなどもしていて元気だったので、皆、100歳まで生きると思っていただけに非常に残念だった。
しかし、晩年は家族からの手厚い介護を受け、初玄孫にあたる私の娘も見ることができた。大正、昭和、平成と三つの時代を股にかけた97年の大往生だったと思う。ばあや安らかにお休み下さい。
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