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新春ドラマ白虎隊と会津の話

2007年01月07日 01時10分08秒 | 眼から鱗!
白虎隊 - キーワードグラフ - goo ランキング
今日から二夜連続で、テレビ朝日系列で放送される新春ドラマ『白虎隊』、残念ながら私は日本にいないので観る事が出来ないのですが、実家にメールしてビデオだけでも録画してもらう事にしました。

さて、白虎隊と言えば、福島県会津若松市飯盛山で自刃した白虎隊士中二番隊の少年達の事で、良く書籍やドラマ等で悲劇の少年剣士として物語にされています。

私は会津出身なので、よその人から白虎隊について尋ねられたりしますが、白虎隊は全員死亡したと思っている人が結構いるのに驚きます。

先にも書いた様に、白虎隊の物語を知る人はドラマや書籍を観て、白虎隊=飯盛山で自刃と言う構図が出来上がっている様ですが、実際は白虎隊の隊員は総勢約340人にものぼり、身分により「士中一、二番」「寄合一、二番」「足軽隊」の五隊に分けられていました。その内、自刃したのは猪苗代湖近くの戸ノ口堰で隊長・日向内記(ひなた ないき)と逸れた士中二番隊の十九名の少年達である。しかし、その他の白虎隊士約290名はしっかり生き残っていました。

白虎隊は全員死んだ訳じゃありません。

白虎隊士中二番隊の少年達の悲劇は、隊を指揮する隊長・日向内記(ひなた ないき)とはぐれた事が原因となった様ですが、書籍によって様々な見解がある様です。白虎隊士中二番隊の少年達は、食料を調達しに行った日向隊長が戻って来ないものと判断し、戸ノ口堰(とのくちぜき)を離れて、洞門を潜り飯盛山へと逃れましたが、そこで見たのは戦火に包まれる鶴ヶ城でした。

この時、実際にはお城は燃えておらず、周辺の武家屋敷が燃えているのを見間違えた結果、疲労困憊した白虎隊の少年達は『敵に辱めを受けるなら死んだ方がマシだ』と自ら勇んで自刃してしまったのでした。これが、白虎隊の話として知られているエピソードですが、今回、テレビ朝日のドラマ『白虎隊』で、山下智久が演じる酒井峰治は、これまで士中二番隊で奇跡的に助かった隊士は、飯沼貞吉だけと思われていたものの、峰治の死後、彼が記した手記『戊辰戦争実歴談』が発見され、彼も白虎隊士中二番隊の隊士であった事が判明した人物でした。

私が中学生から高校生にかけての頃、良くNHKの『堂々日本史』と言う、番組を観ていてビデオに録画したりしていましたが、昔、『白虎隊、生死を分けた二日間』と言うタイトルで酒井峰治が残した手記や白虎隊が取り上げられました。私は中学、高校と剣道部に所属していたので、番組内で映っていた鶴ヶ城内の武徳殿でも稽古や試合、昇段試験を受けに行っていたので、とても思い入れがある場所です。

酒井峰治が生き残ったのは、他の隊士等と逸れ、一人で不動滝と言う滝の近くを彷徨っていた所、なんと愛犬の『クマ』と再会を果たし、自刃を思いとどまったからだそうですが、何と感動的な再会なのでしょう…。

これが、『バラ珍』だったら、島田伸助さんや徳光和夫さんらと、肩を抱き合って泣いたでしょう。

この時のエピソードを基に、『白虎隊記念館』の前には、愛犬クマの銅像が建っています。

私が子供の頃の1986年12月30、31日にも、日本テレビの年末ドラマで86年版『白虎隊』が放送されたが、私も幼稚園児の頃、このドラマを家族総出で一緒に観た記憶があります。

余談ですが、実はドラマの撮影時に今は亡き、祖父の光雄が出演依頼を受けて、彼岸獅子として天寧獅子団を引き連れて撮影に参加したのです。その当時、私の祖父は天寧獅子保存会の会長をしており、依頼が有れば東京のデパートなどの催事や講演会にも呼ばれて行っていた様で、生涯を天寧獅子保存の為に費やしました。現在は、私の父が天寧獅子保存会の会長をしています。
興味のある方は、下のアドレスからどうぞ。(天寧獅子の曲が流れます。音量注意)


http://aizu.na.coocan.jp/shishi/index.html(天寧獅子保存会ホームページ)

そして、86年版の『白虎隊』を撮影した時、天寧獅子団と少年白虎隊が歩いている場所は、実は私の母の実家の田んぼです(笑)
今も風景は変わってませんが、しいて言えば道が舗装されて電柱が増えた位でしょうか。撮影場所は、会津若松市湊町東田面(たづら)の崎川浜(さっかはま)付近です。

今回、新春ドラマ『白虎隊』で会津に興味が沸いた方は、どうぞ会津に来てくなんしょ!(会津弁)

写真は私が撮った、鶴ヶ城の写真です。鶴ヶ城は会津屈指のお花見スポットです。



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