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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月9日の日経夕刊「マレーシア留学 脚光」の面白さ

2025年07月06日 10時28分50秒 | 社会全般
6月9日の日経夕刊に「マレーシア留学 脚光」と云うタイトルの記事があった。今まで留学と云えば、先ずは北米、イギリス、オーストラリア、そして最近ではシンガポールなどは知っていたが、マレーシアが留学先として脚光を浴びているとは盲点であった。

日本からみて後進国であるマレーシアへの留学は若干クエスチョンマークが着くが、記事によると、意外と教育レベルが高いとの事である。特にオーストラリアやイギリスの現地校があり、本国と同じ学位が取れるとの事である。

そして勿論、マレーシアでは英語も主要言語として使われており、当然授業は英語との事である。そして授業料は安いとの事である。教育レベルが高く、そして授業料や生活費が安ければ、留学先として俄然注目度が上がってきている様だ。

そして、2023年の学位取得目的の留学生は、アメリカとオーストラリアに次いで3位との事である。正直、若者とその親の間で、これ程注目されているとは知らなかった。

但し、この記事には気になる点が記載されている。それは、2023年の学位取得目的の日本人留学生が、たった736人と云う事である。留学生の総数は約9万人弱とのことだが、その殆どが語学留学などの短期留学で、学位取得を目的とする学生が大変少ない感じがする。

留学生全体の推移は検索できるが、学位取得目的の留学生の推移が見つからないのだが、どうも昔から少ない様であるが、昔と言っても自分が留学していた時代はもっと多かった感がある。

相対的に日本の収入は増えない間、海外の物価はあがり、そして授業料も上がっていった。自分が行っていた時期と比べて授業料は約20倍になっている。行きたくても行けないと云う面もあるのかもしれない。国力が弱ると云う事は、こういう所にも、影響が出るのだろう。

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