「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

放念で気の薬を (4385話)

2021-04-19 16:03:25 | 老後の日々

昨日の風で、庭先の八重桜が散らされてしまい、緑一色に衣替えを。『願はくは花の下にて春

死なむ その卯月の望月の頃』、そう、出来ることなら、華やかな季節に西国に旅はしたいわ。

 気紛れなのだが、3年振りに夏野菜を作ろうかなと自問自答を、そして畑の隅を暇つぶしに掘

り始めてね。倅に豆トラを壊されてしまったので、手掘りで万能鍬で掘ることに、何と頑張れ

そうで。

実は、野菜作りは婆さんの介助の息抜き。一人暮らしになって畑仕事は止めたのだが、友人た

ちが『翁さん、俺の畑は翁さんと共有物、いつでも野菜は持って行って食べな』でね。

新型コロナが変異種の拡散で、再び深刻な事態になってきて、ワクチンが確保できるのが9月で

は、記録的な感染者数や犠牲者も。手近で野菜作りでもして気持の切替をしないと、呆けてしま

うからな。ハハハハ