「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

放念で気の薬を (4374話)

2021-04-08 16:11:34 | 老後の日々

『おや翁さん、日中に歩くのは珍しいね。しかし毎日のウオーキングは辛抱がいいわ。この

期は周りの新緑が爽やかで、それにここならマスクもしないで歩けるしな。俺も婆さんも

まあまあ元気だわ。ハハハハ』

『おや、久しぶりだね、三郎さん。ゴルフかい?、再来週は3年振りでクラブを握って、そう

馴染みの歯医者とね。庭で素振りはしているが、約7キロをアップダウンのコースをラウンド

回れるかだわ』

『何だよ、ゴルフをやるのかね、魂消るわ。少しばかり畑仕事は出来るがな。俺にはゴルフを

やる気はないな。新型コロナのワクチン、町からはご沙汰がないな。早くしないと感染をし

ピンコロかもよ、ハハハハ』

『食事かね。家食で頑張ってはいるが、毎日が義理で食っているようなもので、旨い不味いは

不問だわ。俺は糖尿病だがこの頃は低糖質の食品が。ケーキやカップラーメン、ピザなどを

寄りらしくレンジでチンの食事が多いよ、ハハハハ』