神戸スポーツボクシングクラブ【KSBC】リュウ会長のリュウ流ブログ

JR神戸駅徒歩2分!
http://www.kobeboxing.com/
神戸市中央区古湊通1丁目1-23-401

大リーグでの話

2012-06-03 12:08:09 | いい話

アメリカのとある地方に野球観戦の大好きな、

でも、目の見えない少年がいました。

少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。

少年はその選手へファンレターをつづりました。

「ぼくは、めがみえません。

でも、毎日あなたのホームランをたのしみにしています。

しゅじゅつをすれば見えるようになるのですが、

こわくてたまりません。

あなたのようなつよいこころがほしい。

ぼくのヒーローへ。」

少年のことがマスコミの目にとまり、

二人の対面が実現することになりました。

カメラのフラッシュの中、

ヒーローと少年はこう約束します。

今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨む、と。

そして、その試合、

ヒーローによる最後の打席。

2ストライク3ボール。

テレビや新聞を見た多くのファンが、スタジアムで固唾をのんで見守り、

少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。

ピッチャーが投げた最後のボールは、

大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。

全米から大きなためいきが漏れようとしたその時、

スタジアムの実況が、こう伝えました。

「ホームラン!

月にまで届きそうな、

大きな大きなホームランです!」


粋な計らいやなぁ~(>_<)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿