こないだテレビで

減量中の時、計量が待ち遠しくて待ち遠しくてやっと計量をパスしてご飯を食べれる。その時はそのことしか考えていない位帰って食べれる事ばっかりを考える。帰って実際に食べた時、最高に幸せやと感じることができる。人間、極限状態になるとご飯食べれるだけで幸せやんと感じることができる。そんなことで幸せやと感じれることはボクサーにならないと僕にはわからなかった。その経験ができただけでボクサーになってよかったと思う。この日本に住んでいる限りどんなつらいことがあってもいまんとこ食べていけることぐらいはできる。
こないだテレビで最近本がめっちゃ売れてるという、お笑い芸人の麒麟の田村がすごいビンボーやった話をしていた。親が家族解散やと言って中学生でホームレスで公園暮らしやったって言うてた。出演者にホームレス生活の中で得たものは？と聞かれて「幸せのハードルが下がったこと」って言うてた。そうやな。幸せのハードルが下がることはある意味幸せなことなのかもしれない。人間欲がでるとキリがないし。食べれるだけで幸せなんやと思うとある意味気が楽になった。