「明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい。」マハトマ・ガンジー
幼い頃から「武士道における覚悟とは何か」を
自問自答していた正岡子規はある時、それは
「いついかなる時でも平気で死ねることだ」と、
自分の中で一つの結論を得ます。
その後、若くして脊椎カリエスに罹り、
彼は三十代半ばで亡くなってしまうのですが、
この病気は物凄く激痛を伴うもので、
何度も自殺を覚悟したといいます。
その苦しみの病床の中で彼は悟ったんですね。
自分は間違っていた。
本当の武士道における覚悟とは、
痛くても苦しくても生かされている
いまという一瞬を平生と生き切ることだって。
-中略-
私たちの悩みのほとんどは過去を後悔しているか、
未来を不安に思っているかのどちらかで、
いま現在、本当に悩みがある人って少ないのではないでしょうか。
もし、“いま”悩みがあるという方が
いらっしゃったとしたら、多くは
“ここ”に照準が合っていないのだと思います。
人と比べて劣等感を抱いたり、
人からどう思われているかが気になったり。
ですから、時間軸を“いま”に合わせて、
地点を“ここ”に合わせたら、
おそらく世の中の悩みのほとんどは
消えてなくなってしまうのではないかと思います。
致知出版社「人間力メルマガ」より
"生きる"とは"活きる"こと。
"いま"という"一瞬一瞬"を大事にしていきたいですね☆