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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「オニビシ」 大きなヒシ

2006年12月15日 08時07分17秒 | 滋賀県の水草・苔等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草等の紹介、今日の1株はオニビシ。小川でオニビシらしきの果実を発見しました。果実は大型で、棘の先から先まで6cmほどありました。このサイズで、棘が4本あるのでオニビシではないでしょうか?初めてこんな大きなヒシを見つけたので記念撮影。残念ながら、株らしきものは朽ち果てていました。
<データ>
名前:
オニビシ
分布:
 滋賀県南部で確認 
体長:
 果実が50mm以上 
生息:
 湖沼、水路・河川などの止水域 
特徴:
 漢字で「鬼菱」と書く一年生の浮葉植物。ヒシ同様に泥の中に根を張り、葉は水面に浮いています。水面に菱形の葉を広げ、秋には4本の鋭い棘持ち、黒色の硬い果実を付けます。果実はヒシ同様、塩茹でにして食べることが出来るそうです。類似種のヒシよりもかなり果実が大きく、棘が4本あります。そしてメビシのように葉柄が赤く色付きません。因みにメビシは、オニビシ集団に含まれるそうです。
参考・引用文献
私見:
 メビシ・オニビシの話は詳しく分かりませんが、果実は確かに”鬼”ですね~
採取:
 池に浮かぶヒシの株を網で掬うか、長い棒で引き上げる。果実のみなら浮かんでいる果実を網で集める。
育成:
 ヒシと同様で良いと思います。
動画:

画像:
        
      オニビシの果実の裏。確かに鬼を連想させる厳つさです。
         
      オニビシ集団の中のメビシと呼ばれるこのでしょうか?
      (葉柄が赤く色付いているタイプです)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Zacco)
2006-12-15 23:26:38
昔ものは試しにと食べた経験ああるのは
普通のヒシだと思いますが、
栗とはやはり似ても似つかないまでも、
そこそこ美味しかった記憶があります。

こいつは食べれるのだろうか?
少し興味があります。
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Unknown (ryu-oumi)
2006-12-16 11:56:29
>Zaccoさん
 チャレンジしてみようとは思うのですが、水質環境の悪い所で見つけることが多いので、未だに食べたことはありません。環境の良いところで見つけた際に、挑戦して報告させて頂きます。
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Unknown (きつね)
2006-12-18 00:31:09
ごぶさたしています。
ヒシって懐かしい感じがします。この形。
隣の市の池にあるので、葉は見かけるのですが、実はひさしく見ていないですよ。今度行った時に探して見ようとおもいました。
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Unknown (ryu-oumi)
2006-12-18 07:59:52
>きつねさん
 私も最近、こんな近くにヒシが生えていることを知りました。特に、オニビシを見つけたのは久し振りです。折角見つけのに、大き過ぎて水槽では使い難そうなのが残念ですが。
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