![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/62/296fd831df50dc8d23ea628f8c35c388.jpg)
閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する甲殻類の紹介、今日の1匹はカイエビ。小魚の餌用にケースでカイミジンコを繁殖させていますが、その中にカイエビも混じっていたのでしょう、気が付けばこんなに大きく成長していて、ケースの底で発見しました。(大きくと言っても8mmほど)
<データ>
名前:カイエビ
分布:滋賀県全域
体長:5~10mmを採取
棲息:田圃、一部溜池などの泥底
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ac/a521c2d0a71f8ed69d79632052ea7e66.jpg)
特徴:
漢字で「貝蝦」と書く小型の甲殻類です。体型は二枚貝の様な殻に覆われていまして、頭部には1対の複眼やら触角が見られます。殻は貝類に比べて薄くて、とても柔らかいものです。この殻の間から脚を出して泳ぎ回ることができますが、長期遊泳力はなさそうです。体色は殻が透明感のある淡い褐色で、内部の赤褐色が透けています。繁殖期は田植え~中干し頃で、ミジンコやカブトエビ同様に耐久卵を生みます。また、外敵から身を守れるのか疑問ではありますが、外敵に対し殻を閉じるようです。
参考・引用文献
私見:
比較的簡単に採取できる餌ですが、魚のサイズによっては殻が邪魔かな?
飼って見ると意外と面白いです。
採取:
夏は、田圃に繁殖した個体を目の細かい網で掬う。冬場は、乾いた田圃の土を少し頂いて(勝手に土を取ったらダメですよ!許可を得て!)、海苔の空き瓶などに入れて水を注ぐと孵化することがある。(耐久卵の当り、ハズレが有ります。)
飼育:
①容器:紙コップに成体飼育数は2、3匹
②底床:田圃などの土
③濾過:濾過したらダメ!
④設備:ヒーター△、エアーポンプ×、ファンorクラー×
⑤水草:無い方が良い
⑥餌 :プランクトン
⑦混泳:メダカくらいなら可能・・・
⑧置物:不要
⑨繁殖:可能
小さな容器にグリーンウォーター(緑藻類の発生した緑色の水)を用意する。田圃の土から孵化させたカイエビの幼生をグリーンウォーターに入れる。温暖で水温の急変しないところに容器を設置する。餌は、イースト菌を少量与えていました(最初だけで殆ど与えていませんが)。ミジンコ用にバクテリア(濾過装置のフィルターの汚れ)も与えていました。
動画:
水槽を泳ぐカイエビ動画はこちらへ
単独カイエビ動画はこちらへ
画像:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/22fd41e9f85f668d5b5753a340cd7fba.jpg)
汚い指と共にアップの写真。写真下が頭になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/85/c4894d28621f473459154d522e5aee6e.jpg)
飼育容器。色々な微生物と魚の稚魚が泳いでいます。(この容器で発見しました。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/2e/3d33ba1863ec5a9e0b4f8a2929541c88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d1/0c79dc0835fbd06d142821a73cc586b5.jpg)
09.06.16追加画像。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:カイエビ
分布:滋賀県全域
体長:5~10mmを採取
棲息:田圃、一部溜池などの泥底
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ac/a521c2d0a71f8ed69d79632052ea7e66.jpg)
特徴:
漢字で「貝蝦」と書く小型の甲殻類です。体型は二枚貝の様な殻に覆われていまして、頭部には1対の複眼やら触角が見られます。殻は貝類に比べて薄くて、とても柔らかいものです。この殻の間から脚を出して泳ぎ回ることができますが、長期遊泳力はなさそうです。体色は殻が透明感のある淡い褐色で、内部の赤褐色が透けています。繁殖期は田植え~中干し頃で、ミジンコやカブトエビ同様に耐久卵を生みます。また、外敵から身を守れるのか疑問ではありますが、外敵に対し殻を閉じるようです。
参考・引用文献
私見:
比較的簡単に採取できる餌ですが、魚のサイズによっては殻が邪魔かな?
飼って見ると意外と面白いです。
採取:
夏は、田圃に繁殖した個体を目の細かい網で掬う。冬場は、乾いた田圃の土を少し頂いて(勝手に土を取ったらダメですよ!許可を得て!)、海苔の空き瓶などに入れて水を注ぐと孵化することがある。(耐久卵の当り、ハズレが有ります。)
飼育:
①容器:紙コップに成体飼育数は2、3匹
②底床:田圃などの土
③濾過:濾過したらダメ!
④設備:ヒーター△、エアーポンプ×、ファンorクラー×
⑤水草:無い方が良い
⑥餌 :プランクトン
⑦混泳:メダカくらいなら可能・・・
⑧置物:不要
⑨繁殖:可能
小さな容器にグリーンウォーター(緑藻類の発生した緑色の水)を用意する。田圃の土から孵化させたカイエビの幼生をグリーンウォーターに入れる。温暖で水温の急変しないところに容器を設置する。餌は、イースト菌を少量与えていました(最初だけで殆ど与えていませんが)。ミジンコ用にバクテリア(濾過装置のフィルターの汚れ)も与えていました。
動画:
水槽を泳ぐカイエビ動画はこちらへ
単独カイエビ動画はこちらへ
画像:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/22fd41e9f85f668d5b5753a340cd7fba.jpg)
汚い指と共にアップの写真。写真下が頭になります。
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飼育容器。色々な微生物と魚の稚魚が泳いでいます。(この容器で発見しました。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/2e/3d33ba1863ec5a9e0b4f8a2929541c88.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d1/0c79dc0835fbd06d142821a73cc586b5.jpg)
09.06.16追加画像。
よろしければこちらにもお越し下さい。
![近江工舎](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/36/1ce3c9c5eaa35cf71aef219df77970fe.png)
一ヶ月くらいでいつのまにか居なくなるというコですね。
実物を見たことが無いので書籍の写真だけだったのですが
指先にのせるとサイズが分かります
意外と大きいのですね。
偶然の出会いとは面白いですね。
そうです、知らぬ間に田圃に湧き出て、気が付けば居なくなっている彼(彼女?)です。今度は、カイエビ単独飼育をやってみようかなと思います(いずれは)。