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中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

政治家

2012-09-04 08:28:19 | 身辺雑記

 次期総選挙も近いと噂されるせいか、最近近辺では現職や新人などのポスターを見かけます。実際にはどうなるのかまったく不明ですが、このようなポスター、特にまだ若い新人のものを見るたびに、この人物はどのような志を抱いて政治家を目指すのかと思います。 

 かつての小泉旋風の時にたくさんの「小泉チルドレン」が誕生しましたが、中には当選早々に「料亭に行きたい」などたわけたことを数々発言して「オバカ議員」などと揶揄された人物もいました。その他のチルドレンも「抱負」を聞くと首をかしげるようなことが少なくなかったのですが、その多くはさしたる働きもせずに、今はほとんどが消えています。 高額の歳費を考えると税金の無駄遣いだったと思います。

 国会議員になろうとする者は、問われれば大方は「国家のために尽くす」というのでしょうが、これに対して大阪市長の橋下徹氏はかつて自著の「まっとう勝負」(小学館)で次のように述べているそうです。

  「なんで『国民のためとか、お国のために』なんてケツの穴が痒くなることばかり言うんだ?政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。自分の権力欲を達成する手段として、嫌々国民のため、お国のために奉仕しなければいけないわけよ。ウソをつかない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」 

 例によって、どうしようもないほど彼の品性の低さを感じさせます。彼は弁護士であり、そこから政治家になったのですが「ウソをつかない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」とは彼に当てはめるならば、まことに言い得て妙というところなのでしょう。立派な志を持った政治家も、庶民のために尽くす弁護士ももちろんいます。彼の雑言はそういうまじめな人達を、独断で貶めるものです。それにしてもこの人物は本当に品が悪い。




 


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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まっとう勝負 (ojiisan)
2012-09-04 10:54:21
あの方の人物についてモヤモヤしたものを感じていました。彼の人物評 《言い得て妙  明快》で感心しました。 「まっとう勝負」のくだり小生の拙ブログに転載させていただきたくお許しください。
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またまた (yama)
2012-09-04 11:24:14
橋下・大阪維新の会「広報」になり下がったような、このところのマスコミ報道ぶりはなんだ!
そして、彼に振り回されている国会議員、情けないとかいうか、哀れというか…。
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