「当たり前」の反対語は「有難い」ですが、
有難いことに感謝するのは、
正に、有難いことですから、すんなりと出来ます。
反対に、当たり前(のこと)に感謝しているか?
と問われると、
最初は意識してそうしようと思っていても、
時と共にだんだんとその意識は薄れ、
思い出したように、
感謝しないと…
となりがちです。
当たり前は
失って
その有難さに気づく、
たとえば、健康がそうであり
愛する人を失った時などもそうです。
いつも在る当たり前に感謝する、これ大事です。
別の視点の当たり前、
当たり前は無意識化します。
自転車に乗るのに、どう乗るのか意識して乗りません。
何も考えずにさっと乗ります(乗ることができます)。
いちいち乗る時に、さて、今日はどう乗ろうか?
と考えていたら頭はいくつあっても足りません、
脳は疲弊し、肝心な時に機能しなくなります。
ですから、何も考えずにやる、当たり前にできる
これは良い当たり前です。
一方で、先にあったように、
在る当たり前でも
意識しておいた方がよい当たり前がある
ということを理解しておくだけでも
随分と自分の「これから」が
変わってくるのではないかと思います。
当たり前への感謝は、
自分と他人を変えるものでもありますね。