「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

赤城山

2009年11月21日 16時29分12秒 | 山歩き
「赤城山」

----------------------------------------------------

上野から高崎までの車窓で、一番私たちを楽しませてくれるのは赤城山である。
見事なのは、のびのびと裾野へ引いた稜線であって、おそらくこれほど大きな
根張りは、他に例が少なかろう。
                         「日本百名山より」

----------------------------------------------------

この時期の山行は雪を避けて行け、且つ比較的安全な山に限られてくる。
アルプスや東北はもう完全な冬山で素人を寄せ付けない厳冬期に入った。

しからばと、自宅から近くの赤城山を登ることにした。

赤城山まで近いので、家をゆっくりめの5時30分出発。
bayfmを聴きながらR50の左車線をのんびり流す。

7時30分、赤城山大沼湖畔駐車場着。 
パン、紅茶、ストレッチを済まし8時40分駐車場出発。

 「樹氷に白く染まった黒桧山」     左奥の山。


赤城山の最高峰である黒桧(くろび)山登山口まで車道を20分ほど歩く。
大沼湖畔にある赤城神社を過ぎれば登山口である。 

大抵の登山者は大沼駐車場から駒ケ岳を登り黒桧山ピストンが多い。
しかし僕はせっかく来たのだからまず黒桧山に登り、それから
稜線を縦走し、駒ケ岳を経て駐車場へ戻る一周コースを選んだのだ。
しかも! 黒桧山へ登るコースは急直登のためトレーニングにもなるし。

 「黒桧山登山口」   9時スタート。


ゴロ岩が多い、しかもいきなりの直登。 
大岩を超える為ほとんど大股で延々と腿上げが続く。
風が強く頭上の樹氷がパラパラと頭に落ちてきて痛い。

 「冬のソナタ」   左奥に見える駐車場から登ってきた。


“赤城山大沼”
以前会社の駅伝チームに所属していた頃、毎年ここ赤城山のバンガローで
夏合宿を行い、湖一周の大会に出ていた。 そして夜は皆で大宴会♪

観光もバッチリで、春はつつじ、夏はボート遊び、秋は紅葉、
真冬は凍結した湖でワカサギ釣りと、四季折々楽しめる場所である。
(群馬県だけど、自宅から近いので半分地元のようなもの) 

マイナス温度にもへこたれず、急登をガンガン登るので額は大汗。
樹氷を顔や頭に付けると冷たくて気持いい。 顔を洗えばシャキッとするし。


 「駒ケ岳から来る分岐」  



 「黒桧山山頂」   10時着。   辺り一面ガスガス&小雪舞い散る・・


適当に休憩し駒ケ岳への稜線を下山する。

稜線も風が強く時折吹雪状態で先が見えなくなるので注意して進む。

 「駒ケ岳」    気持のいい稜線縦走路。  雪雲が切れてきた。


左手東方面の山々を望むと・・   オオッーーーー!

 「つくば山遠望」    遥か彼方につくば山。  そして手前にみかも山!!


今宵飲む酒は決まったゼ。    「雲海お湯割り」   ぬははー (^^v

 「駒ケ岳山頂」    思わず樹氷を口に入れた。  山、いいね。


次に飲む酒も決まったゼ。   「樹氷オンザロック」  がははー (^^v

冬の景色を楽しみながらゆっくり下山した。  11時30分、駐車場着。
湖畔まで歩いてみた。 湖を渡って来る風は一際冷たい、顔の感覚が無くなる。

 「大沼湖畔」


真冬の冷たさを肌で感じた気持のいい登山であった。

“近場の山登り”

コース熟知で時間も余裕だし比較的安全。   のんびりできていいかも♪