いつもの道を歩いていると、赤い実にグイ~ッと引き寄せられました。
大きなグミの実でした。
大きなグミの実でした。
田舎の野辺では、グミの実と言ったら、ウグイスカグラの小さな赤い実のことでした。小鳥たちの上前をはねては、当時の欠食児童たちは、薄甘いその実を食べました。
こんなに大きなグミを知ったのは、比較的最近のこと。
ひょっとして、これが、ビックリグミ?? ナツグミ?? ナワシログミ??
きっと甘いのだろうなと想像しますが。
津田仁美さんのエッセイ集『グミの実る庭で』の中に、初めてグミの実に出合うシーンがありました。
~1945年8月。宗谷丸で樺太から引き揚げてきた小学生の時、友達の家の庭で、小指の先ほどの赤い実をたくさんつけた木を見ます。
それは「耳の奥まで痛くなるほど酸っぱく」 「舌の上がざらざらとして口の中が全体に荒れてくる」渋い渋いグミの実でしたが、「子供たちはみなそれを口にした」~~
ひょっとして、これが、ビックリグミ?? ナツグミ?? ナワシログミ??
きっと甘いのだろうなと想像しますが。
津田仁美さんのエッセイ集『グミの実る庭で』の中に、初めてグミの実に出合うシーンがありました。
~1945年8月。宗谷丸で樺太から引き揚げてきた小学生の時、友達の家の庭で、小指の先ほどの赤い実をたくさんつけた木を見ます。
それは「耳の奥まで痛くなるほど酸っぱく」 「舌の上がざらざらとして口の中が全体に荒れてくる」渋い渋いグミの実でしたが、「子供たちはみなそれを口にした」~~
今の子ども達には、たくさんの甘いケーキや果物。
(津田さんの出合ったグミの名は・・・・?)
さて、私の見た赤い実は、というと~~
3センチほどにもなるというビックリグミの実ではないし・・・
葉が白緑色で、よく生垣にされているナワシログミとも違いますし~~
きっと、ナツグミではないかと思いますが・・・。