「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

大きなグミの実

2019-05-29 | いとしき草花たち
いつもの道を歩いていると、赤い実にグイ~ッと引き寄せられました。
大きなグミの実でした。


田舎の野辺では、グミの実と言ったら、ウグイスカグラの小さな赤い実のことでした。小鳥たちの上前をはねては、当時の欠食児童たちは、薄甘いその実を食べました。

 
こんなに大きなグミを知ったのは、比較的最近のこと。
ひょっとして、これが、ビックリグミ?? ナツグミ?? ナワシログミ??
きっと甘いのだろうなと想像しますが。



津田仁美さんのエッセイ集『グミの実る庭で』の中に、初めてグミの実に出合うシーンがありました。
~1945年8月。宗谷丸で樺太から引き揚げてきた小学生の時、友達の家の庭で、小指の先ほどの赤い実をたくさんつけた木を見ます。
それは「耳の奥まで痛くなるほど酸っぱく」 「舌の上がざらざらとして口の中が全体に荒れてくる」渋い渋いグミの実でしたが、「子供たちはみなそれを口にした」~~

今の子ども達には、たくさんの甘いケーキや果物。
(津田さんの出合ったグミの名は・・・・?)

さて、私の見た赤い実は、というと~~
3センチほどにもなるというビックリグミの実ではないし・・・
葉が白緑色で、よく生垣にされているナワシログミとも違いますし~~
きっと、ナツグミではないかと思いますが・・・。


いつも読ませていただいている、「黄昏どき」さんのブログに、”樺太引き揚げの記が。
いつの世も切に平和を願います。
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