「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

上を向いて

2005-10-29 | 日常の小さな喜び&こころ便り

Hさん、先生のお話。前にも本の中で、書かれていたJさんの家に行ったそうです。
普段着の女の一人暮らしの飾らない生活を、隠さず見せてくれたそう。
干し物の置かれた室内。シーツに猫の毛のついたままのベッドルーム。
日本人だったら一週間も前から掃除しないと、人を招きいれられなかったりするのにね。
「・・ほんとうに親しくなったら、こころを開いてくれるのね。みんな、何処の国でも、人々は、一生懸命、健気に生きているのだなあって」と。

みんな出口を求めているような、今の世の中。幸せそうに見える人でも、開けてみれば、それぞれに何かしら抱えて生きている。みんな・・、私だってそう。
前に読んだ常盤新平のエッセイのタイトルに好きなのがあります。
『そうではあるけれど、上を向いて』
ほんとうにそうよね。
こころも体もお忙しい日々と思いますが、お互い”チン・アップ”でいきましょう。
 時にはゆっくり体をおやすめくださいね。
 
  * 花壇のふちに植えたムスカリが、
      線形の葉を勢いよく伸ばして、
   少しずつ少しずつ、
花を咲かせる準備をしています。
   確実に春は近づいています。

  
      

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ヒモにご用心

2005-10-26 | 日常の小さな喜び&こころ便り

・・・っていっても、変なヒモではありません。普通の靴の紐。

自転車で、スーパーからの帰り道のこと。
「前にズボンのすそが、ひっかっかったことがあったなあ、危ない危ない」
そんなことをふと思いながら、ペダルをこいでいた。
突然左足の動きが、きつくなって自転車に引きつけられるように、身動きできなくなった。
とっさに、ブレーキをかけて、ツツジの植え込み側に自転車とわが身を倒した。
ああ、恥ずかしい。ベビーカーを押していた若いママには何度も心配されるし・・・。

いつのまにか、スニーカーの紐がほどけて、ペダルの付け根に巻き取られている。
何でも危険になりうるのですね。
せめて、車道側に倒れなくてよかった。危険回避ができたことをよしとしよう。
最近の自分への警告と受け止めて。
またしても締まらない話。
お粗末さまでした。

でも、みなさま、くれぐれもヒモにはご用心。
しかし、ドジな私以外にはあまり遭遇しそうもない災難ですね。
さあ、ピリッとしてゆこうっと!!

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空洞化

2005-10-23 | 日常の小さな喜び&こころ便り
先日、集合住宅の公園にある柳が、太い根元から、ぽきりと倒れた。
この住宅ができてから30年くらいだから、柳もそのくらいは生きているだろう。
境のフェンスをグニャリと壊し、太い幹が道路に2メートルもはみだしている。
そこはいつも、違法駐車の車やバイクが止まっているところだ。
誰にも被害がなくてよかった。

柳は、よく茂るので、過去に何度も枝切りされ、そのつど、オブジェのようになっては、復活していた。
根元を見ると、まるで腐っていて、芯は空洞であった。残る外側の組織で辛うじて生きていたのだ。
なんだか似ている。今という状況・・と感じてしまうのは、私だけだろうか。

自分にも重ねてみる。
根元は腐ってないか、芯まで詰まっているか。
日々たいせつに、今を生きているのか。

過日、すっかり後片付けされたその道路を通った。フェンスにはまだ、ロープが張られたままであったが。
同じ敷地内の、枝払いされ、すっかりオブジェと化したネズミモチの傍らで、セールスマンらしき若者が、ケータイで話している。話しながら、木に触れている。
その後、彼が幹をぐいっと押すと、いとも簡単に倒れてしまった。
彼は、驚いてか、建物のかげに隠れてしまった。

通り過ぎてから木のあたりを振り返ると、またもどってきて、話を続けている。

ネズミモチの歴史も柳と同じくらいである。
?十年も経つと・・・木も人間も、
いつのまにか空洞化している?
していても気づかない????




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熊井明子さんの講演会◆薔薇で暮らしを楽しむ 

2005-10-19 | いとしき草花たち

「神代ばらフェスタ」
*平成17年10月8日(土)~11月13日(日)*
が開催されている都立神代植物公園で、見逃せない講演会を見つけました。
ポプリを日本に紹介し、広めた第一人者で、エッセイストとしても知られる熊井明子さんの講演会。
『香りの百花譜』『シェークスピアの香り』など、香り立つような著書も。
ぜひ、うかがいたいと思っています。まずは、往復はがきで。
 (以下、神代植物公園のお知らせから―)

  ◆薔薇で暮らしを楽しむ <シェイクスピアからアロマテラピー・ポプリまで>
  
開催日時:11月12日(土)                 
  13時30分~15時30分 
       
  
  講師:熊井明子(エッセイスト、ポプリ研究家)          
 
応募締切:10月23日(日)※当日消印有効 
募集人員:100名
             
<開催場所> 神代植物公園植物会館2F集会室        
 <応募方法>           
往復はがきに①希望講演名、②氏名、③住所、④連絡先電話番号を
明記して応募してください。

(詳しくはこちら↓でお確かめください。) 
        
http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=76&mode=detail
 

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<ひなたの時代> 深津真也展 

2005-10-16 | 日常の小さな喜び&こころ便り

               :::::::::::::::::::::***::::::::::::::::::::::::::

1991年に出版された作品集「ひなた ひなた」に収録された作品を含む、
自選展となります。
展示される機会が少なかった作品を、どうぞご覧下さい。 深津真也
   火・木・土 pm2:00~6:00 作家在廊

2005年10月17日(月)~29日(土)
am11:00 ~ pm6:00 
(日曜休廊)
                            <最終日4時終了>
あらかわ画廊
〒104-0031東京都中央区京橋1-9-4
京和ビル4階(ブリジストン美術館裏)
TEL/FAX 03-3535-0162

:::::::::::::::::::::***:::::::::::::::::::::::::::::

深津真也さんの個展のおしらせが届きました。
この前の銀座煉瓦画廊のときは、清川先生の
『出会いのときめき』(清流出版)のカバー原画の
薔薇の絵もあり、文庫本『義経』などの原画も
展示されていました。

深津さん描く花の絵は、ご自宅で育てていらっしゃる
薔薇や睡蓮たちがモデルだそうです。
緻密で繊細な画面の中から、花への愛情が漂ってくるようでした。

今回も、ブリジストン美術館、銀座コース、
楽しみです。
 

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