いただきました。酒蔵の甘酒キャラメル。
柔らかく、とろける甘味の中にも芳醇な甘酒の香りがしっかりとしています。
下関酒造の丹念に醸し上げた清酒の酒粕が練り込まれています。
実際に食べてみるまで、全く想像もできなかった得も言われぬおいしさでした。
暑さに打ちひしがれた体の隅々まで蘇らせてくれる、癒しの味。
富山の薬の能書きみたいなレトロ風なデザインにも、
古くから愛され続けてきた伝統食の安心感が漂っていて素敵です。
「甘酒」は、俳句の夏の季語。
てっきり、冬とか春先に味わうものだとばかり思っていましたのにーー、
江戸時代には、真夏に飲まれていたのですって。
庶民は、滋養と活力に秀でた甘酒を愛飲し、暑気払いをしていたのですね。
(説明書を参考)
一時の涼しさに聴こえた虫の音もひっこみ、また暑さがぶり返してきました。
私も甘酒キャラメルをいただいて、がんばりましょう。
M子さん、ありがとうございました。
清川 妙(きよかわ たえ)著 海竜社刊 1200円
清川 妙先生の最新刊エッセーです。
日々のいとしみを積み重ねて、生き、学んできた著者の思いは、「徒然草」の兼好の「存命の喜び」に重なります。
常に新しい風を取り入れて、知識が知識として淀んではいないこと。”喜び上手”を今も更新中というのがすばらしいと思います。
*書いたり、講義をしたりする日々の中に、自分自身もまた学ぶ日を持つことを忘れてはい
ないーー学ぶ喜びを綴った文章が読者の共感を得ればこれも幸せなことである。
ひとり暮らしの日々を快適にする様々な工夫もお伝えしてみた。~~
年をとったから、といって、自分をあきらめず、思い捨てず、できるだけ明るみに心を切り替えて、
生きていこうと、心から思う。 (「はじめに」より抜粋)
90歳になられた先生が、教室の生徒たちの誰よりもいきいきとお元気である秘密が、ここにあるのかも。
1章 明るく、心ゆたかに
2章 ゆっくり、ていねいに
3章 痛いの、かゆいの、言わない
4章 心ふっくらと、やわらかに
5章 心のネジを巻きながら
---もくじから ---
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☆清流出版のHPに、清川先生の記事 ☆
☆ただいま発売中のPHP9月号に、
特集 いま、自分にできること 「一生懸命に生きる」 のなかに
「悲しみに挫けずテイク・アクション」清川 妙 が掲載されていますーーと、すぴかさん情報。
私も早速読みました。あのイギリスのアンチークのテーブルに出合われたシーン、思い出します。
それからもずっと「せつなを積み上げ」られ、貫かれて~~
本を手に取ってみると、☆ 開きやすい製本になっていて、安心感があります。
☆ 文字も大きく、読みやすく、シンプルな紙面です。
さくら公園のマテバシイに、たくさんのどんぐりが生っていました。
大きな細長君は、2年がかりで実ったマテバシイのどんぐり。
左上の枝先から、ひょいーっと小さなトゲトゲをつけて伸びているのは、今年生まれたてのもの。
来年のいまごろ大きなどんぐりになります。
なんだかはつらつ顔の細長どんぐり君。落ちるのも、もうしばらくでしょうか。
honamiではないけれど私も、”大人になっても、ついどんぐりの類は拾いたくなる”
と言っても、もうだいぶ後半の大人ですが。
この前、シイの実を調べた時に、マテバシイの実も食べられることを知りました。
タンニンが少ないので、アク抜きせずに、炒って食べられるそうです。
~が、まだ実行していません。今年は試してみましょう。
ランドセルのかがみて拾う木の実かな
☆マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)・は、ブナ科の常緑高木。日本固有種で、海岸などに多い。
街路樹、公園樹などでよく見られます。
☆どんぐり図鑑 どんぐりの種類を知るには、帽子(殻斗 かくと)の形が決め手。