「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

行船公園 ・さくら日和

2008-04-07 | 葛西スケッチブック

 
          あはれ花びらながれ
         をみなごに花びらながれ・・・

風にのって、しばし空を遊ぶ花びら。ゆるやかに散る花びらを愛でつつ行船公園の午後です。芝生には大勢の家族づれがシートの上でお花見。
池の端の大きな石の上では子どもたちがザリガニつりにしゃがみこむ。

子ども動物園のレッサーパンダも、姿を見せて盛んに動き回っているーー春ですねえ。 「あら、珍しい。いつもは巣の中に引っ込んでいることが多いのに」と親子づれ。
季はちょうど三好達治の詩のよう。
でも、この春さいごのさくら日和かな。                 (08・4・6)

                

                   
          あわれ花びらながれ
     おみなごに花びらながれ
     おみなごしめやかに語らいあゆみ
     うららかの跫(あし)音 空にながれ
     おりふしに瞳をあげて
     翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
     み寺の甍(いらか)みどりにうるおい
     廂(ひさし)々に
     風鐸(ふうたく)のすがたしずかなれば
     ひとりなる
     わが身の影をあゆまする甃のうえ

                         三好達治 「甃(いし)のうへ」

 ♪行船公園

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愛しのオーリキュラ

2008-04-07 | いとしき草花たち


           
 先日友人と行った墨卜展(銀座・大黒屋ギャラリー)の会場で、オーリキュラを見ました。本来の目的は轡田先生も出品されている書を見に行くことでした。そちらに関しては、友人が書いてくれるでしょう。
私は、この思いがけない出会いの花のことを。
受付の机に飾ってあったので、撮らせてもらいました。
オーリキュラとはイギリスで古くから愛好されている原種のサクラソウの園芸品種だそうですが、その基準は厳密らしく・・・、
今、ホームセンターなどで売られているものは、ほとんどがプリムラ・ブベスケンス(ガーデンオーリキュラ)と呼ばれるものだとか。
私は初めて出会い、「あっ、オーリキュラだ」と思って、単純にうれしがっていますが、詳しくはこちらで。

昔、ディズニーの漫画映画で、花が喋るシーンがありましたが、あれは、きっとこのオーリキュラをイメージしているに違いないと今でも思っています。

                                  

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