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赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

思秋期♪

2008-12-01 | My favorite things

    

今日から12月。
桜、ケヤキ、そして・・・イチョウ。秋色に染まっている横浜です。

今日の夕方。職場からの帰りです。街を歩いていると、
色づいた木々の葉と、黄昏の空とのハーモニーが素晴らしくて・・・
人ごみの中で見る紅葉の名所より、ずっときれい・・・と、
しみじみ思いました。
(観光バスが行くような観光地が苦手なアタシ

イチョウの葉を蹴散らしながら、サッカーをしている子供たち。
きれいな桜の葉を無心に拾っている、小さな女の子。
穏やかな秋の日にふさわしい、そんな光景も大好きです

                       

さきほど、ブログのお友達のところへ伺ったら・・・
岩崎宏美の歌で「青春は忘れもの~。愛しても傷つく~」の
タイトルが思い出せない・・・とのこと。

タイトルは『思秋期』。聞いてね

この歌、秋になると口ずさんでしまいます。
阿久 悠の詞!!好きです。

いつだったかしら?阿久 悠が、新聞に書いていたのですが
この歌のレコーディングのとき、当時18才の岩崎 宏美が
(いつも冷静なのに)泣き出してしまって、レコーディングが
出来なかったそうです。

そして、『阿久先生のようなオジサン(当時40才くらい?)が
どうして自分たちの世代の心境を詞に書けるの?』・・と
尋ねたそうです。
それに対しての阿久氏の答えは、書かれていなかったのか
それとも私が忘れてしまったのか・・・

でも、その記事を読んで『当時の阿久氏と同じ年頃(オバサン)に
なった今の岩崎宏美なら、オジサンだから書けたのだと
思っているだろうなぁ』。。。そんな風に思いました。

それは、アタシもオバサンになっていたから(笑)
だって、彼女が18才で歌っていた頃(S52年)は、
特に好きな歌ではなかったもの・・・。

足音もなく行きすぎた 季節をひとり 見送って。。。

若い頃。見送ってきたものを持たない人生の春には
わからない感覚だったのでしょうね。

見送ってきたものなど・・・綴りたいこともありますが・・
夜が更けてまいりました。明日の現実があります。

秋ばかりを、思ってもいられないので・・・(笑)
大好きなこの歌の最後の章を、今宵のお休みの
ご挨拶とさせていただきます。

一人で紅茶のみながら、絵葉書なんか書いている
お元気ですか みなさん いつか逢いましょう
無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや
笑いころげたあれこれ 思う秋