かわたれどき通信

それはいつどんな時でも起こりうる崖っぷち通信

そういえば昨日は

2006-03-06 02:58:26 | 駄文
バレンタインでしたね。
みたいな記事を書こうと思ってたらいつの間にか3週間近く経っちゃいました。
早いもんで10日もしないでホワイトデーですよ。2月短すぎ。

言うまでもなく毎年バレンタインとは無縁な僕ですが、
今年はなんというか、集団生活の場に属していなかったりもしたんで
びっくりするほど縁遠くて当日までその存在を忘れてました。
当日になってその時のバイト先(5日だけの短期、男女比がありえない)
のおばちゃんもといおねえさまからチョコ(10円相当)を貰って初めて気づく始末。
あれは美味かった。涙でしょっぱかったよ。

さてバレンタインといえばマイブラですね。もうべったべたに。
キレイキレイで洗っても落ちないくらいのべたつきようですが。
マイブラといえばラブレスです。愛なんていらねえよ、冬です。
愛されるよりも愛されたい季節なのに、くしゃみをしても独り。
はぁー書いててかなしくなってきたな。

マイブラッディバレンタイン、直訳すれば血のバレンタイン。
思い起こせば6年前、20世紀最後のバレンタインデーは僕にとって正に血のバレンタインでした。
当時僕は花も恥じらう中学2年生14歳。いやー若かったなー。
あの頃いったい何やってたんだろう?
部活も辞めてたし、かといって勉強もしてなかったし(一貫なので受験無かった)。
とりあえず椎名林檎にはまってたのは確かで、「約束はいるぁないわー」とか歌ってたな。
ガラスパリーン!て。まだネットもケータイもなくて、音楽雑誌で情報集めてさ。
なんか青春だよね。ははははずかしい。

話を元に戻して、そんなごく平均的(ややおばさん風味)な中学生だった僕は、
1年の時から同じクラスで部活も一緒だった女の子にホの字だったわけです。
至極ありがちなパターンですけども。いやん。
だがしかし、そんな純粋な僕の感情が何故か周囲に伝わってしまい、
悪友たち(たまにここにコメントしてくれる和歌山県民とか)を巻き込んで
今は亡きJTBのドムドムやマイチカのドリンクバーで毎日のように会合が開かれる始末に。
お、おまいら俺の恋路をおもしろがりやがって!
そこでありがたーいアドバイス(しかし現状を省みるとあまり役立っていないようだ)を頂戴し、
挙句の果てには何の関係もない生物の先生にまで激励されて
時は2000年2月14日、セントヴァレンタインデーを迎えたわけであります。
決戦は月曜日。放課後、屋上にて。掃除してた見知らぬ高校生にまで励まされて、
僕は一世一代の大勝負に出たわけであります!チョコが溶けるほど恋したい♪であります!
なんてったって世紀末だもの、逆バレンタインだっていいじゃない!!
いざ、出陣!


   ~以下、ご想像にお任せします~
意を決して告ったら体よく断られたんです、要は。
そしてニヤニヤしながら待ち構えていたのは悪友たち。。。

こうして2000年2月14日、20世紀最後のバレンタインデーは
僕の心に深ーい傷を残して終わったのです。流血の惨事。
これぞ私の血のバレンタイン。愛無き世界。


ちなみに僕がバレンタインデーを忌避する原因を作った彼女は
中3、高1とまるでほとぼりを冷ますかのように違うクラスになり、
「ああこれであの子とも縁が切れたか」と思っていたのもつかの間、
高2、高3と結局六年間のうち四年同じクラスになって、
最終的には卒業アルバムにコメントまで書いて貰っちゃいました。
(「こういうことを頼む○○(僕の名前)は嫌い。」だそうです。ひどい。。。)
さらに困った?ことに僕が志望校に落ちたりなんだりした結果、
学部やキャンパスは違うにしろ、実は今同じ大学に通っていたりいなかったり。
腐れ縁というかなんつーか。世の中何が起こるかわからんね!


恋をしているのは誰だ!?


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