今年もあとわずか
一年を振り返る時期になってきました。
今年は年初に自分の事を知ることを目標の一つにしていたのですが、今年は私にとってとても大きな意味を持つ年となりました。
年初に母が亡くなり、今年前半は茫然自失のうちに過ぎていった気がします。
年は取っていたものの、取り立てて病気でもなく、毎日元気に過ごしていた母。
私は母が亡くなることなど、微塵も考えることなく自分の事ばかり考えて、今まで過ごしてきたのです。
遺品を整理していくうちに、嫌でも考えざるを得なかった、母の人生。
大半が私の育った時期と重なります(当たり前**)
母の想いを深く考える時間が長くなりました。
そして、今の私は母の意志がかなり入っていることにも気づきました。
私の性格や嗜好、人生に対する考え方など…
母の想いがそのまま私に投影されて、今まで来たのだ、と。
母娘ってそうなのかもしれないです。
何歳になっても、ずっとそう。
そうやって、何世代も何百年も、めんめんと想いが途切れることなく伝わっていくんですね。
だから、今こうやっていろんなことを考えたり、していきたい事なんかも、ずっと前からの想いが重なって今の私に届いている。
話が大きくなっちゃいましたけど…
だから、何故こんなことに興味があるんだろう、なんてことはもうどうでもよくなってきました。
心の底からやりたいことをすればいいんだって、この歳になってやっとわかってきた。
で、何だかすっきりして、通訳の仕事に行って、いつも何かに怯えていたのですが(?)、それが嘘のようになくなって、平気になりました。
今でも大勢の前で話さないといけない時は、心臓パクパクですが、それでも前のように怯えることはなくなりました。
やりやすくなった。