弘法筆を選ばず？！

空海の有名な言葉に「弘法筆を選ばず」と言うのがありますが、私は結構筆を選びます！
単純に気分や雰囲気に惑わされる？方なので、ラブレターの時はボールペンじゃないし、短歌を書くときはシャーペンじゃないでしょう、と変なところにこだわります。（そこがB型・・・）

来年の手帳、ちょっと例年よりいいのを買ってしまったし、色もワイン・・・・とそのとき突然フラッシュバック！
１６年前買ったボルドー色のモンブランがあるよ～！
昔はそれでよくラブレター？を書いたものだったのに、最近はそんなお手紙をしたためる時間が（相手が）なく、忘れ去られていたモンブランの万年筆。
「そうだ、そうだモンブラン！」
早速伊藤屋に行って洗浄してもらい、モンブラン復活！
来年の手帳も素敵なことで埋まりそう・・・・・

そして短歌は・・・・やっぱり筆でしょう！！下手な歌も妙な説得力を持っちゃいます。
最初出版社に筆書きの原稿を送ったときは、かなりインパクトが強かったようですよ。
やはりワープロと違って、「私」が出てるんでしょうね。

美しい短編映画を見ているようで、短歌の新しい可能性を感じる・・・・とおっしゃってくださいましたが、筆文字の雰囲気に助けられたような気もします・・・

文芸評論家の先生には「私はこう思うんだから・・・・なんか文句あるの～という周りにあれこれ言わせない強さを感じる」
といわれましたが、花がうたう歌を聴く耳を持つ（研ぎ澄まされた感性を持つ）、稀有な歌集とお褒めの言葉をいただきました！

稀有ですよ、稀有！
確かになんか文句あるの～の私が、女の切なさ、悲しさを歌ってるんだから稀有だと思います！

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