皇帝ヒョードルよ、君主なればすべてはあなたの望むままに

さすが我らが皇帝ヒョードル、絶対君主と呼ばれる以上、室内散歩をするときでさえ領地の検分を怠ったりはしない。

たとえば大将のイス。
皇帝落下を恐れたチチの手により、背もたれを思い切りリクライニングさせられているとはいえ、ここは相変わらず皇帝にとって特別な場所。

そして、水槽掃除のときにはいつも取り外された脱走防止ガードが置かれるこのコーナーも、巡回ルートのポイント。

 

おや。皇帝が何かに気づいたようです。

「ぶら～ん」

 

おお、これは！
水槽から取り外された赤外線ライトのコード。

「ぶらぁ～ん」

どうやらたまたま進路上にコードがあって、さすがの皇帝がそれを無視して前進しようとしているだけのこと。
カメがなぜか電気コード好きなのは周知の事実（？）とは言え、これはかなりの体力を消耗するのではあるまいか。

やっと通り終えた本人は、えらく満足げではあるが。

　　　 　special thanks バナー製作：ノラドラさん

　　　　　　　

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　　　　　付録：ろーたすの館　　　　　

春休みということで、ムスメは単身ジーチャンバーチャンのうちに泊り込んでいます。小さいころから、学校の長期休みには泊まりに行くのが習慣になっているのです。
でも春休みと言えど部活はあるので、毎日ジーチャンに送迎してもらっているようです。

そんな中、おととい私が仕事をしていると、ケータイにバーチャンからの着信が。

私「もしもし」
ば「あ、もしもし～」
私「うん？　何？」
ば「タバコだよ～ん♪」

・・・はぁっ？

　　※　この場合の「タバコ」は、秋田弁で「おやつの時間」という意味です。

私「ああ。１０時だね。・・・で？」

ブツッ。　・・・ツー・ツー・ツー・・・

私「もしもしっ？！」

新手の嫌がらせか？！　
でもまあ、用事があるならまたかけてくるだろうと思い、ほうっておきました。

すると２０分後、またしてもバーチャンから着信。

私「もしもし」
ば「ちょっとー。オレさっきお前に電話したっけが？」
私「うん。（しただろ！　思いっきりしただろう！！）」
ば「翠ちゃんにかけたつもりで、間違えちゃった！！(笑)」

なるほど。二階にいるムスメに対し、「おやつだから、リビングに降りておいで」という電話をかけたわけですね。（参考記事はコチラ）
私とムスメは電話の声が似ているらしく、バーチャンは相手を間違えたとは夢にも思わなかったらしい。しばらく待っても降りてこないムスメに、再度電話しようとして履歴に気づいたというお粗末。

事の顛末を知ったムスメに大ウケしたのは言うまでもありません。