シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

日本放射線影響学会第54回大会 神戸

2011-11-17 23:49:17 | 放射線防護情報センター

本日11月17日から3日間神戸ポートアイランドにて日本放射線影響学会第54回大会が開催されています。現地からの報告です。(J博士)

1)神戸・日本放射線影響学会大会会場からの報告です。長崎大学・高辻俊宏らは福島第一から30km離れた久の浜で採取された魚介の放射能分析を行った。その値は、昆布中のカリウム放射能キロあたり1600ベクレルよりも全てが低く、リスクは低い。

2)京大原子炉実験所・山名元教授が福島第一では、炉心溶融があったが、圧力容器・格納容器の構造は底に一部穴が開いたが、ほぼ存在している。・・・メルトダウンしたチェルノブイリとは全く異なる。
3)科学は目にも見えない真実を見出すのです。さまざまなデータを積み上げてです。私の周辺線量調査結果は、原子炉の損傷がチェルノブイリになっていないという、炉物理専門家の結論と一致しています。福島はチェルノブイリにはならなかった。これに間違いありません。
4)福島第一は、チェルノブイリのような圧力容器のメルトダウンはなかった。

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