シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

日本の独創的発見 高速炉こそ中心となる核エネルギー技術

2011-11-28 16:02:11 | 放射線防護情報センター

みなさん、これからも、日本の科学の発展を応援しましょう。科学力は日本だけでなく、世界を幸福にします。明治維新前から、日本の科学はすごい。だから、昭和初期に科学技術が飛躍したのです。ゼロ戦、大和、核研究。科学は日本の誇り、小さな国からノーベル賞多数。猿まねではない独創の科学が生まれています。

今日本にとって最も必要なものは、21世紀の国家観。自主憲法、エネルギー問題、食料、平和維持のための国防。世界の人口が爆発している世紀のなかで生き残りを賭けたビジョンが求められています。核エネルギー技術・もんじゅを放棄するのは、国家の自殺行為。

もんじゅの基本原理は、昭和19年、天才物理学者・彦坂忠義のウラン238の核分裂理論が源流にあるのです。この発見を実用化させていくことこそ、日本政府であり、この国のエネルギー政策の中心とすべきこと。この基本理解もない細野原発相は、担当にふさわしくない。

  高田 純

わが国の本当の核研究の歴史を知りたい方は、

拙著「核と刀」をご覧ください。

http://p.tl/MxL7