シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

3  「中国核実験災害問題シンポジウム 090318 東京」

2009-02-04 14:19:29 | シルクロードの民族と核実験災害

日本ウイグル協会から、下記の案内が寄せられましたので、お知らせいたします。多数の皆さまのご参集を、お待ちしております。

シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」

 核の保有国、核実験を実施した国は複数あります。しかし居住区域で大規模な地表核実験をした国は中国だけです。周辺への影響を全く考慮に入れない核実験を行うという、まさに悪魔の所業といえるでしょう。

 中国は、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の楼蘭付近で、1964-1996年に46回、総出力20メガトンの核実験を行い、周辺住民への甚大な健康被害と環境汚染とがもたらされています。しかし中国政府はその実験事実を公開せず、周辺への影響調査ですら行っていません。

 シンポジウムでは、日本人科学者およびウイグル人医師から、核実験災害の調査結果が報告されます。それにもとづき、中国の核実験災害の問題点および国際社会における日本の役割を考えます。

【場 所】東京都千代田区永田町1-1-1 憲政記念館

     丸ノ内線、千代田線 国会議事堂前駅 2番出口から徒歩7

               有楽町線、半蔵門線、南北線 永田町駅 2番出口から徒歩5

【日 時】平成21318

開演 17:30 講演 18:30 終了 20:30

【講演内容】

1.「中国の核実験災害とその問題点」 理学博士 高田純氏

2.「健康影響の調査」 医師 アニワル・トフティ氏

3.「日本の役割」 ジャーナリスト 藤井厳喜氏

  4. 各団体よりのコメント

【主 催】日本ウイグル協会会長/世界ウイグル会議日本代表 イリハム・マハムティ

【後 援】放射線防護情報センター、日本国家基本問題研究所、任意団体イリハム応援団

 

【講演者】 

高田 純氏                      放射線防護情報センター主宰、札幌医科大学教授

アニワル・トフティ氏  在英ウイグル人協会会長

藤井厳喜氏               国際政治学者

     事前申し込みされる方は日本ウイグル協会宛にお願いします。

MAILkessokyo@nifty.com

URLhttp:// uyghurhotline.com/

 開催案内のチラシ http://uyghurhotline.com/090318simposium.pdf

2 「中国核実験災害問題シンポジウム 090318 東京」

2009-02-04 11:13:39 | シルクロードの民族と核実験災害

 ほぼ同時に、このシンポジウムを妨害する驚きのメールが、届きましたので、みなさんへお知らせいたします。

 私は科学者ですが、自由な日本社会に暮らす、ひとりの人間です。科学、技術、文化、経済、政治など、どれも大切です。    J博士

 

水谷尚子殿

下記のご意見、小生のブログに掲示し、私と無関係であることを、世間(中国共産党工作員を含む)にお知らせいたします。 それがあなたのご希望なので、異存ありませんね。 

ウイグルの被害者を利用してきたのは誰かは、既に自明です。プロジェクトJ1をも、妨害してきたのは、あなたではないですか。

私は世界の核被害者に対して、同じ姿勢を貫いています。まやかしの”反核”姿勢はありません。

高田 純 理学博士

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アニワル医師のシンポジウム参加を、「私は絶対に阻止します。」と言った、水谷尚子氏から、掲載を不満とする旨のメールが、その後、届きました。意外ですが、ご希望なので、掲載を下げます。

 勇気あるアニワル医師の参加をまっています。誰にも、脅迫行為はゆるされません。 

              高田純 090205 9:52

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 この”メール”に関連して、水谷氏がさらに発言するのなら、私に送りつけたメール原文を開示すべきと考えます。それにより、読者が客観的に判断できるからです。それを決めるのは、彼女自身ですが。

私は、昨年10月の三民族連帯シンポジウム以来、水谷氏と交信をしていません。それは、私が先のシンポジウムに対して送った”支持”の発言直後に、彼女から、私との関わりを切る主旨のメールがきたからです。

 しかし、その彼女から、再びメールが届いたのでした。私は、完全に縁を切っていたのですが。今後も、私の姿勢はかわりません。

 私はどの政治グループにも所属しない普通人です。もし所属するなら、保守の団体ですが。核放射線問題を専門とするひとりの科学者です。ただし、中国の危険な核武装と、シルクロードでの核の蛮行の実体を知る、数少ない科学者です。ですから、危険な事態の回避や、人道上の問題で、重要な情報を発信する義務が、人間として、また日本人として、私にはあるのだと理解しています。

 そのため、社会的に発言を求められたり、必要に応じて自発的に情報を発信しています。ただし、これは中国の核だけに限定はしていません。

 中国政府の強行した核の蛮行は許されるものではありません。それを、ラビアさんをはじめ世界ウイグル会議や、日本ウイグル協会イリハム氏らは非難しています。当然です。

 私も非難します。日本人なら、全員が非難するでしょう。もし非難しない人がいるとしたら、それはどういう人たちでしょうか?

 アニワル医師は、過去に一度、来日しています。日本ウイグル協会の白石氏らとも会っていると聞きます。先月のアニワル氏からのメールでは、次回の来日を楽しみだと言っているのです。彼も、命がけの調査を祖国で行いました。私も、時として命がけの調査を経験していますので、多少ですが、彼の心情を察します。

 私は、イリハム・白石・ラビアの3氏と会い、彼等の真摯で、自由を求める暖かい心に触れ、彼らの発言を理解しました。世界ウイグル会議に集まる人たちの願いは、私たち日本人なら誰でも保障されている、生命や自由など基本的な権利です。

 それぞれの人に、それぞれの信条があるのは当然です。個人の問題に立ち入る必要はありません。しかし、ウイグルの人たちの人権を守るために立ち上がった、日本ウイグル協会と世界ウイグル会議の、中国政府への要求や非難は正当であり、私は賛同しています。ひとりの人間として、この基本問題に対して、同じ意見です。私は、この意味で、これらの団体に協力いたします。

 3月18日の東京シンポジウムは、日本ウイグル協会から相談を受けて、企画の当初より参加しています。このシンポジウム開催の意義は限りなく大きいと、思います。

           高田純 2009年2月8日

http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/

http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10064090/index.html

http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10028997/index.html

http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10059468/index.html

http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/081121/index.html

http://blog.goo.ne.jp/rsilk/d/20090207

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1  「中国核実験災害問題シンポジウム 090318 東京」

2009-02-04 10:16:28 | シルクロードの民族と核実験災害

 みなさん、大変うれしいお知らせです!  

ウイグル地区・東トルキスタンで生じた中国共産党が行なった蛮行・メガトン級核実験の調査は、単なる純理論的研究ではありません。実際に百万人以上が死傷したと考えられる、犯罪的行為の調査です。

 この問題の解決には、医学を含む放射線防護学にもとづく科学調査が、第一に求められています。しかし、科学だけでは解決できないのはいうまでもありません。

 今回、来る3月18日夕刻、東京にて、シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」が開催されることになりました。予定されている演者は3人です。中国の核実験災害の放射線防護学調査を私高田が、後障害である健康被害について英国へ亡命したアニワル医師、そして、アジアの自由と民主主義のリーダー国としての日本の役割について藤井厳喜氏が報告します。

 是非、ウイグル、チベット、南モンゴルの人権問題の解決を支援されているみなさん、中国政府が隠蔽を続けているシルクロードでの核実験災害の問題に関心のあるみなさん、シンポジウムに、ご参集ください。

高田純

シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」

【講演内容】

   1.「中国の核実験災害とその問題点」 理学博士 高田純氏

   2.「健康影響の調査」 医師 アニワル・トフティ氏

      3.「日本の役割」 国際政治学者 藤井厳喜氏

  4. 各団体よりのコメント

【主 催】日本ウイグル協会会長/世界ウイグル会議日本代表 イリハム・マハムティ

【後 援】放射線防護情報センター、日本国家基本問題研究所、任意団体イリハム応援団