空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

出勤

2013-07-03 04:42:10 | 日記
上の娘が熱を出したと思ったら子供の病気に
よくある手足口病だった。

特にあせる事もないのだがなぜかその菌が親にも
影響があったという事だ。

嫁は口内炎、おいらは唾液腺炎に再びなった。
どちらとも疲れからくる体調の変化でなるらしいの
だが・・・。

唾液腺炎の経験があって良かったと思うのは自然に
治るという事を分かっているから歯医者に行かなきゃ
いけないとか変に思わなくて良いという事。

痛み止め飲んで自然治癒。若しくはGP行ってドクターに
会って抗生物質の処方箋を貰うだけ。

痛みが走ったのは娘の熱が下がり元気になった3日後の
月曜日の夜。

次の日は出勤をしたもののやはり痛いものは痛い。
いくら経験があるとはいえなりたくてなった訳やない。
それに安静にしてなきゃいけへんし。

会社には朝6時20分行ったものの、
「あのねー、口がもう開かないし耳と顎が
 物凄く痛いから帰るよ。」とマネージャーに伝えた
おいら。

マネージャーは「直ぐに帰って休め。大丈夫だから。」
と結局朝7時3分に会社を出て家路を急いだ。

そして帰宅時の運転中にふと日本の会社の事を思い出した。
サッカーの試合中、顔面を蹴られ顔左半分が腫れあがった
おいら。

おいらが所属したサッカーチームは会社のチーム。
上位リーグに行く為の入れ替え戦。
初戦は2-2の引き分け。これに勝てなきゃ上にいけない!
前半、1-0で勝っていたおいら達のチーム。
相手チームは上位リーグで順位が下位のチーム。
相手もあせるから色んなことをしはじめる。下位とはいえ
さすが上位リーグだけあった。

前半残り10分にその出来事があった!相手との1対1の場面に
でくわしたおいら。キーパーやったおいらは迷わず飛び出し
1対1をとめるも相手が思いっきり人の顔面に蹴りを入れてきた。

ボールはおいらの顔の目の前やったから審判は不慮の事故
として相手にイエローカードを与えたがおいらの方は
口の中が切れるは顔左半分腫れあがるし。

結局試合は2-1で勝っておいら達のチームは上位チームに
行ける事になったがおいらは前半終了までちゃんと試合をし
後半はベンチに下がった。嬉しいのやけど痛いほうが先。

次の日もちろん会社。しかしおいらは休んだ。口は開かんし
食べ物は水とヨーグルトのみ。会社にはおかんから電話を
してもらった。

その日の夜7時、おいらに電話がかかってきたとおかんが
受話器を渡した。もちろん喋れへんおいら。
一応電話に出た。所属部長からやった。
「明日出社しろ!仕事が残ってるんや!上手く喋れへんでも
 かまわんやろ。ええな出社やで。」

ムッカー!なにいっとんねんこのおっさん!
次の日の朝、出社し、朝に皆が集まる休憩所へ行くと
おいらの顔を見た全員が愕然とした顔でおいらを見ている。

そりゃそーさ、腫れてるし口には少し血痕残ってるし。

同僚でサッカー部のチームメートは
「あの部長、”どうせかすり傷程度の事やろ。ほんま大袈裟や”
 って言ってたで。」

まじめにやつの顔面蹴ったろかと思った。
部長が現れおいらの顔を見ると「あっ!」とした顔で
横を通り過ぎ、朝会の後に呼ばれ
「まー、無理はするなよな。仕事は大丈夫だから。」

おまえ、マジムカつくで。お前が人のこと呼んだんやろ!
アホか。

そんな事を運転中思い出したおいら。

ヨーロッパ人痛くなったら家かえる。
日本人痛くても会社に出勤。

その違いか・・・。

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