空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

引越し

2012-10-29 07:18:16 | 日記
「さー、これで契約書の最後。土曜日から貴方の
 物よ。」とバーバラにいわれ鍵を渡された。

バーバラとはコテージの持ち主。ばーさん。
じーさんと二人で暮らしていた。
よくこのコテージを貸しているらしい。

後でこのコテージをおいらに紹介した会社の上司から
聞いた話だが評判は良くないとうことだった。

それを最初にいえや~!

コテージは右にパブが繋がっておりその隣においらの
住むコテージ、その隣が小奇麗なコテージが繋がって
おり、またその隣もお洒落なコテージ。

小奇麗、お洒落。コテージって普通そうやろ。

おいらの住んだコテージだけがボロボロ。岩の塊の
中に住んでいる感じ。洞窟といった方が早い。
石がゴロゴロ。

「土曜日にはあなたの物」と言っていたわりには
金曜日にロンドンへ行き引越し荷物を持ってきた。

そして、土曜日。ロンドンからウェールズに戻り
家の鍵を開けるとそこには”走れジョリー”が2匹
ほどいた。

彼らと目が合ったおいらもキョトンとしたが彼らも
キョトン!

2匹はバーバラ夫婦が飼っている犬。まだこの2匹がいると
いうことは…。そう、バーさん達、まだおったのよ。

荷物を車に入れたまま、ロンドンに逆戻り。
結局、日曜日に引越しになってしまった。

引越し荷物を部屋に入れる。犬の匂いが凄かった。
ちなみに犬の毛もいたる所に。

掃除をしてみた。ホコリ、ごみ、バナナの皮。
沸いて出てくるゴミの山。

ついでに夜になると家の中に虫達も出現。
玄関先にはナメクジ達がにょろにょろと。

「ベットを新品にするから」といっていたわりには
結局、おいらの滞在中ベッドはボロボロのまま。
新品なんてきやしない。

そして、もっと最悪な事態が………。

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