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薄氷を踏んでいるいのち・・・口から何を入れるかで人生は変わる

2024-06-28 22:54:36 | 母の介護

母、93歳が発病してから8ヶ月、昨年末に日赤から酸素をつけて退院してきてから6ヶ月が過ぎた。

体重は増え、歩きはしっかりして、ディサービスは休まず行っている。

当初の予想を上回って回復している。

「うちに帰りたい」という気持ちが満たされて回復のモチベーションになったのだろうが、自画自賛ではないが、私が作る食事も予想以上の回復に寄与していると思っている。

江戸時代、水野南北という稀代の観相師がいたが、彼の教えの一つに「食を慎め」というのがある。

これは粗食の勧めではなくて、口に入れる物(すなわち体内に取り込むもの)をよく考えなさい。後先無く、鯨飲馬食・美食するのは悪し。ということだ。

また、同じく江戸時代の有名な書物「養生訓」(貝原益軒)にも「食は人生を変える」というようなことが書いてある。益軒というと、房事(性的な)あれこれのご教訓で有名だが(詳しく知りたい方はご自分でお調べになって)それ以外にもためになることを書き残している。

 

体内に取り込むものが生死さえも左右するのは、今回の新型コロナワクチンでよく分かった。(と思う)

一回の接種で、あっという間に亡くなった方々が大勢おられる・・・・・

横道・脱線でした・・・

先日も、パソコンの修理に来た人から「ショートステイとかにやろうとか思わないんですか?」といわれた。

まあねえ・・・・二泊三日でも行けば私は息抜きができる。(本人、酸素をつける前は、行くのは了承していたし、行くところまで仮決めしてあった)

でも、、、、何を食べさせられるのか。生活の流れも違うし。

なんか、調子崩しそうで、それも一気に悪くなりそうで、やらないでいる。

そういったら、

彼は福祉業界にいたこともある人なんで「確かに、ショートステイの後に体調崩す人はそれなりいます、あるあるですね」

一応、酸素装着でも受け入れてくれる施設は調べてあるし、いざとなったら(私が具合悪くなった時)急遽受け入れ可との話もついている・・・だから、いざというときの準備はしているが。

今のところ、その事態ではないので、しないというか、したくない(その後が恐い)。

 

今や、母の命は薄氷の上にある。(と私は感じている)

薄氷が割れないでいるのは

希望通りの自宅生活・食(サプリも含めて・毒とかそれに準じるものを体内にいれない)・決まった生活リズムやスケジュール・ヘルパーさんに恵まれている

などのおかげだろう。

どれか一つ、ちょこっとうまくいかなくなっても薄い氷は割れる・・かなあ・・・まあねえ・・・それもまた運命だろうが。

ということで本日の母の食

朝食・・・写真取り忘れました。(おかずは昼と似ています、これに納豆とかぼちゃの煮たの、ご飯と味噌汁、バナナ1/3とヨーグルト・蜂蜜のせ)

デザートに大福を出すのを止めた代わりに、ちびおにぎり2個分のところに鎮座。

これに味噌汁と、桃のデザート。

体重増加を少しでも食い止めたい。

でも、好きな物(まんじゅう・大福・おはぎは大好き)は食べさせたい!という妥協策がこれ。

デザートの桃。明日の命は分からないので、どんなものでも旬を待たずに出たばかりの「走り」を食べさせているこの頃。

上は、おやつの空豆

おやつはヤクルトとこの空豆

夕食用

下 揚げ出し豆腐の挽き肉ソーズ煮をブロッコリスプラウトの上にのせた

上 ブロコッリとカリフラワー、少し残っていたかいわれ、カニカマを味噌マヨネーズサラダに

キュウリの塩麹漬け、トマト、らっきょの甘酢漬け・市販胡麻豆腐(大好き・・日赤入院中は毎日持って行っていました)

地味に粗食(素食あるいは蘇食)ですが、雑食、野菜中心。それと、私の自慢は、調味料は伝統的な作り方をしているややたかいものを使っているてことかな。

味噌醤油は地元産。それも1年以上寝かせたもの。

地元野菜を使い、初めから自作、入れてあるものが分かる状態。

私も同じものを食べていますが、2020年4月からこっち、ほとんど受診していません。

今のところ、体内にいれるもの、そう間違ってはいないのでしょう。

薄氷の母のいのちを支えてくれているのは、地元産の素材・食ですね。

天地の恵みに感謝、感謝。

しかし・・・いずれ食べられないときが来て、そのときが「氷が溶ける」ときなのかも知れない。

それまでは粛々とスベキコトをするまで。

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