兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

ランチタイムミーティング

2006年10月31日 19時42分59秒 | ちょっぴり仕事絡み?のような話
今日は午後から仕事の打ち合わせ。と云っても、役者ではなく司会の仕事です。友人が、名古屋が母体の一部上場企業に勤めているんですが、その関連会社からなる連合会の結成記念式典の司会を頼まれたのです。
私の友人である歌手の女の子には「予算が少ないから、ギャラはこれで足りる?」ってな交渉があったようですが、私には「新しい組織で金がないから、お前友情出演な」ってな事で、ノーギャラですよ。泣ける(T_T)まぁ「顎足(食費と交通費の事。泊まりの場合は宿泊費も含まれます)」は出して貰えるし、彼が自腹で名古屋を案内してくれる約束なので、ロハで観光旅行が出来ると思って引き受けた、と云う訳です。
昨夜は、式典にご臨席される名古屋市の議員さんと一緒に上京中と云う事で、顔合わせとご挨拶をさせて頂きました。今日は「昼飯ご馳走するから」に乗せられて、新幹線乗り場に直行出来る品川で打ち合わせとなった次第です。コーヒーショップで叩き台になる原稿と新幹線のチケットを受け取り、人名やタイムスケジュールを確認して、30分程で打ち合わせは終了。後は現場で適宜。適当な物ですよ。
後は、Wingの1階にあるイタ飯屋さんでプレートランチをご馳走になりました。限定15食のこのランチ、なかなかオシャレで女性好み。お値段を考えるとお得感バッチリでした。品川でランチすることがあったら、一度お試しあれ!(^^)!

ボス猫『お父さん』の話

2006年10月31日 05時55分53秒 | 猫たちの話
ブログを書き始めて1ヶ月、今更ですが“お父さん”の事を書きたいと思います。
お父さんは、自分の事をこう云う場所で話題にされるのを好まない人なので、今まで意識して避けてきました。
が、ロン君の事を書いているうちに、お父さんの事に触れないのは、やっぱり不自然だと感じるようになって…
実は、ロン君とララはお父さんの連れ子です。私が2匹に初めて会ったのは8年程前で、ララは生後4ヶ月の赤ちゃんでした。ロン君は、初対面の私の膝にも乗って来るような人懐っこい子で、私は一目惚れしちゃったんですね。
当時、お父さんとはただの友達でしたが、「子猫を見に行こう」と云う友人Jさんの一言で、無理矢理部屋に押し掛けたのが2匹と出会ったきっかけでした。その後色々あって付き合いが始まり、いつの頃からか猫を挟んで「お父さん」「お母さん」と呼び合うようになりました。
まだ一緒に暮らし始める前、「もし何かの理由で私達が疎遠になっていても、ロン君がもしもの時は、絶対に連絡してね」と云い続けていました。実際、何度かそう云う危機もありましたし(-_-メ)
ですから、現実にロン君の最期に二人して立ち合えたのは、本当に幸せな事だったんです。ロン君が息を引き取った後、ロン君が写った写真を引っ張り出して、私が知り合う以前の写真や今の家に越してからの写真を見て、二人で泣きました。
慈恵院には私一人で行きましたが、初七日には二人でお墓参りに行くつもりでいます。
アッシュは、二人で今の家に越してから我が家の一員になった子です。お父さんとの暮らしで私が得た物は、「漏れなく付いてきた」猫達との心暖まる暮らしです。
この子達と出会わせてくれてありがとう。幸せな今をありがとう。そして、これからもよろしく。

晴天でよかったね

2006年10月30日 19時00分40秒 | 猫たちの話
今日の午後、慈恵院に電話を入れました。
合同火葬は午前11時に執り行われたそうで、私が電話した時には既に、ロン君は煙りとなって空に昇った後だったようです。
私は自宅で、ロン君の写真に「お線香」ならぬ「お香」をあげて、ロン君の冥福を祈りました。
昨夜は、ララが天井を見上げて鳴いたり、いつもとは違う不可思議な行動を取ったりしていました。多分、怖がりで寂しがり屋のロン君が、家に帰って来てたんだと思います。
ロン君が寝ていた猫ベッドには、ララもアッシュも近寄ろうとしません。ベッドに染み付いた「死」の匂いに怖じけづいているのか、まだそこにロン君がいるのか…
49日が過ぎたら、ベッドを洗って匂いを消し、また2匹が使えるようにしてあげるつもりでいますが、それまではロン君の席を残しておいてもいいかなぁ、と。
昨夜遅く、友人からメールが届きました。

しばらくは居なくなってしまった悲しみにさいなまれて辛いと思うけど時間が気持ちを和らげてくれるよ!きっと…

私も、本当にその通りだと思うよ。ありがとう。

最後の夜に…

2006年10月29日 23時46分26秒 | 猫たちの話
太陽が昇り始めてから、やっと少し眠れました。
昼前に起きて直ぐ、動物供養を行ってくれる浅間山慈恵院に電話を入れ、コーヒーを飲み、身支度を整え…
ロン君を納めた箱の上箱に、包装紙で装飾を施しました。それをリボンの様にスカーフで巻いて、ララとアッシュに最後の挨拶をさせて家を出ました。
自宅までの引き取りサービスもあるのですが、ロン君が生きていた時には乗ったことのなかった電車やバスに乗って、私自身の手でこれから祀られる場所へと運んであげたかったのです。
道々、「ここがお母さんが舞台に立った劇場だよ」とか「ガソリン入れてるスタンドだよ」なんて、心の中で話し掛けながら、駅までの道を歩いて行きました。
途中、花屋さんに寄って小さな小さな花束を買い、スカーフのリボンに挿しました。多分、知らない人が見たら、大切な誰かへのプレゼントのように見えたはずです。
電車の中ではずっと窓辺に立ったまま、バスの中では膝に抱いて、ロン君に話し掛けていました。
慈恵院は綺麗な所でした。遺体預かり所で箱を開け、ロン君に花束を抱かせてから受け付けを済ませ、最後の、本当に最後の挨拶を済ませました。
明日、他の子達と一緒に合同火葬されます。個別火葬や立会火葬もあるのですが、私自身が子供もなく後を見て貰えるかどうか判らないし、遺骨を持って帰ってもきちんと祀ってあげられる自信がないので、合祀所で永久合祀して貰う事にしたのです。もし私が死んでも、新しい子が入って来る度にちゃんとしたお経をあげて貰えるなら、その方が幸せかな、と。
でも、やはりロン君を置いて帰る時、後ろ髪を引かれる想いでした。明日にはもう、あの温かく柔らかだったロン君の肉体が跡形も無く消えてしまうと思うと、涙が出て止まりませんでした。

ロン君、たまには遊びに来ていいよ。だけど絶対この世で迷わないで…ちゃんと天国に行ってね。寂しくなった時だけ、ララやアッシュに会いにお出で。お母さん達はいつでも待ってるからね。

ロン君の旅立ち

2006年10月29日 07時27分38秒 | 猫たちの話
昨夜3:30過ぎに、ロン君が旅立ちました。
点滴をして、オシメを替えようと抱き上げたら急に暴れ出して…体を突っ張らせた後、呼吸がおかしくなりました。昨日の夕方にも、一度体を突っ張らせてもがいたんですが、焦って体を撫でているうちに治まって…
が、今回は違いました。素人目から見ても、最期のあがきだと見て取れたんです。呼吸が止まってから吐き出すような息があり、また止まっては吐いて、の繰り返し…私は思わずロン君に息を吹き込んで、指先で胸を押して心臓マッサージの真似事をしました。が、いったい何回目だったのか、「ハッ」と息を吐き出した後、完全に動かなくなりました。
今、ロン君は、私がパジャマ替わりに愛用していたTシャツに包まれて箱に入り、私の横で眠っています。新しいタオルを、とも思ったんですが、いつも一緒に寝ていたので、私の匂いがするTシャツごと火葬して貰えたら寂しくないかな、と。
さっきまではまだ温かかったのに、今は冷たく硬くなってきました。薄く口を開いたまま硬直したのでは可哀相なので、顎から頭にリボンを巻いて口をつむらせてあげてます。
やっぱり何だか眠れませんね。でも寝なくちゃ。起きたら、ロン君と最初で最後の電車の旅をしてきます。

いい湯だな、アハハン

2006年10月28日 21時03分14秒 | 猫たちの話
今日、ロン君のオシメを替えようとお尻を拭いていたら、あぁ~っ!!拭いてる側からオシッコがチョロチョロと。大慌てであちこち拭きましたが下半身はオシッコだらけ。仕方なく洗面器で半身浴と相成りました。
昔からお風呂は苦手で、絞め殺されているのかと思うような憐れな声で鳴いていたんですが、今日はおとなしく成すがままでした。水に対する恐怖心さえなければ、本人も気持ちいいと思いますよ。
以前は体に負担が掛かるから、と避けていたんですが、もう水を怖がって暴れることもないので、体を清潔に保つためにも入浴させてもいいのかな、と考えを改めました。元々猫は綺麗好きですし、自分でグルーミング出来なくなった今は、人の手が必要かな、と。
素人考えなので間違っているかもしれませんが、残り少ない時間なら、少しでも快適に過ごさせてあげたいと思っています。

紫煙の思い出

2006年10月28日 18時11分20秒 | ちょっぴり仕事絡み?のような話
私は煙草が好きです。今は大体一日一箱くらいですが、一日三箱吸っていた時代もありました。
当時、飲み話の流れで、そこにいたメンバーが似顔絵を描き合ったことがあったんですが、絵の中の私の手には、しっかり煙草が持たされていました。自他共に認めるチェーンスモーカーでしたし、常に煙草を吸っているイメージがあったようですね。
私が煙草を吸い始めたのは、ある仕事がきっかけです。それまでにも舞台で煙草を吸うシーンがあったりしたんですが、吹かすだけで吸ってはいなかったんですね。もちろんプライベートでは、煙草を手にすることもありませんでした。
それが、とある企業用の社員成長物語みたいなドラマを撮った事があって、その台本を読んだ時に「ポーズじゃなくて本当に吸いたい!」と思うシーンがあったんです。10話完結の最終話だったので、それから練習(?)して、本番撮影時には、すっかり煙草の似合う女になっていました。以来、吸ったり辞めたりしながら現在に至る、です。
その時の監督さんは、自主製作の映画などでその後もお付き合いがありますが、今でも「俺のせいだ」と反省しているようです。
またそろそろ休煙期に入ろうかと思っていますが、さぁどうなりますかね。

ベッド オン ベッド

2006年10月28日 06時35分09秒 | 猫たちの話
ロン君の目、もう余り見えていないようです。目の前で手を振っても無反応だし、懐中電灯で照らしてみても、眩しがる様子も見られませんでした。
先日、ずっとロン君を膝に抱きながらDVDを観ていたんですが、目を見開いたまま首を垂れて身動き一つしないので、そんなに衰弱しているのかと切ない気分になっていました。
ところが、猫ベッドを抱えてベッドに入ったら、前足を握った私の手をニギニギしたり、掌に顔をグリグリ押し付けたり。横になったまま少しずつですが、ベッドの中で90度回転するくらい動いたんですよ。
つまりぐったりしていたのは眠っていたからだと判明。視力がないので目をつむる必要がなかっただけみたいです。ああ、よかったo(^-^)o
もちろん寝返りも出来ないので、床擦れが出来ないように、定期的に身体の向きを変えてあげたりはしてますが、びっくりするような大きな声で鳴いたりもしますし、もうしばらくは頑張ってくれそうです。
今は、お水とポカリスェット、ベビーダノンの離乳食を食べさせてます。少しは栄養のある物を口にして貰わないと、体力が落ちますからね。
今も私の手をニギニギしながら、ベッドの中でウゴウゴしてます。まだまだ元気だぞ!!

マントマン参上

2006年10月28日 05時27分23秒 | 猫たちの話
コンビニやスーパーの買い物袋を見ると、被らずにはいられないアッシュです。あのショリショリ感がタマラナイみたいですね。
首から袋をぶら下げたまま、得意げに行ったり来たり。楽しくて仕方ないみたいですよ。わざとショリショリ音を立てて歩き廻ってます。
うるさい以外の害はないので、いつも本人が納得するまで遊ばせるようにしてますが、こうやってマントを付けたまま眠ることもあって、余りの可愛さにグリグリしたくなります。
ララは比較的早く大人になった感じがするんですが、アッシュはいつまで経っても子供のまま。人間に換算したら、もう34歳くらいなんですが(´~`;)まぁ大人になっちゃったら面白くないんですけどね。

祝・初コメント!!

2006年10月27日 09時14分42秒 | よもやま話
昨夜、このブログを書き始めてから、初めてのコメントを頂きました。いやぁ本当に嬉しいものですね。
最近は200件近い閲覧を頂く日もあって、こんな私の独り言のような文章を読んで下さる方がいるんだと嬉しく思っていたんですが、反面、どう云う感想を持って頂いたのか、不安にも思っていました。
今、ロン君の闘病日記のようになってますが、辛い事ばかりではありません。そんな中でも楽しい事・面白い事はいっぱいありますし、泣いたり笑ったりしながら日々を過ごしています。
気が向いたら覗きにいらして下さいね。今後ともよろしくお願い致します。

祖母の教え、母の言葉

2006年10月26日 23時03分45秒 | 猫たちの話
前回のブログをアッブする前に、実家の母に写メを送りました。折り返して直ぐに「写真見たよ」と電話がかかってきました。
初めてロン君と会った時「まぁ大きょい猫。犬ぐらいあるでぇ」と驚いた母は「まぁ小そうなって…可哀相なけど寿命やけん、しゃあないなぁ」「ロン君、ロン君って声掛けもって、躯摩ったげな」と。
母は、寝たきりになった祖父を、自宅で3年近く看病した人です。私も最後の1ヶ月程は、帰省して母の手伝いをしましたが、大人のオムツを替えたり、内風呂に入れたりするのは重労働でした。母も看病で腰を痛めたことがあり、母が回復するまでの間、一時入院していた祖父は、いくつもの床ずれを作って帰ってきました。
母は手作りのドーナツクッションを傷にあてがい、往診に来たお医者様に「お爺ちゃんの背中は賑やかやなぁ。赤だの白だの黄色だの」と笑われるくらい、赤チンやパウダーを付けて「こんなに大事に世話して貰えるお爺ちゃんは幸せやな」とお褒めの言葉を頂いていました。
ボケた祖父は、実の娘である伯母の顔も、息子である父の事も忘れる事がありましたが、母の事だけは忘れず、夜中だろうが何だろうが「母ちゃん、母ちゃん」と呼び続け「ありがとうよ、ありがとうよ」と口癖のように云いながら亡くなりました。
母の母の教え「若い者はこれからいくらでも楽しい事があるし、美味しい物も食べられる。だから何でもお年寄りを一番に」「死んでからどんなにいいお墓に入れたって、本人には解らない。生きているうちに、出来るだけの事をしてあげる」に共感し実践した母は、私が尊敬し見習いたいと思う人です。
母はいつも云います。「お婆ちゃんは、ろくすっぽ学校も行けんで教養はなかったけど、一番大事な事を教えてくれた」と。
母の何分の一でもいいから、私が出来る限りの事を、ロン君のためにしてあげたいと思います。

神様、もう少しだけ…

2006年10月26日 02時50分41秒 | 猫たちの話
ロン君です。痩せて、こんなに小さくなっちゃいました。
今日からオシメ。もっと嫌がるかと思ったんですが、案外なすがままでした。まぁ抵抗する力がないだけかもしれませんが。
食べ物も、ほとんど受け付けてくれなくなっています。ペースト状の猫缶を小豆粒くらい口にするだけで、それも飲み込めずにいて…支えがないと自力で座っていられない程、目に見えて衰弱しているので、少しでも栄養のある物を、とカロリーメイトのゼリーを、注射器で喉に流し込んでいるんですが、もう先っぽをかじる元気もないようです。
あと何日一緒にいられるか、遂にカウントダウンが始まってしまいました(T_T)神様お願い、まだ連れて行かないで…

試行錯誤

2006年10月25日 01時02分02秒 | よもやま話
最近文章が長いですね。いかんいかん。ついつい語りに入っちゃってます。簡潔に、と心掛けてたつもりなんですが(>_<)
実は、一件投稿するのに、結構な時間をかけてます。携帯で元原稿を作るんですが、PCに送ってからバランスを見て、改行を変えたり細かな修正を加えたり。自分で何度も読み返して(なんせ読み返し好きなので…)随分前の物に手を加えたりもしてます。多分、見て下さってる方は気付かないような、微妙な変化だと思うんですが。
もう自分で書いた文章が空で云えるくらい熟読してます。まぁ台詞を覚えるのは仕事柄不得手じゃないもんでf^_^;
実は、句読点に悩んでるんですよ。本来、改行が多く句読点だらけの文章を書く癖があり、ぶつ切り状態になるので、それを直そうとしたら全く句読点のない文章になってしまって、読みにくいんじゃないだろうか、と句読点を入れたり取ったりしてるんですよね。
まだ試行錯誤の真っ最中です。ある日突然、全ての記事のサイズが変わる、なんてことがあるかもしれません。果たして気付いて貰えるのかな?

(この後、過去の記事に全て手を加え、句読点と改行を修正しました。読みやすくなったかな?)

プロジェクト進行中

2006年10月25日 00時37分38秒 | ちょっぴり仕事絡み?のような話
はぁ~、です。実は、とあるお仕事の件で、プロデューサーさんに会いに行ってきたんですが…又々却下となりました。もう何度目だよ(>_<)
このお仕事、例のサプリメント会社の人と組んで、半年前から動いてるんですよ。彼女はM社のWさんと云う方で、自社の商品を取り扱うのはもちろんのこと、何故か他社の物まで面倒をみていて、紹介されたのがS社です。このS社のメイン商品を、テレビショッピングで紹介する役(これをゲストと呼びます)を、私がやると云う企画なんですよ。本来は役者のやる仕事ではないですが、何だか面白そうでしょ?
この商品、以前何人かのゲストさんを立てて放送されていたんですが、売上に繋がらず首切りにあったそうで、私の前にも、何人かの新しいゲスト候補の面接があったらしいんです。結局、プロデューサーさんのお目がねに適う人がいなくて、私に話が廻って来たと云う訳です。
ところが、この女性プロデューサーさんが強烈な個性の方で、美人さんなんですが、何とも威圧的なんですね。初めてお会いした時は、割とラフな服装で面接を受けたんですが、髪型や服装、何から何までケチョンケチョンにけなされて、もし仕事じゃなければ「星一徹!!(ノ><)ノ」したいくらいの対応を受けました。
次の時は、美容院でパーマ・カラリングを施し、Wさんが当日のメイクとヘアセットを買って出てくれて、外見は無事パス。その後も、話し方が硬いだの説明臭いだの…S社の人と一緒に何度か足を運んだ揚句「彼女(私のこと)は気に入ってるけど、商品がテレビ向きじゃない」なんて発言まで飛び出して、あわや決別かと云う場面もあったり。
ここ3ヶ月はアポは取らず、2~3週間に1度くらいの割でS社を訪ねて、社長さん始め社員の方々を相手にプレゼンを繰り返していました。もう販売員さん並、いやそれ以上に、商品知識が身に付いた気がします。
そして、今回パスしなければもう後がない、最終決戦のつもりで臨んだ面接。初対面の時とは比べ物にならない程に和やかに進んだんですが…結果は×。問題は私ではなく、商品の打ち出し方にあるようで「この商品にしかないニッチな何かを次回までに」と云う宿題を貰って帰って来たのです。こうなるともう私の守備範囲ではないので、S社の方に頑張って貰って、新しい資料を送って頂いてからが私の作業になります。
ここまで来たら、何が何でもこの仕事を取りたいです。頑張るぞ~!!

甘く切なく…

2006年10月24日 18時47分27秒 | よもやま話
近所にピアノを置いているお家があって、休日や夕飯時に、よくピアノの音色が聞こえてきます。居間にいると全く気付かないのですが、玄関の方に行くと、室内にいてもその流暢な調べを聞くことが出来ます。
夕暮れ時特有の少し重たい空気の中に、静かに流れるピアノの音色。徐々に輪郭を失っていく風景と、見知らぬ誰かが奏でる、いつかどこかで聞いた事のある美しく懐かしいメロディ。余りにも似合いすぎて、思わず郷愁を誘われます。
昔からそうですが、街灯が灯り始める直前の薄墨色の空を見ると、意味もなく泣きたくなります。心が急いて、じっとしていられないような、落ち着かない気持ちになるんですよ。子供の頃、外で遊んでいると、母が「ご飯よ~」と呼びに来るあの時間。楽しい遊びの時間が終わって、友達と別れなきゃいけない、と云う幼い頃の記憶が、今でも切ない気分にさせるんでしょうか?
人がまだ明かりを持たなかった頃、暗闇は死を意味しました。夜目の効く動物に襲われたり、道に迷ったり…そんな、遺伝子レベルにまで薄められた太古の記憶が、やがて訪れる夜や、沈み行く太陽を前に、言いようのない不安と寂寥を呼び寄せるのかもしれません…なんて、ちょっと哲学(?)ぶってみちゃいましたf^_^;