蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

かもめ食堂  (bon)

2023-12-10 | スポーツ、芸能、映画

 映画を観ました。
 2006年公開の日本映画『かもめ食堂』です。 群ようこの小説をもとに、全編
北欧フィンランド、ヘルシンキを舞台に製作された、穏やかでゆったりとした人々
の交流を広げて行く様子を描いた作品でした。

 『かもめ食堂』は、フィンランド語でRuokala Lokki (ruokala=食堂、lokki=
かもめ)というそうですが、“ルオカラ”とは、“レストラン”より気安い“ラ
ヴィントラ”、それよりもっと身近で小さい“食堂”のことだそうです。

          (Movie Walker より)

 ある夏の日、一人の日本人女性がヘルシンキに小さな日本食の食堂を開店した
ことから物語が始まります。彼女(サチエ)を演じるのが小林聡美で、現地の女性
から見ると小柄で童顔なので、一見子どもにみられ“子ども食堂”とか“小さい人
のおかしな食堂”と敬遠されお客は全く来ないのでした。

 そんなある日、日本かぶれの現地の青年が入って来て、アニソン「ガッチャマン
の歌詞」を教えて欲しいと頼まれたのがきっかけとなり、書店で見かけた背の高い
日本女性(片桐はいり)に声をかけたことが縁となり、親しくなってこの店で働く
ことになるのです。

          (ウイキペディアより)


 ある時、シナモンロールを焼いていて、その良い香りに引き込まれて何人かの
客が来るようになり、次第に店の味が評判となり繁盛するようになりました。それ
からいろんな人々と交流が広がって行くという、華奢な日本女性が我慢強く頑張る
姿が、しかし、その姿はやさしく、相手を包むようなさわやかで余裕を感じさせる
ものでした。優しい芯の強い女性が描かれていました。 おにぎりもおいしそう
でした。

         (ネット画像より)

 事件性のない、穏やかな人々の交流の中から人生を思い描き未来に向かってさわ
やかに生きて行く姿がスローライフに展開されていたようでした。

                     

 フィンランドで思い出しましたが、国連の『世界幸福度ランキング』で、6年連続
トップを占めているのがフィンランドで、拙ブログにも「世界幸福度ランキング」
(2023.7.11)で取り上げていました。早稲田大学にも留学していた、フィンラン
ド人のラウラ・コビロウさん(女性34歳)の講演録が会報に掲載されていたから
ですが、素晴らしい国のようですね。高額なはずの税金も殆どの人が納めたいと
いうのですね。
 フィンランドは、サンタクロース、ムーミンで有名ですね。オーロラ、サウナ
もそうですが、浪漫の漂う感じですね。しかしそんなフィンランドも今年4月に
NATOに加盟しましたね。

              

 お話変わりますが、少し前に韓国ドラマといっても、バラエティ番組として1時間物
21回連続の『ユン食堂2』を楽しく見た記憶があります。韓国のベテラン俳優4人
(ユン・ヨジョン、ィ・ソジン、パク・ソジュン、チョン・ユミ)が、スペインの
テレリフェ島、ガラチコという小さな村に韓国料理の小いさな食堂で、食材の仕入れ
から、仕込み、調理、配膳まですべて俳優がやってのける構成でした。
 1か月間限定の食堂でしたが、次第に現地のお客の好評を受け大繁盛するのです。
ドラマのようなシナリオもなければ、ただ、お客と俳優たちの調理からお客応対
など店員として働く自然で真剣な姿が印象的でした。 ビビンバやチャプチェを
はじめ、デザートにホットクまですべて対応していましたね。

 

 

 

映画 『かもめ食堂』 予告編

 

 

 


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