蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ナバロンの要塞  (bon)

2024-04-17 | スポーツ、芸能、映画

 昨日(4/16)も外は良いお天気で、日中は風邪が強かったですが少し暑いくらい
になってきました。 BS1で録画していました映画を観ました。
  この映画はもう何度も見たことがあり、ストーリーなどは分かっているのですが、
画面展開やスリルというか何度見てもいいですね。  港に出かけると、そこには
船があり、忙しく車が行き交っていたり、釣り人がいたり・・ それは行く前から
わかっていることですが、実際に現場に行ってみると、それまでは気が付かなかった
ことなど、新しい発見があったりして、楽しいのと同じような感じかもしれません。

         (ネット画像より)

 ひょっとして拙ブログに、感想などを記事アップしていないだろうか?と繰って
みましたら、なんと、2013.7.4「ナバロンの要塞」にアップしていました。 もう
10年以上前であったとは、如何に月日の経つのが早くなってきたか、改めて思い直
した次第です。初めての時は、映画館での封切でしたからこれはずいぶん昔になり
ます。
 

 前置きばかりでなかなか本題に入りませんが、この映画、1961年のイギリス・
アメリカの合作映画です。 私が学生の頃に初めて観たのですね。イギリスの冒険
小説家マクリーンが1957年に発表した同名の小説が原作で、彼の第二次世界大戦に
おける海軍の経験なども基になっているのでしょうが、これを企画し脚本を描いた
のが、あの「真昼の決闘」などを仕上げたアメリカのフォアマンでした。彼の苦難を
乗り越えた経験からどんな状況下でも信念を貫こうとした彼の不屈の精神が込められ
た作品ともいえるのでは‥ との評がありました。

                

 第二次大戦下の1943年、エーゲ海はドイツ軍の制圧下にあり、ケーロス島(架空の
島)のイギリス軍2000人の生命は全滅の危機にあった。イギリス軍救出のためには、
海路途中に睨みをきかせるナバロン島(架空)の断崖の洞窟に据えられたドイツ軍の
2門の巨大大砲を何とか破壊する必要があった。 唯一の可能性は、ナバロン島の
南部の400フィート(約120m)の絶壁は見張りも手薄で、これをよじ登り潜入する
ことだと提案されるのです。

        ナバロンの要塞  
           (ネット画像より)


 作戦を実行するために、世界的な登山家(グレゴリー・ペック)、爆薬の専門家
(デヴィッド・ニーヴン)、それにギリシャ人役のアンソニー・クイーンやアンソ
ニー・クェイル、さらにスタンリー・ベイカー、リチャード・ハリスら名優の名演技
がリアリティーと迫力を盛り上げているのです。

 作戦開始から、ナバロン島を目指す船は大嵐にあうなど危機また危機の連続で、
ハラハラドキドキですが、どんな絶望的な状況下でも任務を遂行しようとする決意、
そこには非情ともいえる局面もありますが、人間的なつながりも見せながら、成功率
の高くない作戦に果敢に取り組んで行くのです。

 しかし、ギリギリのところで、この難攻不落の要塞「The Guns of Navarone」の
爆破に成功するのです。

                

 何度見てもそのスリルと戦争の中の人間模様というか, 厳しい中にも暖かい人間
関係を改めて見ました。

                

 映画の音楽は、有名なデミトリー・ティオムキンになるもので、こちらも久しぶり
に懐かしく感じられました。 真昼の決闘、OK牧場の決闘、ローハイドなどの西部劇、
ジャイアンツ、老人と海などたくさんの映画音楽を作り出しているのですね。

 

 

ナヴァロンの要塞 (1961)  ミッチ・ミラー合唱団

 

 

 


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