蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

だんじり  (bon)

2018-09-17 | 日々雑感、散策、旅行

        今日(9/17)は、敬老の日です。 高齢者(65才以上)は、前年より44万人増の3557万人
    (人口比28.1%)と過去最高。70才以上、総人口比は、初めて20%を超える20.7%。100才以上が
     6.9万人を超えたそうです。 確実に“テルミニ”に近づいている私は、その内前方に“それ”
     が見えてくるのでしょうが、今はまだ、窓外の景色などに気をとられて楽しんでいます。


 岸和田のだんじりは、今や全国的に有名になりましたが、昨日、一昨日(9月15,
16日に)行われました。 テレビでもお馴染みの、速度に乗っただんじりを方向転換
させるあの勇壮な「やりまわし」が醍醐味で、曳行コースの曲がり角は大勢の観客で
あふれています。

 ウイキペディアによれば、『 だんじりとは、日本の祭礼に奉納される山車に用いら
れる西日本特有の呼称。「楽車」・「壇尻」・「台尻」・「段尻」・「地車」とも表記
される。主に近畿地方・中国地方・四国地方などの祭礼で登場し、「曳きだんじり」と
「担ぎだんじり」の2種類に大別される。』とあります。

   だんじり
     
                           (ネット画像より)

 

 上の写真で分かりますが、大小2つに分かれた独特の破風屋根があり、多くの彫刻、
刺繍幕や金の綱のほか、提灯やぼんぼり、旗などの装飾が施されています。 高さ4m、
重さは4トンあるそうです。 34台が街中を疾走するのですね。

 

 だんじり祭りの起源は、1700年代といいますから、300年ほどの歴史がありますが、
五穀豊穣の祈願や疫病退散を祈願する祭りとしたのが始まりとありました。

 今年は、直前の台風21号で、岸和田の町もかなりの被害が出たそうですが、町を挙げ
て開催し、むしろ元気を取り戻すとの意気込みで、街は一気に活気づいたそうです。 
 しかし、台風の影響で、開氏のハトの放鳥が中止になったり、有料観覧席の桟敷席は
資材が入手できないため、立ち見となった、岸和田城の大木が倒れたので入場禁止と
なるなどの影響はあったそうです。 15,16日の期間中約40万人もの人出がある
そうです。

 何といっても、荒々しい「やりまわし」が見どころですが、中でも比較的道幅が狭い
紀州街道には、いくつかの「やりまわし」の見せ場があるそうで、だんじりが家屋を
破壊したりするのは大体これらの箇所で発生するようで、沿道の建物には「だんじり
保険」という保険が掛けられたりしているという。
 今年も、男性が負傷したり、S字カーブで、軒に衝突した画像が出ていました。 

 また、これとは対照的に、宵宮、本宮とも夕方から夜半近くまで「灯入れ曳行」と
呼ばれる約200個の赤い駒提灯に照らされただんじりが老若男女問わず楽しめるよう
歩行曳行されるのだそうです。
 昼間の「動」に対し、雅やかな「静」を演出しています。

 

 

9月15日宵宮の様子。

 

9月16日本宮での事故 

 

 

 


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