杵屋六郎ブログ

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本日のSoundCloudは吉原雀のタマ

2017-11-25 23:10:04 | 日記
SoundCloudに吉原雀の二上りのタマ、三下り踊地をアップした。
二上りは『その手で深み~押せ押せ』 三下りは『となり座敷~踊地終了まで』
自分の気に入った録音をするにはもっと時間をかけて録音すべきだが、とりあえずアップしおくことにする。
二上りの楽譜には繰り返し記号の始まりが抜けているので修正する必要があります。(2小節繰り返す部分)録音を聴けばすぐに判明します。

本番の時間に合わせて声を仕込む

2017-11-25 01:02:21 | 日記
声が仕上がるまでの時間を精密に計算しておくことは大切だ。目指す時間に声が仕上がらないと、思うように声をコントロールすることは出来ない。発声練習を効果的に進め、短い時間でも効率よく声を仕込もう。仕込み終わるまでの時間は最低でも1時間は必要だ。声の仕上がりには個人差が出やすいので声の調子を見極めながら発声を工夫しよう。
①失敗したときの反省点は大いに役に立つ。失敗から学んだ点を思い出そう。
②過去の成功例を踏襲して同じやり方を積み重ねることも大切だ。
③大切な本番の時に新しい練習方法で声を仕込むのは危険だ。最も信頼できる過去の成功例を実践する方が確実だ。
④声の仕込みがうまくいけば安定して何曲も唄いこなすことが出来る。仕込みが不十分だと自然な発声が出来ない。
⑤料理と同じで仕込みを十分にしておけばトラブルは起きない。
⑥仕込みとは見えないところの準備を完璧にしておくことに尽きる。
⑦強い精神力と自信を持つには見えないところで仕込みを確実にしておくことが必要だ。
⑧数多くの舞台を踏んで積み重ねた結果が本当に役立つ声の情報になる。声の仕込み方を完成させよう。

下ざらい

2017-11-21 22:21:22 | 日記


本日は下ざらい。

お稽古で教えた通りに弾いてくれると本手がぴたりとハモル。ハモルことで統一感を持って演奏することが出来る。それが何よりも気持ちの良い瞬間だ。シンクロ出来ることは何十年お稽古していても新鮮に感じる瞬間だ。本日の下ざらい秋の色種でそれを久し振りに味わうことが出来た。滅多にないことなのでブログに記録しておくことにした。



  



音の絵を描くつもりで弾く

2017-11-20 23:15:16 | 日記
三味線を演奏する時は常に音の絵を描くつもりで弾こう。この心構えが演奏力を発揮するのに大いに役立つ。絵を描くという意識を高めることで音の連続性につながる。それがアートへの入り口になる。
①音は色であると置き換えるだけで様々なヒントが掴める。替手や上調子、タマは色をヒントにすると分かりやすい。
②演奏しようとする曲の主題はなんであるかを常に考える必要がある。主題とは表現しようとする中心的内容である。
③絵であれば色、筆、描き方、構図というとらえ方でヒントが無数に増える。お手本を分析する時もこのヒントは使える。
④絵ならば一にデッサン、ニにデッサンといわれるように、デッサンが重要となる。
⑤常に絵との共通性を考えることで、絵が身近なものになる。
⑥物語なら人物像を把握してタッチを変える。
⑦情景描写ならその変化に応じて描き方を変える。